転職初日に良いスタートを切るための事前準備と当日の振る舞い|求人・転職エージェント

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更新日:2022/08/16

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転職初日に良いスタートを切るための事前準備と当日の振る舞い

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がんばって転職活動をした結果、入社することができた憧れの会社。誰でも入社初日は緊張するものです。

早く新しい環境で活躍し、仲間に受け入れてもらえるようにするには、事前準備をしっかりし、入社初日当日の流れをシミュレーションしておくことが大切です。ここでは、転職初日から良いスタートが切れるように、知っておきたい事前準備や入社当日の流れについて解説します。

目次

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入社初日を迎えるまでの事前準備

入社初日を迎えるまでにできることがあれば、ぜひやっておきたいものです。まずは、事前準備でやっておきたいことについて、いくつかご紹介します。

1. 初日に着る服の準備

入社初日に着ていく服は、どのような物が良いでしょうか。スーツの場合、シャツはクリーニングやアイロンがけを丁寧に行いましょう。靴はしっかり磨いておくなど、細かいところまで手入れをしておくと好印象です。

オフィスカジュアルの場合は、黒・紺・グレー・白などを基本とした、落ち着いた色合いの物を選ぶと良いでしょう。初日からいきなり自己主張の強い服を着ていくと、浮いてしまう可能性もあります。悪目立ちしないためにも、最初は無難にしておいたほうが安心です。

制服がある場合は、事前にサイズを聞かれるはずです。その場合、受け取り場所や貸与か購入かといったことを確認しておくと安心です。

また、勤務先が工場などで、上だけ作業着を羽織るような場合は、動きやすいオフィスカジュアルを選びましょう。

2. 出社時間の確認

出社時間は何時か、同僚は何時頃集まるのかを、事前に確認しておきましょう。たとえば、出社時間が9時であっても、多くの従業員が30分前に集まっているようなオフィスもあります。

そうなると、5分前に到着したとしても、遅刻をしたような雰囲気になってしまうかもしれません。担当者にちょうど良い出社時間を確認しておくのがベストです。

また、高層ビルの場合は、エレベーター渋滞があります。出社時間より前に、オフィスが入っているビルに着いていても、エレベーターを待っていたら遅刻してしまうことも考えられます。

担当者にエレベーターはどのくらい混み合うのかを確認しておき、その分のバッファをとって出社するようにしましょう。

最近はオフィスにセキュリティがかかっていて、カードキーでしか入室できない場合もあります。その場合は事前にカードがもらえるのか、もらえない場合はどうやって入るのかについても確認するようにしてください。

3. 企業のウェブサイトを見ておく

入社前に、会社のウェブサイトを見ておくと良いでしょう。特に、企業理念や経営者のメッセージ、製品情報などをチェックして、企業の方向性や自分の仕事内容をもう一度整理しておきましょう。

入社初日の振る舞い

初出社の日は、どのように一日を過ごせば良いのでしょうか。企業によって異なりますが、大まかな流れに沿って、入社初日の振る舞い方についてご紹介します。

1. 自己紹介

初日は、朝礼や一斉メールなどで自己紹介をすることになります。大勢の前で自己紹介することを想定して、事前に話す内容を考えておくと安心です。

朝礼などで自己紹介をする場合は、30秒から長くても1分程度に収めるのが無難です。名前と配属部署と、「一日でも早く仕事に慣れ、お役に立てるようにがんばりますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします」という、よくある文言で大丈夫です。

もう少し話しかけてもらいやすいような自己紹介をしたい場合は、前職の仕事内容や出身地、趣味といったプライベートの話を入れてみても良いでしょう。たとえば、「前職は◯◯をしていました。出身地は△△で、休日は□□をするのが好きです。同じ出身地や趣味の方がいらっしゃったら話しかけていただければうれしいです」などです。

一斉メールで挨拶する場合も、同じような内容で大丈夫です。メールの件名は「入社のご挨拶」など、わかりやすいものにしましょう。

2. 担当業務の引き継ぎ

入社後は、さっそく担当業務についての説明があるはずです。もしくは、メール設定など、環境を整えるように指示されることもあります。

担当業務についての説明の場合、しっかりとメモをとって、わからないことがあれば、きちんと質問するようにしましょう。同じことを2度聞かないようにするのを目標に、しっかり説明を聞きます。

メール設定などの環境設定を行う場合は、マニュアルを見ながら設定をしていきます。わからないことがあったらタイミングを見て、教育担当者か周囲の方に質問しましょう。聞くタイミングにも気を配り、忙しそうなときには聞かないように注意します。

また、緊急対応で教育担当者が忙しくなり、放置されてしまうこともあるかもしれません。席を外しているあいだにやっておくことを担当者が伝えてくれる場合は、その業務を行っていれば大丈夫です。

しかし、それすらない場合は「何をしていたら良いでしょうか?」とはっきり聞くようにしましょう。放置されたからといって、ただボーッとしているのではなく、能動的に仕事を見つけにいく姿勢が大切です。

3. ランチタイム

初日のランチはどうすれば良いか、ドキドキしてしまいますよね。ほとんどの場合、ランチに誘ってもらえると思うので、入社初日はお弁当を持っていかないほうが無難です。

ランチに誘われたら、積極的に参加しましょう。職場の方と打ち解けられるチャンスです。

もし誘われなかったら、「皆さん、どうしているのですか?」と聞いてみましょう。ランチを買いに行く方が多ければ一緒に買いに行き、好きに過ごして良いと言われたら、所定の時間内でランチを済ませて、職場に戻ります。

4. 研修

初日に研修がある場合は、研修担当者の指示に従って、講義を受けたり課題を行ったりします。業務についての内容が多い講義の場合は、しっかりメモをとり、わからないことを質問して積極的な態度で臨みましょう。

5. 退社

入社初日は、残業することはほぼありません。

しかし、周囲が忙しそうにしている中、自分だけ先に帰るのは気が引けるものです。いつ退社すべきか迷ったら、教育担当者に手伝うことがあるかを確認してみましょう。あれば仕事を振ってもらえますし、なければ挨拶して退社すれば大丈夫です。

定時で帰って、ゆっくり明日に備えましょう。初日からいきなりがんばりすぎなくても大丈夫です。

先は長いので、焦らずに新しい環境に慣れていこう

入社初日は緊張するものですが、最初から飛ばしていては、後から息切れしてしまいます。

また、忙しすぎて放置されると、「歓迎されていないのかな」と不安になりますが、それはよくあることです。深く考えないようにしましょう。まずは仕事を覚えて、新しい職場に慣れることを目標にしてみてはいかがでしょうか。

入社初日の振る舞いなどが気になる場合は、転職に使った転職エージェントに相談してみるのもひとつの方法です。

エージェントの紹介で転職した場合は、転職先の職場の雰囲気などを事前に教えてもらえたり、振る舞い方などについてもアドバイスしてくれたりすることがあります。

執筆・編集

飯田 羽留佳

株式会社マイナビ所属。キャリアアドバイザー歴8年。IT領域専任アドバイザー。現在まで延べ1,000人以上のエンジニアのキャリア形成のお手伝いをしてまいりました。ご自身の将来がより輝いていくよう、是非お手伝いをさせてください。

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