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「エンジニアあるある」第38回話がもつれると、反射的に「後でメールします」と言ってしまう。
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「エンジニアあるある」第38回
話がもつれると、反射的に「後でメールします」と言ってしまう。

2019.12.03

 
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エンジニアの方の”あるかもしれない”日常風景をデフォルメしてコメディタッチに描く本連載「エンジニアあるある」。さて、今回はどんな風景なのでしょうか...

☆☆☆☆☆☆

エンジニアはよくコミュニケーションが苦手と言われますが、エンジニア同士のコミュニケーションは極めてスムーズです。テクノロジーという共通言語があるからです。しかし、非エンジニアの人とのコミュニケーションとなると、途端に苦手になってしまう。

それはテクノロジーの理屈を、非エンジニアの人にどう説明すればわかってもらえるのかがわからないからです。エンジニア同士であれば、難しくもなんともありません。○○のアルゴリズム、××の理論と名前を言うだけで、相手に伝わるからです。しかし、非エンジニアに対しては、その理屈を噛み砕いて説明しなければなりません。

これは日本の伝統文化を外国人にもわかるように説明するのと同じくらい難しいものです。例えば、「日本人にとって天皇の存在とはどういうものか」を外国人にうまく説明できる人はほとんどいません。憲法で定義されている「日本国および日本国民統合の象徴」だと説明しても、外国人は混乱するばかりです。多くのエンジニアが、テクノロジーをこういった定義を紹介する形で説明するため、非エンジニアから「あの人の話は小難しくて」とため息をつかれることになり、エンジニアの方では非エンジニアに説明するのが怖くなってしまうのです。

エンジニアの中には、非エンジニアに説明することをあきらめてしまっている人もいますが、最近の多くのエンジニアは、どうやったら伝わるだろうかということを真剣に考える人が増えています。世の中が変わって、エンジニアは開発だけをしていればいいというわけではなく、ビジネスサイドの人に説明をしたり、プレゼンテーションをしたりしなければならないことが増えているからです。

ディスカッションをしている時に、話が複雑になってくると、エンジニアは「後でメールします」と言って、議論を打ち切ろうとすることがよくあります。これは議論が嫌になったのではなく、非エンジニアにどう説明したらわかるか、じっくりと考えたいということなのです。決して責任放棄ではありません。このような場合は、時間的余裕があるのであれば、エンジニアに考える時間をあげてください。



(イラスト:ConChan)

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※「エンジニアあるある」バックナンバーは以下からご覧ください。

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「エンジニアあるある」第38回話がもつれると、反射的に「後でメールします」と言ってしまう。

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