BIGLOBEは、「お金に関する意識調査」の第2弾の結果を発表しました。これによると、全国の20代~60代の男女に「世間と比べて経済的にどのように感じるか」と質問したところ、全体の7割弱が経済的に豊かではないと感じていることがわかりました。
同調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施。なお、それぞれの年代カテゴリは200人ずつ、性別カテゴリは100人ずつ抽出しています。調査日は2019年9月4日~9月9日、調査方法はインターネット調査となっています。
「経済的に子供を持つ余裕がない」7割、30代で6割強、20代は8割弱
20代から40代の男女600人に「現在、経済的に子供を持つ余裕がないと感じるか」と質問したところ、「感じる」と回答した人が42.3%、「やや感じる」と回答した人が28.3%という結果になりました。全体の7割が経済的に子供を持つ余裕がないと感じていることがわかりました。年代別では、30代は「感じる」(32%)、「やや感じる」(32.5%)で計64.5%が、20代は「感じる」(49.5%)、「やや感じる」(26.5%)で計76%が、経済的に子供を持つ余裕がないと感じています。
(現在、経済的に子供を持つ余裕がないと感じるか)
適切な預貯金「できていない」7割強、お金をためる自信「ない」7割弱
また、20代から60代の男女1,000人に「現在、適切な預貯金ができていると思うか」と質問したところ、「思う」(5.4%)、「どちらかというと思う」(22.5%)、「どちらかというと思わない」(38.5%)、「思わない」(33.6%)となり、適切な預貯金ができていないと考える人が7割を超えることがわかりました。また、年代別で見ると、60代は、他年代よりは、預貯金ができていると回答しています。
(現在、適切な預貯金ができていると思うか)
さらに、「お金をためる自信があるか」を質問したところ、「ある」(6.6%)、「ややある」(25.8%)、「あまりない」(45%)、「ない」(22.6%)となり、全体の7割弱がお金をためる自信がないことが明らかとなりました。
(お金をためる自信があるか)
経済的に豊かではないと感じる時は「欲しいものを買う時に躊躇」6割強
20代から60代の男女1,000人に「世間と比べて経済的にどのように感じるか」を質問したところ、「経済的に豊かだと思う」(3.0%)、「どちらかというと、経済的に豊かだと思う」(30.4%)、「どちらかというと、経済的に豊かではないと思う」(40%)、「経済的に豊かではないと思う」(26.6%)と回答。全体の7割弱が経済的に豊かではないと感じていることがわかりました。
(あなたは世間と比べ、経済的にどのように思うか)
また、20代から60代の男女で、経済的に豊かではないと感じている666人に「経済的に豊かではないと感じるのはどのような時か」を質問したところ、「欲しいものを買うのに躊躇する時」(62%)が最多。「預貯金の残高を見た時」(55.6%)、「質よりもまず価格が気になる時」(41.1%)、「年金に強い不安を感じる時」(40.2%)と続いた。
(経済的に豊かではないと感じるのはどのような時か)
※同調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。