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更新日:2023/06/26

IT業界

社内SEの転職で失敗しないためには?失敗事例や対策について

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企業のシステムを支える社内SEはエンジニアの中でも人気のある職種の一つです。
しかし、いざ転職してみると「思っていた働き方と違う」「思うようにキャリアが伸びない」といった悩みを持ってしまう方も少なくないようです。
そこで今回は、社内SEの転職において失敗しないためのポイントについて解説します。

目次

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社内SEへの転職は失敗が多い?

社内SEの転職市場については実はあまりよく知らないという方も多く、そうした点にも失敗してしまう理由はあるようです。
そこでまずは、社内SEの転職における特徴についてみてみましょう。

倍率が高いことが多い

社内SEの求人は、その人気の高さから倍率が高い傾向にあります。
しかし、社内SEは企業側にとっては数名いれば充分なため、大量募集することはあまり多くありません。
そのため、人気企業であればあるほど応募が殺到し、倍率が高くなりやすいのです。

なお、社内SEの人気の理由については以下の記事でも詳しく紹介しています。
IT・エンジニアの職種図鑑 社内システム(社内SE)

企業規模を意識する

社内SEの転職には企業規模によってメリットとデメリットがあり、転職時には注意が必要です。

大手企業の場合

大手企業では社内SEが複数名いる場合が多く、部署などで分業されています。
部署ごとに分かれているため、携わる業務範囲は深く狭くなる傾向にあります。

特定の分野に関するスキルは高めやすいですが、開発の知識やスキルを広く活かせるという社内SEの一般的なイメージからは少し離れてしまうこともあります。

中小企業の場合

中小企業では多くの場合、一人の社内SEが広く業務をこなすことになります。
そのため、社内システムに対しての自由度が高く、社内の様々な部署から頼られる存在となります。
一方、たくさんの依頼が集中することも想定されます。

以下の記事では中小企業の社内SEについて詳しく解説していますので、あわせてぜひご覧ください。
IT担当として企業を支える「中小企業の社内SE」とは?

社内SEの転職の失敗例

次に、社内SEの転職における具体的な失敗例を見ていきましょう。

社内の人間関係

転職における失敗要因によく挙げられる「人間関係」の問題。
社内SEの場合は特にその傾向が顕著です。

社内SEは、大企業であっても少人数のチームで業務にあたることがほとんどです。
したがって、チーム内に苦手な人がいるなどすると精神的なダメージは大きくなります。
異動しにくい仕事のため他部署への異動も叶わず、結果的に転職を選ばざるを得なくなる方が多いのです。

SE以外の雑務に追われる

その立場ゆえ社内のさまざまな部署から問い合わせが集まり、場合によっては雑務ばかりになってしまうこともあります。
そうなるとSEとしてスキルアップしたくても新しい技術に触れる機会がほとんどなくなり、転職の道を選ぶことになってしまうのです。

残業が増える可能性

社内SEは比較的残業が少ないと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
社内システムであっても納期前は業務が集中しがちですし、企業によっては業務範囲の広さから残業が多くなりやすい場合もあります。
長時間労働から解放されたくて社内SEに転職したのにかえって残業が増えてしまい退職したという方も少なくありません。

キャリアパスが見えない

社内SEは企業によってその役割が大きく異なります。
入社前にイメージしていた仕事と実際の仕事にズレがあることも少なくありません。
そうなるとその後のキャリアパスも見えなくなり、仕事に行き詰まりを感じてしまうようになります。

社内SEへの転職で失敗しないために必要な能力

転職で失敗しないためにも、社内SEの転職において必要な能力を詳しく理解することは欠かせません。
ここでは、主に必要となる2つの能力を紹介します。

SEとしての技能的能力

社内SEは、社内システムの開発から運用まで臨機応変に対応することになります。
そのため、上流からプログラミングまで、SEとしての技能的能力が幅広く求められます。

社内SEに求められる能力については以下の記事でも詳しく紹介しています。

SEとしての経験値

社内SEのチームは少人数であることがほとんどです。
そのため、臨機応変な対応に加えて現場をまわすためのSEとしての経験値が必要となります。
開発スキルから社内全体で連携するためのコミュニケーション能力まで、幅広い能力が求められます。

社内SEの転職ポイント

次に、実際に社内SEに転職するにはどのような点に気をつけるべきか、社内SEの転職ポイントについて解説します。

志望動機を明確にする

社内SEの転職の際には、志望動機を明確にする必要があります。
「残業が少ない」「社内向けなので働きやすい」といった理由が社内SEの志望動機としては多く挙げられますが、それでは採用者に響きません。
なぜ社内SEになりたいのかだけではなく、どうしてその会社の社内SEになりたいのかを伝えましょう。

社内SEの志望動機については以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

転職先のリサーチは詳細に

社内SEは企業ごとに働き方が大きく変わります。
これまでの経験との共通点を探りながら、自分のスキルを最大限に活かせる転職先を探すことがポイントです。
転職志望先はどのような労働環境なのか、どのような仕事ができるのかを詳細にリサーチしましょう。

若いうちに転職を考える

社内SEを目指すなら若いうちから転職を考えておくことをおすすめします。
同じ環境で長く働くことでキャリアアップを実現できる可能性もありますし、万が一希望していた環境と違った場合でも、若いほど新しい環境の選択肢が多いからです。

転職エージェントを活用する

転職先のリサーチが社内SEの転職において非常に重要となりますが、個人で調べるには限界もあります。
転職志望先がどのような労働環境を整えているのかをより深く知りたい場合には転職エージェントを活用することをおすすめします。

まとめ

ここでは、社内SEの転職で失敗しないためのポイントについて解説しました。 せっかく転職するのであれば、後から後悔をすることがないよう、事前の準備をしっかりとしておくことが重要です。

特に社内SEはイメージと現実にギャップを感じる人が多い職種でもあります。
この記事を参考に、ぜひ理想の転職を実現させてください。

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