性格をアピールする際のポイントと例文|求人・転職エージェント

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更新日:2021/09/11

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性格をアピールする際のポイントと例文

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転職活動において、自己PRの際にアピールするのはスキルだけではありません。自身の性格も企業にとっては大事な採用基準の1つです。企業によっては、能力よりも性格重視で採用判断を行う場合もありますので、しっかりとアピールの仕方を把握し、効果的な自己PRを作成しましょう。

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目次

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企業は能力だけでなく性格・人格も重視する

企業はスキルや能力だけを評価するわけではありません。性格や人格も重視して採用活動を行います。企業風土に合うか、チームで仕事をしていくなかで問題がないかなど確認をしたりします。性格が企業風土に合わないと、本人も成長スピードが遅くなったり、周囲に迷惑をかけたりと、早期離職の原因になってしまう場合があります。なかには、能力よりも性格や人格を優先して役職に就かせることを公表している企業もあるくらいです。特に、将来的に幹部として働く場合は、仕事の能力だけでは人がついてこない場合もあり、人がついていきたくなるような性格や人格も必要です。性格や人格が企業の求める人材とマッチすることで、日々の仕事も円滑に進めていける可能性が高まります。

職務経歴書の自己PRで性格をアピールする際のポイント

職務経歴書で自分の性格を自己PRでアピールしたい場合は、しっかりと自己分析をしたうえで、企業の求める人物像に合わせてアピールする必要があります。より効果的に訴求できるようにするためのポイントについてそれぞれ確認しましょう。

今までしたことがない深い自己分析をする

職務経歴書の自己PRで性格についてアピールする前に、より深く自己分析を行うと良いでしょう。自分の性格について、良いところと悪いところを書き出しながら整理し、周囲の人にも聞いてみましょう。自分が思っている性格と、他人から見た性格とでは違いがある場合があります。さまざまな観点から見つめることで、より深い自己分析ができるようになります。特に、他人が思う自分の性格については尊重して考える必要があります。

アピールしたい性格は1つに絞る

自己PRでアピールしたい性格は1つに絞るようにしましょう。「人に優しくて前向きな性格で協調性もあります」のように、いくつもの性格をアピールすると、それぞれの印象が弱まってしまい、結局どのような性質や考え方を持った人物なのか伝わりづらくなり逆効果です。1番アピールしたい自分の性格を決め、その性格のメリット・デメリットをいくつも考え、さまざまな角度からアピールできるようには準備しておきましょう。

性格のもたらすメリットだけでなくデメリット部分も意識する

性格1つとっても、メリット・デメリットがあります。企業は性格のメリットにも着目しますが、その裏返しに潜むデメリット部分についても企業風土に馴染むかどうかを考えます。性格のもたらすメリット部分だけでなく、デメリット部分についても意識したうえで、自己PRを作成するようにしましょう。具体的にどのようなデメリットが潜んでいるか見ていきましょう。

優しさの裏返しに部下に厳しくできない性格があるかも

誰にでも優しく接する性格の持ち主は、人に対して厳しく指導できない場合があります。最初は優しくても良いですが、役職が付き、部下や後輩ができたら厳しく指導しないといけないことも出てきます。そのときに厳しく指導できず、常に優しく接していると統率が図れず、組織として上手く機能しない場合があります。優しさをアピールする場合は、敢えて厳しく接することもできることも訴求すると効果的です。

真面目の裏返しに遊び心がなく視野が狭いといった観点も

真面目な性格の持ち主は、仕事に対して一生懸命取り組む姿勢を評価されます。一方で、仕事一筋になり過ぎてしまい、視野が狭くなり、結局仕事の幅が広がらないことが懸念されます。さまざまな新しい仕事や働き方が出現するなかで、幅広いことに精通していることや人脈があることは企業にとっても大事なことなのです。

責任感が強いとストレスを抱えてしまうかも

責任感の強い人は、1人で仕事を抱え込みストレスを抱えてしまう場合があります。ストレスを抱え込んでしまうと、周囲で一緒に仕事をしている人にも悪影響ですし、本人にとっても良いことはありません。高いパフォーマンスで仕事をするためにもストレスは天敵です。上手くストレス発散もできることを盛り込むと効果的です。

