C Channelが運営するママ向け動画メディア「mama+(ママタス)」の、ママを調査する「mamatas labo(ママタスラボ)」では、新型コロナウイルス防止に伴う休校措置について実施したアンケートの調査結果を発表しました(アンケート実施:2020年3月1日・2日 子どものいる女性による有効回答数1388人)。
新型コロナウイルス対策による臨時休校、評価の声が多数
まず、「新型コロナウイルス対策による臨時休校を評価しますか」と聞いたところ、「評価する」が21.0% 、「一部不満はあるが評価する」が58.9%、「評価しない」が20.1%となり、評価している人が多いことが分かりました。
具体的な意見としては、「遅いけど、賛成です。」、「流行っている県ならすべきかもですが、流行っていない県ではすべきではないと思います!」、「子どもの安全が一番なので賛成」「急すぎて困る」などがありました 。
子どもが臨時休校と回答した有職女性に「臨時休校にどのように対処する予定ですか」(複数選択可)と聞いたところ、「子どもを預ける」が41%、「仕事を休む」が22.9%、「子どもだけで留守番」が43.8%、「テレワーク」が2.2%、「その他」が17.8%という結果となり、「子どもだけで留守番」が43.8%で最も多い回答となりました。
具体的な意見としては、「小学生の子どもがいるので仕事を休みます」、「学童へ。お弁当が大変」、「学校の開放がある市が羨ましい。小1と小4でお留守番です」、などがありました。
上記質問で、預けると回答した人に「預け先はどこですか」と聞いたところ、「祖父母・親戚」が48.4%、「学童」が37.2%、「学校など今回特別措置の公共の場所」が5.3%、「ママ友・子どもの友人宅」が2.1%、「有償施設」が1.1%、「その他」が4.9%、となりました。
具体的な意見では、「近くの実家に頼む予定」、「学童指導員をしていますが、学校より密室、子どもが密集で危険だと思う」、などがありました。
小学校低学年(1~3年)の子どもがいる有職女性、「仕事を休む」が27.0%
小学校低学年(1~3年)の子どもがいてかつ臨時休校に当たると回答した有職女性に「臨時休校にどのように対処する予定ですか」と尋ねると、「子どもを預ける」が53.0%、「仕事を休む」が27.0%、「子どもだけで留守番」が34.9%、「テレワーク」が2.3%、「その他」が16.8%となりました。
主な意見としては、「小学生の子どもがいるので仕事を休むことを決断しました」「保育所で働いているので、休めません」「密集している学童へ預けます。意味あるのかな」「職場で場所をしてくれたので子どもを同伴出勤します」などがありました。
また、上記質問で、預けると回答した人に「預け先はどこですか」と質問したところ、「祖父母・親戚」と回答した人が44.7%、「学童」が41.6%、「学校など今回特別措置の公共の場所」が6.2%、「ママ友・子ども友人宅」が2.5%、「有償施設」が0%、「その他」が5.0%、と、「祖父母・親戚」と回答した人が最も多くなりました。
さらに、上記質問で子どもだけで留守番と回答した人に「子どもだけで留守番の理由は何ですか」と質問したところ、「預け先がないから」(59.4%)、「子どもだけで大丈夫だから」(31.1%)、「その他」(9.4%)、となりました。
「小1の三つ子を留守番させて仕事にいきます。働かないと生活できないので」、「共働きだし、実家が遠いので頼れない」、「学童はインフル含めて感染しないか心配で仕方ない」、などの意見がありました。
上記質問で子どもだけで留守番と回答した人に、「子どもだけで留守番させるについてどう思っていますか」と質問したところ、「とても不安」(21.7%)、「たぶん大丈夫だが、不安がある」(73.6%)、「心配していない」(4.7%)となり、やはり不安に感じている保護者が多いことが分かりました。
具体的には、「仕事場では全く知らないふりで出てくるのが当たり前。小学3年生の娘1人留守番、心配すぎる」、「家に小学生が4~5人朝から夕方まで集まっている。これってどうなのか」、などの回答がありました。