女性の8割近くが「男女平等ではない」と感じていることが判明

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BIGLOBEは、「男女平等に関する意識調査」の調査結果の第1弾を発表しました。これによると、「男女平等ではない」と感じる人が7割強、女性は8割近くになることが分かりました。

同調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施。なお、それぞれの年代カテゴリは200人ずつ、性別カテゴリは100人ずつ抽出しているとのことです。調査日は2019年11月30日~12月2日、調査方法はインターネット調査です。

「男女平等ではない」と感じる人は7割強、女性に限ると8割近くに

20代から60代の男女1,000人に「普段の生活の中で、男女平等ではないと感じることがありますか」と質問したところ、「よくある」(23.1%)、「たまにある」(49.9%)と回答。全体の7割強が男女平等ではないと感じていることがわかりました。

性別で見ると、女性は「よくある」(25%)、「たまにある」(51.4%)と回答。76.4%が男女の不平等を感じていることが分かり、男性の69.6%を上回りました。

職場の男女不平等、男性は「責任の重さ」、女性は「昇級や昇進のしやすさ」が最多

20代から60代の働く466人に「あなたの職場で男女による不平等を感じることを教えてください」と質問したところ、男性は「仕事における責任の重さ」(36.3%)が最多で、続いて「男女による不平等を感じることはない」(31.1%)、「昇級や昇格のしやすさ・機会」(30.8%)となりました。

一方、女性は「昇級や昇進のしやすさ・機会」(47.5%)が最多で、「給与額の設定」(44%)、「仕事における責任の重さ」(27.7%)、「雑用・雑務を割り当てられること」(27.7%)と続きました。「この結果により、職場の不平等の認識には男女でギャップがあることが明らかとなりました」(BIGLOBE)。

「男性の育休取得」賛成は9割弱も「育休取得への抵抗を感じる」男性5割強

20代から60代の働く466人に「あなたは職場の男性社員が育児休暇を取得することをどう思いますか」と質問したところ、「賛成」が33.5%、「やや賛成」が52.4%となり、男性の育休取得に賛意を示す人が全体の9割弱になりました。男性は84.6%、女性は88.7%が賛意を示しています。

ただ、「あなたご自身が育児休暇を取ることに抵抗を感じますか」と質問すると、男性の18.2%が「感じる」、37.2%が「やや感じる」と回答。男性の55.4%は、自分自身が育児休暇を取得することに抵抗を感じていることが明らかとなりました。

また、育児休暇取得に抵抗を感じる238人に「育児休暇取得に抵抗を感じる要因」を質問すると、「職場に気を使うから」が58.8%で最多になり、「会社や顧客に迷惑をかけそうだから」(51.7%)、「収入が減るのは困るから」(31.5%)と続きました。

BIGLOBEでは、「今回の男女平等に関する調査結果を踏まえ、より暮らしやすい社会の実現を目指してまいります」としています。

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