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DAY 2017.09.07 キャリア

派遣・パートから正社員に転職する方法

今後、安心して働き続けたいと思い、正社員への転職を考える派遣・パート・アルバイトの方も多くいらっしゃると思います。
企業と直接雇用契約を結び、福利厚生を受けながら契約期間を気にすることなく働ける正社員へ転職するにはどのような方法があるのでしょうか。詳しく解説します。

派遣・パートと正社員の違い

派遣・パートと正社員、雇用形態が違うと待遇はどのように異なってくるのでしょうか。それぞれの違いについてまとめてみました。

雇用形態 派遣 パート 正社員
勤務日数 派遣先による 比較的自由に設定できる 基本的に週5日(就業規則によって定められている)
勤務時間 派遣先をどこにするのかによって自由に選ぶことができる 自由に選べる 就業規則によって定められている
残業 あり・なしを選べる 応じるかどうかは自由 応じる必要がある
休日 派遣先による 比較的自由に設定できる 就業規則によって定められているが、休日出勤をしなければいけない場合もある
有給休暇 取りやすい 法律的には認められているが、取りにくい場合が多い 業務の都合によっては取りにくい場合もある
社会保険 一定の条件を満たせば、派遣先の社会保険に加入 働く時間が期間によって異なる すべて完備
転勤 派遣先による なし ある(拒否できない)
交通費 派遣先による(ない場合の方が多い) 支給されることが多いが企業によって異なる 多くは支給
ボーナス 派遣先による(ない場合の方が多い) ない場合が多い 会社業績にもよるが支給される企業が多い
雇用の安定 派遣されている期間のみの契約 基本的には有期雇用だが、雇用期間が5年を超えると無期雇用への転換可能 雇用期間の定めはない

派遣・パートから正社員に転職する方法

派遣やパートといった現状を抜け出し、正社員に転職しようと思った場合、できるだけ効率よく良い結果を出したいですよね。
そのためにはどのような方法があるのでしょうか。正社員に転職する方法をまとめてみました

現在の職場で正社員になる

現在働いている職場で正社員を目指せば、企業情報の収集や何度も面接を受けるといった一からの転職活動をする必要がありません。
また採用活動をすることなく、すでに自社のルールや業務を知っている人が正社員になるのは、会社側にとってもメリットになるでしょう。
では、現在の職場で正社員になるにはどうすれば良いのでしょうか?

前例+実績+人柄+企業規模がポイント

現在の職場で正社員になるには、今まで派遣やパートから正社員として受け入れた前例があるのかどうかが重要なポイントです。
前例があり、そのような仕組みがあると上司や人事担当者も対応がしやすくなります。
また、採用計画がしっかり整っている大手企業より中小企業の方が、このような方法で正社員になれる可能性が高いです。

現在の職場で正社員になるメリット・デメリット

メリットは、改めて情報収集や面接等といった転職活動を行わずに正社員になれること。また仕事の内容も理解しており、人間関係もできているので、わざわざ一から仕事のやり方を覚える必要がありません。

デメリットは、正社員になり責任が重くなる分、自由になる時間が少なくなります。
業務が多忙になり残業が発生するなど、休暇が取りにくくなる可能性があります。
場合によっては休日出勤を求められることもあります。
また、人事異動で違う部署へ配属され、これまで経験したことのない業務を覚えなければならないこともあります。

紹介予定派遣で正社員になる

紹介予定派遣とは、最長6ヵ月の派遣期間終了後、本人と派遣先企業の双方合意のもとに、その派遣先企業の正社員または契約社員として直接雇用される働き方です。
今現在派遣で働いている場合は契約更新のタイミングで、正社員を希望するため紹介予定派遣での仕事をしたい旨、担当者に相談すると良いでしょう。

派遣会社も今までの勤怠状況、企業からの評価等の実績を見ているので、同じ派遣会社を利用するのであれば、現在契約している業務についてもしっかり勤め上げることが大切です。パートの場合は、まずは紹介予定派遣希望ということを伝え、派遣会社に登録に行く必要があります。派遣会社によって様々な特色があるので下調べをしっかり行いましょう。

派遣会社に登録するメリット・デメリット

メリットは、派遣会社は企業が表に出していない求人情報を持っている場合があり、自分では探すことのできなかった企業の求人を紹介してもらえる可能性があることです。
社内や人事担当者の雰囲気等も派遣会社の担当者から直接教えてもらえ、履歴書・職務経歴書の書き方、派遣期間就業前の面接も派遣会社が指導してくれます。

