河出書房新社は、菅原圭氏執筆の『ふつうの人がお金持ちになるたった1つの方法』を発売しました。
12万部を突破したベストセラー『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』から1年、菅原圭氏の元には「お金持ちの行動と思考と、お金に苦労する人の行動と思考とは、どう違うのか?」という声がたくさん寄せられたそうです。そこで、両者について改めて考えてみたところ、お金持ちには共通する「行動」や「思考」がまだまだあることに気づいたといいます。
生きていくとは、選択の連続です。お金持ちになる人は、いつもみごとなまでに「お金持ちになる方向」を選んでいるそうです。まわりの意見や世間一般の声には左右されず、自分自身の中にある「モノサシ」を基準に、どんなときもしっかり選んで行動しているといいます。
それこそ、コンビニでコーヒーを買うかどうかという小さなことから、どこに住むか、会社を辞めるかどうかという大きなことまで、その「モノサシ」で判断し、未来を切り開いていっているのです。
『ふつうの人がお金持ちになるたった1つの方法』では、菅原圭氏が接してきたお金持ちをメインにリサーチし、さまざまなシーンでどのように選択し、行動してきたかという実践例を集められるだけ集めて分析しています。
- ・人と会う約束をしたら → 目的地に30分以上早く着く
- ・欲しい物が高価なとき → 思いきって買い、それにふさわしい自分になる
- ・面白そうな人・場所が話題になったとき→スケジュールを変更してでもすぐに「会う」
- ・ライフスタイルを夜型にするか、朝型にするか → 超・朝型に変える
- ・窮地に立たされたとき →「つらい」ではく「ありがたい」と考える
お金持ちになりたくない人はいないでしょう。ですので「お金持ちになる!」とまずは決めて、あとは「お金持ちのモノサシ」を一つでも、二つでも参考にして、まずは一歩を踏みだすことが大切だといいます。
なお、現代のお金持ちランキングを見ると、ジェフ・ベゾス氏やマーク・ザッカーバーグ氏、孫正義氏など、親の遺産を継いだ人ではなく一代で成功した人が目立ちます。彼らもまた、最初はお金持ちではなく「ふつうの人」だったのです。
- 【目次より】
- 第1章 ふつうの人がお金持ちになる道は1つしかない
- 第2章 「時間」という資源をとことん使いつくす
- 第3章 「お金の本質」を理解しなければ成功はおぼつかない
- 第4章 「仕事」のしかたを変えるだけで結果は180度変わる
- 第5章 どんどん物事を好転させていく「自分磨き」の極意