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眼精疲労はITエンジニアの職業病? ブルーライトの脅威
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眼精疲労はITエンジニアの職業病?
ブルーライトの脅威

2019.09.20

 
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開発作業から文書作成まで、ITエンジニアの仕事からパソコンを切り離すことはできません。仕事中に眼の疲れを感じる方も多いでしょう。ITエンジニアの職業病とも言える眼精疲労の原因と対策を知っておきましょう。

Misa

目の疲れで仕事を中断することはありませんか?

職場のデスクの引き出しに目薬を常備している方、多いのではないでしょうか。ITエンジニアに限ったことではないかもしれませんが、夕方近くなると、眼の焦点が合いづらくなる、目がショボショボして辛くなるという方は多いです。

そうした症状があり、休憩をとって目を休めたり、睡眠をとったりしても、回復しなくなってくるのが「眼精疲労」です。具体的には、目の痛みやかすみ、まぶしさ、充血などの目の症状から始まり、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出る場合もあります。また、緑内障や白内障でも眼精疲労の症状が出ることがありますので、一度は眼科医に相談しましょう。

眼精疲労を誘発する原因として、パソコンやスマートフォンの画面から発せられる「ブルーライト」の影響が大きいといわれています。ブルーライトは波長が短く散乱しやすいため、私たちの目は常にピントを合わせようと働き続けることになり、眼精疲労を引き起こします。

ブルーライトが引きこ起こす体の不調

さて、ブルーライトは、LEDに含まれる青と黄の2色だけで構成される白色の光です。太陽光や蛍光灯よりもブルーライトの比率が高いため、ブルーライトと呼ばれています。ブルーライトの影響は光源からの距離が近いほど大きくなり、その影響は距離の二乗に反比例すると言われています。LED照明や液晶テレビにも使用されていますが、より顔の近くで使用する、スマートフォン(約20cm)やパソコン(40〜50cm)ではダメージを受けやすいのです。

また、眼精疲労だけでなく、体内リズムの変調を引き起こすともいわれており、不眠やうつなどの原因となりうることも指摘されています。最近では、小学生以下の子どもでも携帯ゲームやスマートフォンなどでブルーライトを浴びる機会は多くなっており、将来の視力低下や成長の阻害を懸念する声も上がっています。



ブルーライトへの対処方法

ブルーライトによる眼精疲労への対処としては、ブルーライトを遮断することです。ブルーライトを遮断するメガネもあります。パソコンの画面や、スマートフォンに貼りつけるフィルターも販売されています。また、画面(ディスプレイ)そのものの光度を調節することも効果的です。目への負担が少ないモードなどの機能が搭載されている場合もあります。

残念ながら、眼精疲労に特効薬はありませんが、ビタミン剤を配合した点眼薬や内服薬が有効である場合があります。食生活の中でビタミンの摂取を心がけてもよいでしょう。
そして、眠りにつくまでの間のつもりで、ベッドや布団の中でスマホチェックをする人がいますが、眼精疲労だけでなく、睡眠の質のためにもよいことではありません。就寝前にブルーライトを浴びると、脳が昼間だと誤認してしまい、睡眠を促すメラトニンという物質が分泌されづらくなります。

また、パソコンなどを使用する仕事(VDT作業。VDTとはビジュアル・ディスプレイ・ターミナルのこと)が原因で起こる眼精疲労を、VDT症候群といいます。厚生労働省は労働衛生環境の改善に取り組むガイドラインを発表しており、こちらを参考にするのもよいと思います。

新VDT作業ガイドライン(厚生労働省)はこちら

原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

眼精疲労はITエンジニアの職業病? ブルーライトの脅威

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