時間管理がイマイチなってない会議前に使いたいアイスブレイク:
1分時計(学び・気づき系)
会議あるあるです。会議の目的(ゴール)をハッキリと決めず、終了時間もあやふやなままに決め手のない議論をダラダラと続けてしまう...そんな会議、誰もが経験があるのではないでしょうか?
毎回、ダラダラと時間ばかりが過ぎてしまうような会議の前にぜひ使いたいのが、こちらのアイスブレイク。その名も「1分時計」です。
- 1)参加者には目をつぶってもらい、進行役(あなた)が声を出して10秒間数える。
- 2)進行役の合図で、それ以降は参加者に心の中でカウントしてもらい、1分経ったと思ったら目を閉じたまま手を挙げてもらう。
- 3)進行役は1分経った時点でそれを参加者に伝え、全員に目を開けてもらう。
当然、人によって手を挙げるタイミングはまちまちです。まだ30秒!というところで手を挙げてしまう人もいれば、そのまま深い眠りについてしまう人も!?(笑)
1分が経過したあと、最初に手を挙げた人が何秒の時点だったのかを発表すると、そのせっかちさに笑いが起こります(誰が挙げたかまでは、場面によっては伏せたほうがいいでしょう)。
続いて、参加者たちに質問してみます。どのくらいオーバーしたか、もしくはショートしたか。日ごろの時間感覚と比べてどうだったかなどの簡単な問いです。
タイムマネジメントのエキスパートは、この時間感覚を徹底的に磨いて正確に1分間の長さを測ることができるのだそうです。そうして1分1秒を無駄にすることなく仕事を進めているだけでなく、自分の目標管理やキャリアづくりにも活かしています。
こうした小ネタを挟んだあとに、「では、今日の会議は1時間1本勝負でやりましょう!」と言ってアイスブレイクを終え、会議を始めます。日常の仕事の中でだんだんとおろそかにしてしまいがちな「時間」への意識。こうしたちょっとした機会をつくるだけで、参加者の表情は違ってくるはずです。
このアイスブレイク、会議だけでなく「1人1分で経過報告」といったような時間制限のある報告の前にもとても有効なアイスブレイクとして活用できます。
ダラダラ会議をやめて、決めた時間内で成果が出せる。そんなビジネスマンになるには、このアイスブレイクを使ってみんなの前で「俺は時間管理ができる人間だ!」と宣言するのもよいかもしれません。