【例文あり】転職活動の自己PRでリーダーシップをアピールするコツ|求人・転職エージェント

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更新日:2024/03/25

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【例文あり】転職活動の自己PRでリーダーシップをアピールするコツ

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この記事のまとめ

  • 企業が応募者に求めているのは、リーダーの経験ではなくリーダーの資質。
  • 訴求力の高い自己PRにするためには、「エピソード」と「結果」を伝えるのがポイント。
  • 自己PRの内容に自信がない方は、転職エージェントの活用がおすすめ。

転職活動の自己PRにおいて、リーダーシップをアピールしたい方は多いのではないでしょうか。人を巻き込み、チームをけん引していくリーダーシップの資質を持つ人材は、多くの企業が求める人物像のひとつです。ですが、リーダーシップは伝え方を間違えると、マイナスの印象を与えてしまうかもしれません。

そこでこの記事では、自己PRでリーダーシップをアピールする際のポイントをご紹介します。例文や注意点も見ていきましょう。

目次

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自己PRで「リーダーシップ」はアピールポイントになる?

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「指導力」や「統率力」とも呼ばれているリーダーシップは、自己PRでアピールできるスキルのひとつです。リーダーシップなどのヒューマンスキルは、「目立った実績がない方」「強みとなる能力がない方」にとっても、効果的なアピールポイントになるでしょう。

企業が見ているのは、応募者の実績や能力だけではありません。人柄や価値観からも、自社とのマッチング度を図っています。応募者の人柄が、企業が必要とする人材にふさわしいと判断されれば、内定に一歩近づくでしょう。

企業が求めるリーダーシップとは?

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リーダーシップをアピールするにあたって踏まえておきたいのが、採用担当者が求めているのは「リーダーとしての資質」であり、「リーダーとしての経験」ではないことです。つまり自己PRでは、リーダーシップを発揮できたエピソードを伝える必要があります。まずは、どのようなリーダーシップが企業に求められるのかを知り、自己PRの作成に役立てましょう。

自分が先頭に立って周囲を引っ張る力

仕事をする際に、チームでの連携を必要とするケースもあります。そのような場面で、メンバーをまとめていける力は重宝されるでしょう。中心となってプロジェクトを遂行できる人材は、チーム全体によい流れをもたらします。結果として、業務効率の向上も期待できます。企業が求めているのは、こうした利益につながるリーダーシップです。

チームを盛り上げていく力

企業が必要とするリーダーシップに挙げられるのが、メンバーのモチベーションを上げて、チームの士気を高める力です。リーダーシップとは、チームをまとめる能力だけを指すわけではありません。チームリーダーをサポートしながらメンバーのやる気を引き出し、チームパフォーマンスを向上させられる力も、リーダーシップのひとつといえます。

周囲の能力向上をサポートする力

メンバーの得意・不得意を把握し、適性に合った作業を依頼できる力もリーダーシップです。こうした能力は、「コーチ型リーダーシップ」ともいわれています。コーチ型リーダーシップがある人は、各メンバーのポジションを理解し、一人ひとりと関係性を築きながら目標達成を目指せます。メンバーが意欲的に業務に取り組める環境を作れるので、企業の組織活性化への貢献が期待できるでしょう。

トラブルに率先して対応できる力

問題が発生したり解決が難しい状況に陥ったりした際に、自らが先頭に立ってチームを引っ張っていける力も、企業が求めるリーダーシップのひとつです。ビジネスにおいて、課題を解決できる力は高く評価されるスキルであり、多くの企業で必要とされます。諦めずに課題解決を目指す姿は、チームを立て直す力にもなるでしょう。

自己PRでリーダーシップをアピールするための3つのコツ

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リーダーシップを伝えて「企業に必要な人材である」と思ってもらうためには、伝え方を工夫しましょう。たとえ素晴らしいエピソードがあったとしても、強みがうまく伝わらなければ、効果的なアピールにはなりません。ここでご紹介する3つのコツを参考に、訴求力の高い自己PRを作成しましょう。

1.自分のリーダーシップを的確に表現する

単にリーダーシップがあると伝えるよりも、リーダーシップという長所をより的確に表すフレーズに言い換えてみましょう。自分のリーダーシップをキャッチフレーズ化するイメージです。

たとえば、「チーム全体の意見をまとめ上げるリーダー」「自分が模範となりメンバーをけん引するリーダー」など、リーダーシップにはさまざまな形があります。こうしたリーダーシップのキャッチフレーズ化によって、採用担当者により具体的なあなた自身の強みを伝えられるでしょう。

2.具体的なエピソードを入れて説得力を持たせる

自己PRでは、アピールしたい強みに説得力を持たせるためにも、具体的なエピソードを入れる必要があります。採用担当者がその方の強みを理解したうえで、働く姿がイメージできるよう、簡潔かつ論理的に説明しましょう。

リーダーシップをアピールしたいのであれば、リーダーシップを発揮するポジションに就いた話だけでなく「どのような仕事で」「どのようにリーダーシップを発揮し」「その結果どのような成果が得られたのか」という具体的なエピソードを交えることが大切です。

3.「自ら判断し、チームで成果を出した経験」と「他者への影響」は必須

リーダーシップをアピールする際は、「自ら判断し、チームで成果を出した経験」と「他者へ与えた影響や成果」の2点を入れるようにします。

まずは、自ら判断を下した結果、どのような成果が出せたのかを分かりやすく伝えましょう。具体的な経験談として伝えるだけでも、採用担当者は「どのようなチームやポジションで活躍してくれそうか」をイメージできます。

