もしかして太った?!<br> 社会人太りを避ける5つの生活習慣

ライフ・マネー

就職活動用に購入したスーツを久しぶりに着たら、「ちょっときつい」と感じたことはないですか。社会人になって生活習慣が変わり、その影響で急激に太ってしまう人、実はけっこう多いんです。気になる「社会人太り」についてまとめました。(Misa)

もしかして太った?社会人太りの原因

久しぶりに会ったOB・OGの先輩が、思いがけないほど太っていてビックリしたことはありませんか? 体育会系でなくても、学生は社会人と比較すると基本的な運動量が多く、一般事務系などデスクワーク中心の仕事に就くと、日常生活における運動量はほぼ確実に減少します。運動量低下のギャップが大きいためか、体育系の学部や部活動などでスポーツに励んでいた人に、急激な太り方をする人が多いようです。以下の社会人太りの原因に心あたりがある方は要注意です。そうでなくとも、年齢とともに代謝は確実に下がりますので、日常生活の中で気をつけるにこしたことはありません。

<社会人太りの主な原因>

  • 運動量は減ったにも関わらず、食事の量や嗜好が変わらない。
  • 仕事の都合で遅い時間帯の食事を摂る機会が増えている。
  • 学生時代と比較して、睡眠時間が短くなっている。
  • 飲食でストレスを解消することがある。

社会人太りを避ける5つの生活習慣

社会人太りを避けるには、摂取するエネルギーと消費するエネルギーのバランスを保つことが大前提になります。運動や食事をきちんと管理することが効果的ですが、ジム通いや自炊が難しい人は、まずは生活習慣を変えるところから始めてみましょう。

①生活のなかで運動量を増やす

徒歩で行ける移動は歩く、階段を使うなど、意識して歩く距離を増やしましょう。

②睡眠の質を上げる

睡眠不足も肥満の原因になることがわかっています。就寝前のスマホチェックを控えるなど、短い時間でも質の良い睡眠をとるよう心がけましょう。

③外食、中食メニューの選び方

一汁三菜、野菜を積極的に摂り、糖質中心にならないよう気をつけましょう。

④「食べ方」を意識する

遅い時間に食べるときは炭水化物を控える、量を少なめにするなど、食べる時間を意識することも大切です。また、食事の最初に野菜を食べる「ベジタブルファースト」など、同じ量を食べても食べ方によって「太りやすさ」が変わってきます。

⑤「食べ過ぎ」につながる習慣をやめる

つい食べ過ぎてしまう人は、食べ過ぎにつながる習慣を持っています。なんとなくコンビニに立ち寄り、目についた食べ物を「ついで買い」や、食べたいと思っていなくてもすすめられると食べてしまう「付き合い食べ」はやめましょう。

早めの対処で社会人太りを解消しよう!

ほとんどの方は社会人太りを避けたいと思われているでしょうが、加齢とともに脂肪を蓄えるのは生物学的にも当然で、行き過ぎた食事制限などは考えものです。しかし、急激な肥満は生活習慣病につながるリスクがあり、健康にもよくありません。

「ウエストがきつくなった」と感じたくらいで対処すれば比較的戻しやすく、生活習慣を見直すだけでも改善できる可能性があります。規則正しい生活と適度な運動で、自分なりのベスト体重を維持できるとよいですね。

原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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