仕事がデキる人はむやみに糖質制限をしない!?<br>"賢い"間食のすすめ

ビジネススキル・マナー

ランチはしっかり食べていたのに、小腹がすいたとか甘いものが欲しいとか思うことはありませんか?デスクの引き出しにアメやチョコレートを常備している方は多いと思います。仕事の合間の間食は、仕事の能率アップにも有効です。(Misa)

糖分は、脳が働くために必要な栄養素

糖質制限によるダイエットが話題になり、最近ではすっかり定着したように思います。糖質制限のダイエットは、糖質を多く含む食品以外はかなり自由に食べられる点が魅力であり、糖質制限向けのメニューを出すレストランなども増えました。その半面、糖質制限を頑張りすぎるあまり、糖質が悪いものであるかのように忌避する方もいます。しかし、糖分を摂取しなければ脳の働きが低下しますし、身体機能に影響が出ることもあります。

たとえば、疲れたときに甘いものが欲しくなるのは、糖分を欲する体からのサインなのです。もちろん、糖分の摂りすぎはよくありませんが、糖質は人間が健康に生きるために必要な栄養分です。特に脳は糖分をエネルギーとして活動するため、効率よく頭脳労働するには適切に糖分を補給することが必要です。

仕事中におすすめのヘルシーおやつ

デスクワークの仕事では、身体はそれほど動かしませんが、脳は活発に動いています。小腹がすいたと感じたり、甘いものが欲しくなったりするのは、エネルギー補給を求める脳からのサインかもしれません。そんなときにちょっとしたおやつを食べると、仕事の能率がアップすることがあります。

仕事中の間食には低カロリーで満腹感を感じられる、ヘルシーおやつがおすすめです。ナッツ、ドライフルーツなどはヘルシーおやつの代表格ですが、できるだけ無糖・無塩を選びましょう。無糖のヨーグルトや、低糖・高カカオのチョコレートもよいです。

ランチを食べそこなって空腹というときには甘いお菓子より、ナッツやおせんべいなど、無糖や塩味系のものがおすすめです。空腹時の糖分摂取は血糖値の急上昇につながるため、ダイエット的にも要注意です。

しっかり咀嚼する食べ物は、眠気覚ましにも効果があります。個人的には、ガムより堅焼きせんべいが目覚ましには効果的だと感じますが、いかがでしょうか。

休憩が仕事の能率アップに

仕事中、座り続けていてもエネルギーは消費されています。適度に補給しなれば頑張り続けることはできません。将棋の対局中に甘いものを食べる棋士がいますが、あれは脳をフル回転させるために積極的に糖分補給しているのです。

太ることを気にする方もいらっしゃると思いますが、よくないのは大量に食べることです。おやつを食べるのは1日1回、自分の手のひら1杯程度を目安にするとよいでしょう。もちろん、病気などで食事制限をしている方はこれにはあてはまりません。

さらにおすすめしたいのは、仕事をしながらおやつをつまむだけでなく、パソコンの前を離れて歩いたり、同僚とおしゃべりしたりしてリフレッシュすることです。

適度な間食や息抜きは、心と身体のエネルギー補給のために必要なものなのです。

プロフィール

Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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