ポイントカード、ついつい増えてしまってお財布がパンパン。それどころか、キャッシュレス化が進んでお財布を持たなくていいにもかかわらず、ポイントカードのためにお財布を持って歩くなんてことになってしまうかも!
それに、それほど使わないカードも実はたくさん持っていたりしませんか??風水では、お財布が使わないカードなどでパンパンになっていると、お金が入るスペースがなくなって、お金が入ってこなくなるといわれています。そう、ポイントカードにも断捨離が必要です!でもポイントは貯めたい...そんなあなたにおすすめなのが、スマホアプリです。
スマホアプリだと何が違うの?
スマホにアプリをダウンロードしておけば、もうアナログなポイントカードを持ち歩かずとも、スマホさえあればポイントを貯めることが出来ます。さらにスマホアプリの中には、ポイントが無料でゲットできるチャンスのある簡単なゲームや、キャンペーンを紹介してくれるなど様々なサービスがあり、カードよりお得です。
どんなポイントカードがスマホアプリで利用できるの?
ここで気になるのが、どんなポイントカードがスマホアプリとして利用できるかですよね。現在、様々なお店がアプリを提供しており、これからもどんどん増えていくと考えられます。今回は代表的なスマホアプリを、
・いろいろな提携店でポイントがつく「総合系」
・専門店でポイントといったらやはりコレ「家電量販店系」
・家電以外のお店でもポイントはある「その他店舗系」
の3つに分けて紹介していきます。自分が使っているポイントカードがスマホアプリとして利用できるかどうかは簡単に検索できるので、もし自分の持っているポイントカードがここになかったら検索して確認してみましょう。
・総合系でおさえるのはこれ!
総合系で挙げられるのは、Tポイントアプリ、ポンタカード(公式)アプリ、楽天ポイントカードアプリ、dポイントクラブアプリです。
Tポイントアプリで貯められるポイントはTポイント。提携している店舗が多いのでスマホ一台でポイントが貯められるのは便利です。また、アプリ限定の簡単なゲームでポイントがゲットできたり、プッシュ通知をオンにして位置情報を許可すると近くのお店のお得な情報が受け取れたりするのでアプリの方がカードよりお得です。
ただし、Tポイントカードは、元々は端末にカードを通して読み取らせ、ポイントを貯める方式でした。それがアプリではバーコード読み取り式に変更になっています。先日こんなことがありました。
新宿西口のロッテリアで「Tポイントカードお持ちですか?」と聞かれたため、「アプリなら」と答えたところ、「カードしか対応していません」といわれ、ガッカリ。
そう、2018年11月現在、まだアプリに対応していない提携店舗があるのです。そういうお店ではカードが必須となります。早く全店舗アプリ対応にしてほしいものです。
ポンタカード(公式)アプリは、ポイントが貯められるだけでなく、提携社のクーポンが利用できたり、アプリ内で設定すれば、台湾・インドネシア・マレーシアでもポンタポイントを貯めたり利用できたりします。
こちらは元々のカードがバーコード読み取り式でしたので、全店舗でアプリでポイントを貯められます。
また、2018年10月末から、LINEウォレットのマイカードにデジタルPontaカードを登録し、表示できるようになったので、LINEを使っている人はアプリをダウンロードする必要すらありません。
楽天ポイントカードアプリは、ただ買い物時にポイントを貯めるだけでなく、お買物レビューを投稿するとポイントが貰えるサービスがあります。他にも、近くのお店が地図ですぐわかる、キャンペーンもすぐ確認できるというメリットがあります。楽天市場アプリを入れていれば、そこから楽天ポイントに飛ぶことができ、ポイントを貯めることも、キャンペーンを見ることも可能ですが、実は楽天PointClubアプリ(楽天ポイント管理アプリ~楽天PointClub~)で使うと、起動で毎日ポイントが貯まるので、そちらの方がよりお得です。
