社会人3年目の&#34;仕事のモチベーション&#34;、<br>女性は&#34;上司からの声がけ&#34;で上昇する傾向

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東京未来大学は、転職経験の無い社会人3年目の男女300名を対象に実施した「仕事のモチベーション」に関する調査の結果を発表した。調査の結果、月ごとにモチベーションが変化することが明らかになり、男女ともに、1月と4月をピークに低下していく傾向があることが分かりました。

1月は年が変わり、4月は年度が変わることで、高いモチベーションへとつながる

「1年におけるあなたの仕事へのモチベーションの変化に、5点をモチベーションの正常値とした際、あなたの1月から12月までの毎年のモチベーション(やる気)度合をお答えください」と質問したところ、1年の中でモチベーションが高くなるのは、1月と4月(ともに5.1点)でした。

回答理由をみると、1月は年が変わり、4月は年度が変わることで、高いモチベーションへとつながっていることが分かりました。また、4月からは毎月緩やかにモチベーションが下降しており、高くなったモチベーションが維持できていないことを示唆する結果となりました。

1月のモチベーション度合いの理由 (n=300,複数回答可)

4月のモチベーション度合いの理由 (n=300,複数回答可)

仕事に対するモチベーションがあがる上司の行動、「仕事ぶりを評価する」が最多

「あなたは仕事におけるモチベーションは上司の資質に左右されると考えますか?」との質問には、「非常にそう思う」、「そう思う」への回答が、8割を超える結果となりました。

そこで、「あなたの仕事に対するモチベーションは、上司のどのような行動によって向上しますか?」と質問したところ、男女ともに最も多い回答となったのが「仕事ぶりを評価する」ことでした。男性で59.1%、女性では60.2%と高い数値となっています。逆に、男女ともに最も低い回答となったのが、「責任のある仕事を任せる」ことでした。

また、上司からの声掛けに対してモチベーションが上がる傾向があり、「労(ねぎら)いの言葉をかける」や「意見に耳を傾ける」も上位に並んでいます。特に女性はその傾向が強く、男性以上に上司からの声掛けを望んでいることが分かります。

この結果から、男女ともに責任のある仕事を任せるよりも、言葉に出して評価するなどコミュニケーションを密にはかる方が、モチベーションの向上に好影響を及ぼす可能性が高いことを示唆する結果となりました。

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