企業文書を電子化・ペーパーレス化するクラウドサービスpaperlogicを展開するペーパーロジックは、関東在住の30~50代の経営者・役員・会社員110名を対象に実施した「タクシー利用時の経費精算」に関するアンケート調査の結果を発表しました。
仕事でのタクシー利用は「月に1回程度」が約5割
最初に「Q1. 仕事上でのタクシー利用の頻度を教えてください。」(n=110)と質問したところ、「月に一回程度」が48.2%と最多の結果となりました。
経費申請諦めて自己負担したことがある人、55.5%
続けて、「Q2. 仕事上でのタクシー経費にかかわらず、経費申請せずに自己負担として諦めた経験はありますか?」(n=110)と質問したところ、55.5%の人が「ある」と回答しました。
領収書の経費申請方法、「紙に貼り付け、手書き・エクセル」が5割
次に、「Q3. タクシー領収書の経費申請手続きを、どのような方法で行なっていますか?」(n=110)と質問したところ、「領収書を紙に貼り付け、手書き・エクセル等で詳細を書いて手続き」が50.0%、次いで「領収書を紙に貼り付け、経費精算システム等で手続き」が49.1%の順になりました。
経費申請を諦めた理由「面倒」「領収書を紛失」が多数
さらに、Q2で「諦めた経験がある」と回答した方に「Q4. その理由を教えてください。」(n=61)と質問したところ、「経費申請手続きが面倒であったため」が49.2%で最多、次いで「領収書を紛失してしまったため」が45.9%の結果になりました。
経費精算諦め「自己負担100万円以上」も
次に、Q2で「諦めた経験がある」と回答した方に「Q5.今まで累計総額どの程度諦めましたか?概算で構いません。」(n=61)と質問したところ、39.3%の人が「1万円未満」と回答。中には「100万円以上」と回答した人も1.6%いるなど、高額な自己負担をしている人がいることも明らかになりました。
タクシー領収書が電子化されてほしい、79.1%
最後に、「Q6. タクシー領収書が電子化されて欲しいと思いますか?」(n=110)と質問したところ、79.1%の人が「強く思う」「思う」「どちらかといえば思う」と回答しました。
まとめ
今回の調査では、仕事でのタクシー利用時における経費申請についてのリアルな状況が表面化し、経費申請の面倒さや、紛失を理由に諦めて自己負担してしまっている人が多数いることが判明しました。中には100万円を超える高額な自己負担をされている方も見受けられ、「場合によっては企業側の経費精算のありようを再検討すべきかもしれません」(ペーパーロジック)。同社では、「領収書を紙に貼り付けて精算を行うとの回答が非常に多く、面倒さにつながっているのではないでしょうか」と分析しています。