あなたも差し入れ上手に! <br>女性にも喜ばれるスイーツ選びのコツ

ライフ・マネー

大きな仕事の節目や、疲れがたまってくる繁忙期の終わり頃など、差し入れのおやつで職場全体のテンションがあがったり、疲れが癒されたりします。差し入れ選びが難しいと考える方に、喜ばれるスイーツ選びのコツをご紹介します。(Misa)

女性に甘いもの好きが多い理由

最近ではスイーツ男子という言葉も定着し、男性のスイーツ好きも市民権を得ていますが、一般的には男性よりは、女性に甘いものを好む人が多いです。女性は、エンドルフィンに対する反応が男性よりも強く、そのため甘味を美味しいと感じやすいのだといわれています。また、女性の身体は出産や授乳といった大量のエネルギーを消費する活動が想定されています。出産や授乳の際に、高カロリーでエネルギーに変換されやすい糖質を摂取しやすいよう、甘味を美味しく感じる味覚が備わっているという説もあります。女性が甘いもの好きなのは本能的な反応ということになります。実際、それほど好きではなかった人が妊娠中に甘いものが大好きになったという話はよく聞きます。また、月経期間中は特に甘いものが欲しくなるという人もいるようです。

喜ばれる差し入れやお土産のポイント

差し入れやお土産選びが苦手という方もいらっしゃるでしょう。定番はスイーツですが、冷菓やおせんべい、果物などももちろん喜ばれます。しかし、職場への差し入れやお土産は、仕事の合間に食べることが前提になります。特に繁忙期の差し入れは、人数分に切り分けたり、洗い物を出したりする手間をかけず、手軽に楽しめることが鉄則です。

そして、女性は食べる前に目で楽しみ、食べながら話題として楽しみます。味と同じくらい、ビジュアルの美しさや話題の商品が喜ばれます。某テーマパークのお土産の缶が、モノ入れとして活躍するのは、会社あるあるですが、お土産にはそういう楽しみ方もあるということですね。

<差し入れ・お土産選びのポイント>

  • ビジュアル(彩り、包装)が美しいもの、ユニークなもの
  • 話題になっているお店、定番のお店
  • 食べるときに手が汚れない
  • 個別包装などで分けやすい
  • 日持ちがする(最低でも3日以上)

差し入れを職場や取引先との潤滑油に

昔、真夏にアイスキャンディー持参で訪ねてくる営業マンがいました。コンビニで買える安価な品でしたが、必ず職場全員にいきわたる数を差し入れてくれました。大汗をかきながら「僕が食べたかったから」と持参したアイスキャンディーを食べる彼は、まるで職場の一員のようにうちとけていました。

気の利いた差し入れはその人自身の好印象につながり、単に品物として渡すだけでなく、コミュニケーションや親近感を生み出すきっかけとなるのが理想です。差し入れを選ぶ基準は、渡す相手との距離感や信頼関係が基本になります。むやみに高価な品を選ぶよりも、相手の喜ぶ顔が思い浮かぶような品、楽しい話題がふくらみそうな品を選ぶことが最大のコツだと思います。

原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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