週休三日制「賛成」8割、賛成理由が衝撃<br>ー20代男性の3割「頑張って働いても日本の経済成長は望めない」

週休三日制「賛成」8割、賛成理由が衝撃<br>ー20代男性の3割「頑張って働いても日本の経済成長は望めない」

BIGLOBEは、「働き方に関する意識調査2019」の調査結果の第3弾を発表しました。これによると、「週休三日制についてどう思うか」を質問したところ、「賛成」(45.5%)、「やや賛成」(34.5%)、「やや反対」(13.9%)、「反対」(6.1%)となり、週休三日制に賛意を示している人が大多数の8割となりました。

同調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~50代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施しました。それぞれの年代カテゴリは250人ずつ、性別カテゴリは125人ずつ抽出。調査日は2019年7月23日~7月25日、調査方法はインターネット調査です。

「働き方改革は成功している」3割、効果があったものは「休暇取得の増加」3割

まず、「現時点で働き方改革が成功していると思うか」を質問したところ、「成功していると思う」(3.4%)、「どちらかというと成功していると思う」(27.6%)、「どちらかというと成功していないと思う」(36.4%)、「成功していないと思う」(32.6%)となり、働き方改革が成功していると考える人は3割となりました。また、「働き方改革で効果があったもの」を質問すると、「休暇取得の増加」が33.1%で上位になりました。

今後、働き方改革で推進してほしい「休暇取得の増加」3割、「週休三日制」2割強

「今後、働き方改革として進めて欲しいもの」を質問したところ、「休暇取得の増加」(29.9%)、「週休三日制の推進」(23%)、「夏季休暇等の長期化」(19.5%)、「労働時間の削減」(18%)が上位となりました。中でも、30代女性は今後の働き方改革に求めるものが大きく、「男女平等の推進」(16.8%)、「テレワークの推進」(18.4%)など、他年代と比較して高い割合となりました。

週休三日制の導入「賛成」が8割、追加したい休暇曜日「水曜」が5割強

「週休三日制についてどう思うか」を質問したところ、「賛成」(45.5%)、「やや賛成」(34.5%)、「やや反対」(13.9%)、「反対」(6.1%)となり、週休三日制に賛意を示している人が大多数の8割となりました。

週休三日制に賛意を示した20代~50代の男女800人に「賛成の理由」を質問したところ、「毎日の仕事で疲れるのでゆっくり休みたいから」が40.4%で最多。「趣味を充実させたいから」(39.3%)、「家族と過ごす時間を増やしたいから」(33.1%)と続きました。

20代男性に限ると、「趣味を充実させたいから」が54.4%で1位になりました。「日本人は働き過ぎだと思うから」(38.8%)、「週4日勤務の方が能率が上がると思うから」(36.9%)、「頑張って働いても日本の経済成長は望めないから」(29.1%)など、仕事に対する諦念を感じさせる結果となったのも特徴です。

また、「週休三日制になった場合、土曜、日曜に加えて休みたい曜日」を質問すると、「水曜日」が51.7%と、他を引き離して1位になりました。続いて「月曜日」(23.5%)、「金曜日」(20.5%)となりました。性別で見ると、女性は水曜日を希望し、男性は月曜日または金曜日に連休にしたいという願望が浮かび上がりました。

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