また直接雇用の前に実際働いてみて、自分が企業にあっているか事前によく考える期間もつくることができます。
デメリットは、自分が働きたい会社の求人がない場合や、経験やスキル不足といった理由で紹介してもらえない可能性もあるということです。

1番の近道?転職活動をして正社員になる

現在の仕事を一旦退職して一から転職活動をする、もしくは働きながら転職活動をする、この2つの方法が正社員になる1番の近道かもしれません。

仕事を辞めて転職活動か、働きながら転職活動か

転職活動は、仕事を辞めてからするのか、働きながらするのか迷うものです。
この2つの方法のメリット・デメリットをまとめてみました。

【仕事を辞めて転職活動】

メリット デメリット
情報収集や自己分析等、転職活動にじっくり時間をかけることができる 収入が途絶えるため、時間がかかればかかるほど生活への不安も大きくなる
転職活動優先にできるため、面接を同じ日に複数受けることも可能 転職活動が思うように進まない場合、その焦りから妥協してしまうことも出てくる
条件を満たせば所定の手続きで失業保険や早期再就職支援金等が受けられる 転職活動期間が長引くと自堕落な生活になってしまいがち

【仕事をしながら転職活動】

メリット デメリット
収入面で途絶えることがない 現在の業務を優先しなくてはいけないので転職活動時間が取りにくい。
働いていない空白の期間(ブランク)がなくなる 面接日程の調整が大変。
急ぎの求人や早期入社を希望する求人の場合、対応するのが難しい。
転職に伴う税金・年金・保険の手続きを自分で行う必要がない 短期間での引き継ぎや退職・入社手続き等で気疲れをしてしまう。ミスに注意。

年齢は若い方が有利?

2007年7月から2016年12月の期間に、DODAエージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソン約12万人への調査によると、2016年下半期の転職者の平均年齢は32.5歳
となっており、2016年上半期から0.2歳アップしています。

また、調査を開始した2007年下半期は29.1歳だった平均年齢が、この10年間で3.4歳アップし、これまでで最も高い年齢となっています。
年齢が若ければ若い程、将来性が期待できるため有利になる傾向であることは変わりませんが、即戦力・豊富な経験・高い専門性を持った人材は、年齢問わず企業が積極的に採用する動きも活発になっています。

転職エージェントに頼り、転職活動を成功へ近づける

転職活動をする時、転職エージェントに頼れば、プロがあなたの経歴やスキルを客観的に判断し、応募書類の書き方や面接のノウハウ等を教えてくれます。
また経験豊富な担当者がサポートしてくれるので、安心して転職活動を行うことができます。
>転職ならマイナビエージェント

正社員に転職するために大切な3つのポイント

派遣・パートから正社員に転職するにあたって、事前に準備しておくべきこと、注意しておきたいポイントをご紹介します。

転職理由を明確にする

正社員になりたい理由が「安定しているから」というだけではNGです。
この理由だけでは採用担当には響きません。
「派遣やパートではできる仕事の範囲が決まってしまうので、もっと責任のある仕事にチャレンジしたい」等といった、仕事に対する熱意や「この人に仕事を任せたい」と思ってもらえるような回答を準備しておきましょう。

自己分析と情報収集をしっかりと

自分をアピールするためには、まずは自分自身を知ることが大切です。
自分の能力や性格、傾向を知ることによって、どのような仕事が向いているのか、逆にどのような仕事が不向きなのかを探る手がかりとなります。

また自分のスキルを磨くためにも、応募する企業の成長具合・業務内容・経営状況など、本当に自分がやりたいことができる企業なのかよく調べましょう。
合わせて会社の雰囲気や福利厚生なども把握し、働きやすい環境であるかを確認する必要があります。

応募書類、面接対策は万全に

複数社に応募する時、履歴書や職務経歴書を同じ内容にしてしまうのはNGです。
履歴書や職務経歴書は1番最初に自分をアピールするものです。
虚偽があってはいけませんが、その会社や求人内容に合わせて自分の職歴の見せ方や志望動機等の工夫をしましょう。

また添え状や封筒の書き方についても見直しておきましょう。ビジネスマナーは分かっていると思っていても、意外と忘れていたり、間違って覚えていたりする場合があります。
さらに面接に進むことができた場合には、その企業が出している求人に何を期待しているのかを理解し、その期待に応じた志望動機や業務経験、入社してからの意欲などをしっかり語れるように準備をしましょう。

まとめ

派遣・パートから正社員に転職する方法について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。正社員になりたいと強く思うのであれば、しっかりと自己分析をして情報を集め、自分にあった方法で転職活動を行いましょう。

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ライタープロフィール

マイナビCanvas編集部

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