運動会支援サイト「運動会.com」を運営するイベント制作会社のセレスポは、企業運動会の担当者を対象とした「企業運動会の効果に関する調査」を実施しました。調査の結果、運動会は社内のコミュニケーション環境の改善に大きな効果を見せることが分かりました。また、運動会を通じて半数以上の企業が一体感が高まり、他部署との仕事がしやすくなったと感じていることが明らかとなりました。
運動会の開催目的とは!?「コミュニケーションの促進」「一体感・団結力の醸成」
最初に、「運動会を開催する目的は何ですか?」と聞くと、運動会を開催するにあたり半数以上の回答者が「コミュニケーションの促進(96%)」や「一体感・団結力の醸成(77%)」を目的としていることが分かりました。「福利厚生の充実」や「健康づくり」などを目的としている企業も一定数みられ、運動会はレクリエーションとして、また健康経営の一環として開催されている傾向とも言えます。結果的に、開催目的としてチームワーク改善などの理由が上位につけ、多くの企業が社内コミュニケーションの促進や一体感・団結力などインターナルコミュニケーションの課題解決に向けて運動会を活用しようという意図が明らかとなりました。
全5項目で9割以上の主催者が「達成感アリ」!
次に、「運動会の開催による目的の達成度合いを教えてください。」と質問したところ、運動会の実施により、全ての項目において、9割以上の主催者が目的を達成できたと感じられている結果となりました。また、運動会は複数の目的を同時に達成できるという、汎用性の高さもうかがえます。
運動会後の変化「一体感が高まり、他部署との仕事がしやすくなった」の声が多数!
最後に、「運動会を通じて心境に変化はありましたか?」と聞きました。すると、開催後の社内の変化について半数以上が一体感が高まり、「一体感が高まった(70.8%)」「他部門との仕事がやりやすくなった(56.3%)」等、チームワーク改善の具体的な効果を感じる回答が多く見られました。また、職場の活気、上司部下間の話しやすさも醸成されたと感じている回答も3割程度あり、運動会当日のコミュニケーションだけでなく開催後もその効果が長く続くことがうかがえます。運動会という多くの方が親しんだ競技であること、団体競技が中心であり、個人の体力差などをカバーし合える環境であることなどから、日常のコミュニケーション環境につながっていくことが考えられます。
セレスポでは、「目的達成の確率が高い手法として運動会が選ばれていることが、根強い人気ではないか」としています。なお、瞬間的な一体感や団結力に終わらず、同社では、「運動会開催後も社内の風通しや活気など、プラスの影響を維持していることも伺え、効果持続の長さも運動会の特長と考えられる」と分析しています。