ヒューマンホールディングスの事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティングは、2018年10月末時点のグローバル転職求人倍率をまとめました。
グローバル転職求人倍率とは、2カ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ求職者の需給バランスを算出したもの(転職求人倍率=求人数÷求職者数)です。
業種別の求人倍率、TOP3は「電気・ガス・熱供給・水道業」、「農林水産・鉱業」、「製造業」
2018年10月のグローバル転職求人倍率は前月より-0.04ポイント低い1.80倍になった一方、前年同月の1.55倍と比べると0.25ポイント上昇しました。求人倍率が前年同月を上回るのは昨年10月から13カ月連続のことで、「今後も売り手市場が継続する見込み」(ダイジョブ・グローバルリクルーティング)であり、語学力はやはり武器になることが判明しています。
グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、TOP3は「電気・ガス・熱供給・水道業」、「農林水産・鉱業」、「製造業」となりました。
求人数は前月と比べて、「製造業」、「金融業,保険業」「医療,福祉」の3業種で増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「製造業」、「金融業,保険業」、「運輸業,郵便業」、「医療,福祉」、「サービス業」の5業種で増加しました。
職種別の求人倍率、TOP3は「電機(電気/電子/半導体)技術系」、「総務/人事/法務」、「財務/会計」
グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、TOP3は「電機(電気/電子/半導体)技術系」、「総務/人事/法務」、「財務/会計」となりました。
求人数は前月と比べて、「電機(電気/電子/半導体)」、「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品」、「財務/会計」、「総務/人事/法務」、「事務系」、「カスタマーサービス」、「流通・小売/消費財/ファッション」、「医療/福祉/介護」、「クリエイティブ(広告/出版/放送/映像関連/その他)」の9職種で増加しました。
また求職者数は前月と比べて、「エグゼクティブ/経営」、「IT技術系」、「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品」、「総務/人事/法務」、「マーケティング/PR」、「カスタマーサービス」、「営業」、「流通・小売/消費財/ファッション」、「医療/福祉/介護」、「金融/銀行/証券/保険関連」、「資産/不動産資産/不動産」、「クリエイティブ(インターネット関連)」、「クリエイティブ(広告/出版/放送/映像関連/その他)」、「官公庁/団体/その他職種」の14職種で増加しました。