キュラーズは、2019年1月25日~27日の3日間、全国20~60代の男女885名を対象に実施した引越しに関するアンケート調査の結果を発表しました。
昨年2月~4月頃にかけて、引っ越さなければならないのに、引越しする事が出来ない状況に陥ってしまった「引越し難民」と呼ばれる人々が続出しました。今年も本格的な引越しシーズンを迎えるにあたり、「引越しを検討中の方々へ広く参考となるよう調査結果を公開致しました」(キュラーズ)。
まず、「引越ししなければいけないのに、引越し業者が手配出来ず、予定通り引越しが出来なかった経験はありますか?」との質問では、10人に1人の割合で、引越し業者が手配出来なかった為に予定通り引越しが出来なかった経験がある事が判明しました。「引越し時の苦い経験をお持ちの方は少なくないようです」(同社)。
※以下は、上記質問に対して「ある」と答えた人が対象となります。
また、「当初予定していた引越し時期はいつ頃ですか?」との質問には、3月下旬が最多の約30%を占めるという結果となりました。キュラーズでは、「この時期に引越しを検討している方は、早めに引越し業者を押さえる、比較的空いている平日を検討するなどの対策も効果的と言えそうです」としています。
「当初予定していた日程よりも、引越しが遅れた日数は何日ですか?」との質問には、実際に引越しが遅れた期間としては、2週間以内が40%以上と最も多く、中には1か月以上という回答者も7%を占めるなど、予想外の長期戦となるケースもありました。「そのような場合、空白期間の荷物の保管場所などに頭を悩ませる方も少なくないようです」(キュラーズ)。
そこで、「引越し業者が手配できず、予定通り引越し出来なかった時、利用したサービスは何ですか?」と質問したところ、予定通り引越し出来なかった人が利用したサービスとして、最も多かったのが"トランクルーム"で、4人に1人が利用しているという結果となりました。
「引越し業者が手配出来ないなど、想定外の緊急時にも即日利用する事が出来る点や、空調・セキュリティの完備された施設が増えている事などを理由に、トランクルームを利用される人が増えているようです」(キュラーズ)。同社によれば、「近年都心部を中心に出店が増加し、トランクルームサービスの認知が進んだ事で、引越し時をはじめ、様々なシーンで活用する方が増加傾向にある」とのことです。