会社の忘年会は必要か!?<br>「アルハラ」の起こる場所の8割が「会社の飲み会」

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ゼネラルリサーチは、全国の20~60代男女1,309名を対象に実施した「アルコールハラスメントに関する意識調査」の結果を発表しました。どのような場でアルハラが行われるのかについて聞いたところ、「会社での飲み会」が圧倒的に多い結果となりました。

ハラスメントは様々な現場で起き、それぞれで定義づけられているため、何をもってしてハラスメントに当たるかということは難しいですが、広義の意味では「人を困らせること、いやがらせ」とされています。

そのため、人によってアルハラの定義は変わりますが、今回は「アルハラとはどのようなことだと思いますか?」というアンケートを取ったところ、「お酒の強要」が9割近くを占める結果となりました。

また、アルハラを受けた経験がある人と、したことがある人の割合について聞いたところ、アルハラを受けたことがある人は18.1%、お酒の強要を受けた人(21.6%)もアルハラに含めると、約4割近くの人がアルハラを受けたことがあるという結果となりました。

一方、アルハラをした自覚のある人は10.8%と、30%近くの乖離があることが判明しました。

このことから、「アルハラをする側は無自覚の内にハラスメント行為に及んでいることが伺えます」(ゼネラルリサーチ)。

どのような場でアルハラが行われるのかについて聞いたところ、「会社での飲み会」(80.2%)が圧倒的に多い結果となりました。「その他の回答と比較してみると、会社という立場のはっきりとした場でアルコールを飲むことを勧めた場合、本来あまりアルコールに強くなくても断りにくい状況が生まれてしまいます。そのため、会社での飲み会でアルハラが多くなると推測されます」(ゼネラルリサーチ)。

アルハラに至る背景としては「酔った勢いでのこと」が7割近くを占めて最も多く、アルコールによって普段よりも気が大きくなってしまうことから勢いに任せてハラスメントに発展してしまうケースがあります。

アルハラを受けた際、断れるかについては、アルハラを受けた際に、はっきりと断れないという人が半数以上おり、理由としては「上司や先輩からの強要は断れない」、「空気が読めないなど自分の立場を気にして」、「周囲も飲むため断れない」などの回答がありました。

ゼネラルリサーチでは、「様々な立場や、空気を読むこと、気遣いなど、社会に出たら身に着けておかなければならないことは多々ありますが、それがお酒の席でも適用されてしまうことでアルハラに発展してしまうのではないでしょうか」としています。

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