システム開発、インターネット広告などを手がけるSAKURUG(以下 サクラグ)は、高校生・大学生※大学院生(15歳~24歳)の480人を対象とした、「システムエンジニア・プログラマーに対するイメージ」についてアンケートを実施しました。調査の結果、システムエンジニア・プログラマーに「興味がある」という回答が全体の半数以上いる、ということが分かりました。
(※各種数値については小数点第一位を四捨五入しているため100%にはならない場合もあります)
(※集計結果は高校生・大学生(男女問わず)を含む合計です)
高校生・大学生※大学院生(15歳~24歳)の7割以上がSE・プログラマーは「収入が高いイメージ」
まず、「自分が将来就く職業の一つとして、システムエンジニア・プログラマーに興味はありますか?」と質問したところ、「興味がある」、「少し興味がある」を合計すると、「興味を持っている人」が全体の55.5%を占めました。高校生・大学生の間で、将来の選択肢として考えている人が多いという結果になっています。一方、「興味がない」という回答も44.6%と半数弱ありました。
次に、システムエンジニア・プログラマーは収入が高いイメージがあるかどうか聞きました。収入面において、「高いイメージ」を持っている方が全体の7割以上の72.5%と、多数いるという結果になりました。専門職だけあり、技術を学び習得しただけ収入が増えるイメージがあることが想定されます。逆に、「収入が高いイメージがない」回答は11.3%、「わからない」は16.3%と少数意見でした。
また、「システムエンジニア・プログラマーは労働時間が長いイメージがありますか?」と質問した結果、やはり"パソコンを使用した専門職"というだけあり、長時間パソコンに向かって作業をする印象が根強くあるせいか、「残業が多い」「激務なのではないか」というマイナスなイメージが払拭しきれていないことが浮き彫りとなりました。結果として、「労働時間が長いイメージがある」との回答は、全体で7割弱、68.7%を占めました。
さらに、「家族にシステムエンジニア・プログラマーはいますか?」という質問に対して、「両親にいる」「親族にいる」と回答した人は合わせて13.7%で、全体の約1割ほどに留まりました。一方、「いない」は86.3%で、まだまだ少数であるという結果となりました。
「今後、IT・web業界は市場が大きくなると思いますか?」と質問すると、「非常に思う」「少し思う」とで、全体で8割以上、84.2%でした。IT・Web業界に期待を持っている意見が多いことが分かります。さらに、「非常に思う」が5割以上を占めており、流行に敏感な高校生・大学生も市場を理解していていることが読み取れます。
次世代を担う若者には将来の選択肢・システムエンジニア・プログラマー
近年、小中学生がなりたい職業にスポーツ選手を抑え「システムエンジニア・プログラマー」が上位になるケースも多々あります。IT技術は現代社会になくてはならないものになり、IT業界で働く人の社会的な地位も徐々に上がってきています。未だ、「システムエンジニア・プログラマーとはどんな仕事か?」と分からない人も中にはいますが、「IT業界の不透明な部分を明確にしていく事こそ、今後の課題だと考えます」(サクラグ)。
最も重要な課題!「IT・WEB業界にどうすればもっと興味を持ってもらえるか」
同社では、「対象となった方々が就職活動をする時期になった際、採用にあたり今後どうしたらもっとIT・Web業界に興味をもってもらえるか」、が最も重要な課題だと分析しています。同社では、「働きやすい仕事として、"システムエンジニア・プログラマーのマイナスなイメージ"を払拭できる会社づくり、そして社会づくりに貢献していきます」としています。