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ITエンジニア・Webエンジニアに転職する前に知っておきたいこと
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ITエンジニア・Webエンジニアに転職する前に知っておきたいこと

2018.11.02

 
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まったくの未経験からのチャレンジも

IT需要が拡大する一方、経産省の調査によればIT業界は2015年には約17万人の人材不足となっていて、2030年には59万人の人材が不足すると見られています。

同調査によれば、すでに「クラウドコンピューティング」や「情報セキュリティ」、「モバイル端末」の分野で人材不足の影響が大きく、今後はとくに「ビッグデータ」、「人工知能」、「ロボット」、「IoT」の分野で大きな影響が現れると見られています。

いずれにせよ、IT業界全体どの分野でも多くの人材が求められています。

こうした状況はIT・Web業界に転職したい方にとって、さまざまな可能性やチャンスがあると言えるでしょう。

また、「エンジニア」というと理系や技術系の人材が求められると思われがちですが、実際には文系出身者も大勢活躍しています。

中途採用でも入社後に基本から教育、育成を行うという企業も増え、未経験者でもチャレンジしやすい環境が整っています。

これまでの事例でも、

・正社員経験がなく派遣社員で書類確認や電話メール対応の一般事務(27歳・女性)
制御組込系のシステムエンジニアに転職、5ヵ月の研修を受けて技術を身につけた

・飲食店勤務を経て電気部品工場の事務や施工検査業務(27歳・男性)
スキルを身につけられる仕事として汎用機のシステムエンジニアに転職

・人材紹介会社で人事の採用アシスタントや営業を担当(24歳・女性)
エンジニアを目指し独学を始めたころ友人からキャリアアドバイザーの紹介を受け、研修サポートの整った会社を探し、制御・組込系のシステムエンジニアに転職

・リラクゼーション施設で店長とセラピストを兼務(26歳・男性)
スキルや資格取得を目指し、業界の成長性からネットワークエンジニアに転職

など、まったくの未経験、異業種からマイナビエージェントを通じて転職に成功した実績も数多くあります。

IT・Web業界全体の構造

大きく分けると、

・ITを提供する側となる「ITベンダー」や「Web系企業」
・ITを利用するいわゆるユーザー企業

それぞれでIT人材は求められています。

・ITベンダー

「大手コンピュータ・電機メーカー」にはコンピュータやサーバなどのハードウェア製造に加え、産業機械メーカーでの制御組込の開発などもあります。

また、Sier(システムインテグレーター)とも言われる「ITソリューション事業者」はシステム受託開発(SI)やソフトウェア・アプリ開発、システムの運用保守、その他サービスを提供しています。

・Web系企業

「インターネットサービス事業者」としてポータルサイト・サーバ運営、サービス・コンテンツ作成、インターネット利用サポートなどを行います。

「インターネット関連事業者」にはAmazonやGoogleをはじめとするクラウドビジネスやネット販売、ネット広告、ネット証券・銀行などのWebビジネスから、ネットゲーム、電子出版などのモバイルビジネスも含まれます。

一般的にIT・Webエンジニアとしてイメージするのは、上記のようなITを提供する側の仕事ではないでしょうか。

とくに未経験からの転職であれば、教育研修体制も整い、実務を通じて知識やスキルも身につけて行ける仕事としてチャレンジしやすい企業が多く見られます。

ITを利用する側でも
IT・Webエンジニアは求められている!

一方でITを利用する側でもIT・Webエンジニアは求められています。

金融や保険、卸売・小売、運輸、製造、大手通信事業者、官公庁・地方自治体をはじめ、あらゆる業界でIT・Web技術は利用され、社内に「情報システム部門」を設ける企業も少なくありません。

専門の部署を持たずにITソリューション事業者に実務を委託している企業でも、自社内に情シス担当を置いて外注業務のコントロールや社内のヘルプデスク業務を行う必要があります。

こうしたユーザー企業のIT業務では、社内で技術的な相談をできる上司がいない、いわゆる「1人情シス」といったケースも見受けられ、IT業界経験や柔軟に幅広い領域に対応できる業務スキルのある方でないと務まらない職場もあります。



どんな分野で活躍したいのかを考えて会社選びを

このように、ひとことでIT・Webエンジニアと言っても、さまざまなレイヤーでの幅広い業務があります。転職を目指す際には、どんな分野で活躍したいのかを考えて会社選びをすることも必要になってきます。

また、業務領域でも汎用機、オープン・Web系、制御・組込、ネットワーク・サーバ、運用保守、データベース、ITコンサルタントなどさまざまです。

具体的なキャリアプランや、キャリアアドバイザーの提案も参考に、ステップアップできる転職を考えて行きましょう。

・参考資料
『IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果』経済産業省 平成28年6月10日
『「IT産業」と「企業が求めるIT人材」』一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)2017

ITエンジニア・Webエンジニアに転職する前に知っておきたいこと

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