集まるのが数回目のメンバーでの会議前に使いたいアイスブレイク:
実は自己紹介(自己紹介系)
①で説明したゲーム感覚のアイスブレイク「積木式自己紹介」に続き、こちらも自己紹介系のアイスブレイクです。
何度か顔を合わせていると、多少の慣れは出てくるもの。相手との距離が近づいたかどうかも微妙な感じで、淡々と会議を繰り返している...そう、気付かないうちにその会議の場には巨大な氷ができつつあるのです。
そこで! 顔と名前は分かっているけどお互いのことはまだあまり知らないという相手との会議で使えるアイスブレイクのネタ「実は...の自己紹介」をご紹介します。やり方はこうです。
- 1)普通に自己紹介をしてもらう。
- 2)自己紹介をする中で、「実は...」で始まる一言を入れてもらう。
たったこれだけです。とても簡単ですね!
普通に自己紹介をするより、このようなちょっとしたひねりを加えるだけで、参加者の集中度合いがまったく違ってきます。また、何でもないことでも「実は...」をつけるだけで面白く感じたり、意外な自己紹介が飛び出したり、笑いも起こりやすくなるなど、オススメのアイスブレイクです。
このアイスブレイクには、始め方のコツがあります。
すでに何度か集まっているのに改めて自己紹介をするというのもヘンな話ですよね。ということで、こんな感じで始めてみてください。
「じゃあ、何度か顔も合わせたことですし、ここらへんでもう一度自己紹介でもしてみましょうか!」
「もう初対面のときに自己紹介は終わってますから、みなさんお互いの名前はもう覚えてると思います。だから今回は、名前だけでなく趣味や出身地なども教えてください。」
「ただ、普通に言ってもつまらないので、初めに『実は...』をつけてみてください。『実は、身長が230cmなんです!』みたいな感じですね。では、行ってみましょう!」
苦手な上司の意外におちゃめな一面や、気になるあのコとのうれし恥ずかしな共通の趣味なんかが明らかになったりもするかもしれません。
お互いに距離が縮んだように感じることができ、和やかな雰囲気で会議を始めることができます。
もしその場でアイスブレイクを始めるのが不安なときは、会議の司会や上司、得意先で話がしやすい人などに事前に根回ししておくと、ラクに始めることができます。
気軽に試してみてくださいね!