dポイントクラブアプリは、お得なキャンペーンやいろいろな街で使えるクーポンが利用できます。また、毎週キーワードを入力してあみだくじを引いて、当たりが出るとポイントが貰えるサービスがあるので、お得にポイントを貯めることができます。ドコモユーザーでなくとも、無料で入会可能です。尚、Tポイント同様に、端末にカードを通して読み取らせ、ポイントを貯める方式からアプリではバーコード読み取り式に変更になっているため、2018年11月現在、提携店舗の一部ではアプリの使用ができません。
・家電量販店系
家電量販店系には、ゴールドポイントカードアプリ、ビックカメラ公式アプリ、ヤマダ電機ケイタイde安心、ノジマアプリがあります。特に家電量販店系のものはポイントの還元率も、一度に支払う額も高いことが多いので、使う可能性があるお店のアプリは入手しておいても損はないでしょう。
まず、ゴールドポイントカードアプリはヨドバシカメラでゴールドポイントを貯めることができ、利用できます。また、アプリでゴールドポイントをヨドバシカメラのレストラン・専門店フロアの対象加盟店で利用可能なクーポンに交換したり、ポイントのご利用履歴・残高・有効期限を確認したりすることができ、従来のプラスチックカードよりはるかに便利。有効期限切れで何度かポイントを失効している身としては、すぐにアプリで期限を確認できるのが一番助かります。
ビックカメラ公式アプリは、アプリを使うことで、そのままコジマやソフマップ各店で利用できるようになりました。また、店舗での買い物であれば、アプリ使用で全国全品送料無料の特典がつくのは大きな魅力。
ヤマダ電機ケイタイde安心はポイントをANAのマイルと交換ができたり、電子書籍が購入できたりと幅広いのが魅力。
ノジマアプリはお得なキャンペーンがわかるのはもちろん、アプリの利用者向けに、月額500円で@niftyプレミアムクーポンを利用でき、地元の人気温泉を満喫することができます。
・その他店舗系
ポイントカードをアプリ化しているショップは多々あります。いくつかご紹介しましょう。
ミスタードーナツには、元々現金をチャージして使えるミスタードーナッツカードというプリペイドカードがあり、それのアプリ版があります。アプリにすれば支払いがカードレスになるほか、お得な情報も得られます。会員登録すれば、会員限定のクーポンや情報を入手できるのでミスド好きにはたまりません。
マツモトキヨシ公式アプリは会員証、クーポン、ポイントすべてこのアプリがあればバッチリなので非常に便利。また、どの商品が良いか迷ったら、バーコードを読み取れば、みんなの感想をチェックできるので買い物もますます便利に。
ハンズクラブアプリはカードレスでポイントを貯めることができます。さらに、各店の在庫状況を確認し、近くの店舗で受け取ることもできるので、足を棒にしてあちこち探し回ることもなくなります。
ニトリアプリはニトリメンバーズカード機能以外に、お届けして欲しい商品のバーコードを店内で読み込み、ニトリネットや店頭で配送手続きをすることで、商品の持ち運びなしで、買い物が楽しめる「手ぶらdeショッピング」や、スマホのカメラで写した写真にサイズをメモできる「サイズwithメモ」など、便利な機能が。
スマホアプリを使ってポイント上手になりましょう
便利なスマホアプリはたくさんあります。ポイントカードをスマホアプリにすれば、うっかりカード忘れでポイント損失やポイント失効ということもなくなりますね。
スマホアプリを上手に使って、楽しいポイントライフを!
プロフィール
回遊舎(かいゆうしゃ)
"金融"を専門とする編集・制作プロダクション。お金に関する記事を企画・取材から執筆、制作まで一手に引き受ける。マネー誌以外にも、育児雑誌や女性誌健康関連記事などのライフスタイル分野も幅広く手掛ける。
近著に「貯められない人のための手取り『10分の1』貯金術」、「J-REIT金メダル投資術」(株式会社秀和システム 著者酒井富士子)、「NISA120%活用術」(日本経済出版社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った世界で一番わかりやすいニッポンの論点10」(株式会社ダイヤモンド社)、「子育てで破産しないためのお金の本」(株式会社廣済堂出版)など。