採用担当者はあなた自身の経験だけでなく、リーダーシップとしての資質が周囲にどのような影響を与えていたのか、その結果チームにどのような成果が出たのかも知りたがっています。このように、ビジネスでは結果や成果が重視されます。成果を出せる人材であるかという点は、重要な判断材料となりますので、この2点を意識して自己PRを組み立てましょう。

面接の自己PRでリーダーシップをアピールするための例文2選

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ここからは、面接でリーダーシップを伝える例文をご紹介します。構成を参考に、自分の強みをアピールする方法を考えましょう。自己PRで評価されるのは、応募者独自の経験です。企業が必要としている人物像と照らし合わせたうえで、面接官の心に刺さるオリジナルの内容を伝えましょう。

販売職での経験をアピール

【例文】

前職の販売職では、アルバイトスタッフを含めた全◯名のスタッフのチームリーダーとして、販売スタッフのコミュニケーションの要となれるよう努めてきました。業務時・休憩時を問わず、日頃からどのスタッフとも積極的にコミュニケーションを取りました。各人のシフトや事情も把握するよう心掛けていたので、緊急の欠勤連絡などが入ったときも、スムーズに日程調整を行ってトラブルを防げました。

普段からコミュニケーションを通じて、スタッフ間の雰囲気をよいものにできるよう努めてきたため、緊急時は全員で助け合える空気を作り出せていたと思います。シフトの都合上、ミーティングに全スタッフがそろうのは難しかったので、本社からの連絡事項や指示などは毎日の朝礼時に伝えるようにしました。

その際は私から一方的に伝達するのではなく、より効率的に業務に取り組んで売上アップを実現できるよう、個別に意見を聞きました。スタッフの提案を積極的に実践したことで、チーム全体で売上目標を達成できました。御社でもこのようなコミュニケーションスキルを活かしたリーダーシップを発揮し、貢献していきたいと考えております。

営業職での経験をアピール

【例文】

前職の営業職では、3つの営業チームにわたる業務が発生した際に、全チームを取りまとめるポジションを担当しました。率先して各チームのメンバーから意見やアイディアを聞き出したり、営業活動に関する資料を取りまとめたりして、目標売上達成に向けての課題を洗い出しました。また、その解決策についても、定期的にミーティングを開催して導き出しました。

できることから行動に移しているうちに、メンバーが主体的に営業戦略の提案をしたり、チームの垣根を越えてミーティングを自主的に開催してくれたりしました。その結果、決められた期間内で、目標を達成できました。

メンバーからは、責任を持って取り組む姿に刺激を受けたという声も掛けてもらい、この業務を通じて協調性や団結力を高められたと思います。御社でも、このような行動力と責任感を活かしたリーダーシップを発揮して、営業部に貢献できればと考えています。

応募書類の自己PR欄でリーダーシップをアピールする例文2選

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自己PRを伝える場は、面接だけではありません。その前段階である「履歴書」や「応募書類」にも、自己PRを記入する欄があります。履歴書と職務経歴書に書く自己PRは、どちらも同じ内容で構いません。文字数を考慮したうえで、履歴書に記載した内容について、職務経歴書でより踏み込んだアピールができるとよいでしょう。

履歴書の場合

【例文】

私の強みは、メンバーと情報共有の場を作り、チームで目標達成を目指せる力です。前職では、新規〇〇プロジェクトのマネージャーを担当していました。前例のないプロジェクトでしたが、細かな情報もオープンに共有していたため、すべてのメンバーが同じ方向性で作業に取り組めました。

結果として、プロジェクトは成功を収めました。目的を共有して効率よく業務を遂行する能力は、貴社の△△事業にも役立つと考えております。

職務経歴書の場合

【例文】

私の強みは、チーム目標達成へ向けて、メンバーとの情報共有で業務の効率化を図れる能力です。前職では、新規〇〇プロジェクトのマネージャーとして、10人のチームを率いていました。前例のないプロジェクトでしたので、はじめは解釈の違いによるミスが多発していました。

そこで、細かな情報もオープンに共有するよう心掛け、各プロセスにおける方向性を明確にしました。その結果、初期と比較して業務効率が向上し、プロジェクトも成功を収めました。目的を共有して効率よく業務を遂行する能力は、貴社の△△事業にも役立つと考えております。

自己PRでリーダーシップをアピールする際に気をつけること

リーダーシップは役立つスキルである一方で、伝え方を間違えると、自分優先で仕事を進める人だと思われてしまいます。無理やり自分の考えを共有させる言動は、リーダーシップではありません。自己PRの際に、「自分だけが頑張った」という伝え方をすると、他人の気持ちを配慮しない人なのではないかと懸念されるため注意しましょう。

まとめ

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リーダーシップは、企業へアピールできる強みのひとつです。企業のニーズとマッチしている部分を探し、入社後の活躍をアピールしましょう。自己PRの内容に悩んでいる方は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

マイナビエージェントでは、応募書類の添削および面接対策をとおして、自己PRのブラッシュアップが可能です。面接対策では模擬面接を行い、応募先企業に対してアピールすべきポイントなどをアドバイスし、面接通過のサポートをしています。転職活動における自己PRの伝え方や面接対策について不安な点がある方は、お気軽にご相談ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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