キャッシュレス決済とポイントカード、<br>やはり現金には敵わない?!

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凸版印刷のグループ会社であるONE COMPATH(以下 ワン・コンパス)が運営する国内最大の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、Shufoo!を利用する全国の既婚女性6,940名の消費者を対象に、キャッシュレス決済とポイントカードに関する意識調査を実施しました。

近年、「PayPay」や「オリガミペイ」に代表されるコード型キャッシュレス決済の注目度が高まり、「キャッシュレス決済」の選択肢が広がると共に、そのシェアを高めようと政府が様々な施策を打ち出すなど、何かと耳にすることが増えています。「ポイントカード(アプリ)」と共に、上手く使いこなすことでよりお得に買い物ができるという利用メリットもあります。

1年以内でキャッシュレス決済「増えた」「やや増えた」合わせて56%!!

「最近1年で、以前に比べてキャッシュレス決済が増えたと感じますか?」という質問に対して、「増えた」「やや増えた」と回答した割合が56%となりました。キャッシュレス決済の選択肢が広がる社会を背景に、主婦の間でも利用者数が伸びていることが分かります。

キャッシュレス決済のNO.1「クレジットカード 」その他は地域差が顕著に表れる

次に、「以下の選択肢について、利用頻度を教えてください。」と聞くと、クレジットカード、Suicaなどの交通系ICカード、WAONなどの流通系電子マネー、Quickペイなどの後払い式電子マネー、LINEペイなどのコード式、デビットカード、仮想通貨のうち、キャッシュレス決済の利用頻度では、クレジットカードを1か月に1回以上使う割合が71.4%と、強さを見せつける結果となりました。続いて流通系電子マネーの53%、交通系ICカードの31.7%と続きました。利用頻度は他と比べて高い傾向がありますが、クレジットカードを「全く利用しない」が13.6%だったのに対し、流通系電子マネーでは31.9%、交通系ICカードでは41.3%が「全く利用しない」となり、大きな開きがあることが分かります。「それぞれ対象の流通店舗や鉄道会社など使用範囲があることから、地域によって大きく利用傾向が異なるのは当然のことでしょう」(ワン・コンパス)

コード式決済の利用率アップの鍵「サービス理解とセキュリティ!」

また、「コード式キャッシュレス決済を利用しない理由にあてはまるものを、最大3つまで選択してください。」と質問したところ、近年各メディアが取り上げている話題のコード式キャッシュレス決済ですが、※利用したことがある割合が14%と、まだまだシェアは伸びていないことが明らかとなりました。コード式決済を利用しない理由として、「サービス自体がよく分からないから」が58.2%、「セキュリティ面が心配だから」が39.6%となっています。
※(「全く利用しない」以外を選択した割合)

ダントツで主婦は現金派!11シーン中8シーンで、「現金>キャッシュ決済」

さらに、「以下の場所での支払いについて、あてはまるものを選択してください。」と質問しました。各シーンにおいて、11シーン中8シーンで現金派が圧倒的に多いことが分かりました。キャッシュレス決済が上回った3シーンは、通販サイト、家電量販店、宿泊施設でした。同社では、「通販サイトでキャッシュレス決済の利用者が多いのは納得の結果ですが、現金派が22.2%と一定数いることは無視できない」としています。

また、「ポイントカードを使えるかどうかで、買い物する場所を決めることがありますか?」と質問した結果、やはり買い物場所を決める判断材料として、ポイントカードの存在は大きいようです。実に79.6%もの人、全体のおよそ8割がポイントカードを使えるかどうかで買い物場所を決めると回答しました。

ポイントを集めるのが好きな主婦94.9%、アプリよりカードで貯めたい派が多め

最後に、「ポイントを集めるのは好きですか?」と聞きました。94.9%が「好き」と回答しています。またポイントを貯める方法として、「カード派かアプリ派かどちらですか?」と聞いたところ、意外にもカード派が66%とアプリ派34%の約2倍という結果になりました。

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