サイバーエージェントの連結子会社であるCyberOwlが運営するメディア「モノレコ」はこのほど、ホワイトデーとバレンタインデーに関して実施した、意識調査の結果を発表しました。
チョコレートの祭典といっても過言ではないバレンタインデーが終わるとすぐにやってくるのがホワイトデー。好きな人にバレンタインデチョコを渡し、もらったらホワイトデーにお返しをするのが一般的に広まっています。
しかし、実際はホワイトデーやバレンタインデーについてどのように思っているのでしょうか。「モノレコ」では、10~50代の男女1020人を対象にアンケートを実施。ホワイトデーやバレンタインデーの必要性や、プレゼントはサプライズでもらいたいか、相手からもらいたいプレゼントの金額などをどのように考えているのかを調査しました。
「ホワイトデーはなくて良い」と男女約53%が回答
まず、ホワイトデー・バレンタインデーの必要性について意識調査をしたところ、53.24%の男女が「ホワイトデー行事はなくて良い」、50.49%の男女が「バレンタインデー行事はなくて良い」と回答し、意見が分かれる結果になりました。
しかし、男女別に見てみると、「ホワイトデー行事はなくて良い」と回答した男性は約58.46%、女性は約48.61%と、約10%の差があることが分かりました。
一方で、バレンタインデーの必要性については、「なくて良い」と答える女性はホワイトデーの時とほとんど変わらず47.5%でしたが、男性は53.86%で、ホワイトデーよりもバレンタインデーのほうが必要性を感じている人がやや多い結果となりました。
いずれにせよ、男性よりも女性の方がホワイトデー・バレンタインデーの必要性を感じていることが分かりました。
約8割の人が「サプライズは嫌」。ホワイトデーには相手が欲しいものを
続いて、もらう側の立場になった質問で「ホワイトデー・バレンタインデーのプレゼントをサプライズでもらいたいか」と聞いたところ、80.1%の男女が「サプライズは嫌」と回答しました。男女での差は見られず、相手に送る際は相手が欲しい物をプレゼントするのが良いことが分かりました。
しかし、渡す側になった時の質問で「サプライズでプレゼントをあげたいか」という質問に「はい」と回答した人は約30%いる結果になり、「もらう時にはサプライズは嫌だけど、あげる時はサプライズでプレゼントしたい」と思っている人もいることが判明しました。
ホワイトデー・バレンタインデー、もらいたいプレゼント額は男女で3倍の差
最後に、女性はホワイトデーに、男性はバレンタインデーに、交際1年とした時にいくらぐらいのプレゼントが欲しいか調査しました。女性で一番多く回答が得られた金額は3000円台で28.65%に対し、男性の一番多く回答と得られた金額は1,000円台で、31.1%の人が回答し、期待している額は男女で3倍の差が出る結果になりました。
また、半数以上の女性が2,000円台以上のものを欲しいと回答しているものの、男性は半数以上が1000円以下のものが欲しいと回答。「ホワイトデー・バレンタインデーの行事の必要性以上に、プレゼント額については男女で意識の違いが大きく出ました」(CyberOwl)。