前向き過ぎるとリスクを抱えることに

前向きな性格の人は、物事を悲観的に捉えることが少ないですので、高いパフォーマンスで仕事に臨むことができます。しかし、前向きすぎてリスクについて考えないようであれば、さまざまな仕事を楽観的に考え過ぎてしまい、逆に失敗する可能性が高まったり、失敗した場合に立ち直れなかったりすることがあります。

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「人から言われた」ことをアピールする

職務経歴書の自己PRで性格をアピールする場合は、人から言われたことを盛り込んで作成するようにしましょう。「自分ではこう思う」よりも、「人からこう言われる」の方が、客観的で説得力があります。自己PRを作成する場合は、人から言われたことを入れるようにすると良いでしょう。

企業の求める人物像に合わせる

性格をアピールする場合は、企業や職種の求める人物像に合わせて訴求するようにしましょう。アピールしたい性格は1つに絞っても、性格の見せ方は数パターン準備をしておくと作成しやすいです。職種や企業風土ごとに具体的に見ていきましょう。

事務職、経理職

事務職や経理職はあらゆる数値を管理する資料を扱う職種であり、1つの値の間違いも許されない場合もあるため、特に正確性と敏捷性が要求されます。このような職種は「真面目な性格なので何重もチェックしミスがないよう取り組める」「責任感があるので小さな仕事でも周りに迷惑がかからないように完結できる」「前向きな性格なので反復作業でも常に初心を持って取り組める」など、正確でミスがない、ということを訴求するようにすると良いでしょう。

営業、接客業

営業や接客業は、企業の商品やサービスを扱いお客様とダイレクトに接する職種です。企業の売上を作る大事な部門の1つでもありますし、お客様からすると企業の顔そのものです。企業側としては、お客様の好感度・満足度を上げてくれる誠実な対応や売上の構築を期待します。そのため、「真面目な性格なのでお客様第一優先で細かいところまで真摯に対応できる」「責任感があるので売上など各目標を達成するための行動ができる」など、性格ごとに誠実さと売上貢献できることに関して訴求するようにすると良いでしょう。

チームワーク重視の会社

チームワーク重視の企業では、輪を乱さないことを訴求することが効果的です。責任感や真面目な性格の持ち主は「周りに迷惑をかけずに協力して自分やチームの仕事に取り組むことができる」ということをアピールしましょう。一緒に働くメンバーとそつなくやっていけることを訴求することが大切です。

個人の実力重視の会社

営業の会社などであることが多いですが、個人の実力重視の企業では「いかに目標を達成できるか」について性格をアピールする必要があります。「真面目なのでコツコツと訪問し売上を作れる」「責任感が強いので目標を達成するため努力できる」「前向きなので、積極的に仕事を取りにいける」など、個人目標に対してのアピールの仕方が効果的でしょう。

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自分の性格をアピールする例文

私の強みは負けず嫌いな性格です。前職の営業職では、ずっと全社員中10番目程度の成績でしたが、前年はNo.1の成績を獲るべく必死に努力しました。私より営業成績を挙げている社員には、積極的に成功事例を聞いたり、ロールプレイングをしたり、時には同行させてもらったりもしました。また、通勤時間や帰宅後に商品知識や業界動向などについて勉強をしました。幅広いお客様とコミュニケーションを図れるようになるため、苦手だった経済に関しても新聞やニュースアプリを見て情報を集め、話の幅を広げられることを心がけました。「やるからには誰にも負けたくない」という気持ちで取り組んだ結果、目標の営業成績全社員No.1も獲ることができました。私のこの性格を御社の営業の仕事にも生かして、目標を達成し売上貢献していてきたいと思っています。

執筆・編集

岡本 健太郎

不動産・建設業界・メーカー領域を中心に転職エージェント歴5年。前職である不動産業界での法人融資経験やファイナンシャルプランナーの切り口を活かした提案を実践。

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