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Google Home(グーグルホーム)で始まる家電の未来とは
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Google Home(グーグルホーム)で始まる家電の未来とは

2018.03.27

 
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2017年10月に発売されたGoogleのスマートスピーカーは、音声でさまざまなサービスを利用することができます。ここでは、Google Homeで何ができるのか?Google Homeを初めとしたスマート家電にはどのような未来があるのか?エンジニアとして求められる技術などについてご紹介します。

ヤマタカ

Google Home(グーグルホーム)とは

Google Homeは、Googleが開発・発売した家庭向けの次世代スマートスピーカーです。スマートスピーカーとは「AI(人工知能)アシスタント」に対応したスピーカーで、音声で話しかけることによって、発話の特徴から内容を解析してさまざまなリクエストに答えることができます。

Google Homeの特徴

Google Homeの本体には音声AIである「Googleアシスタント」が内蔵されています。Googleアシスタントは、ユーザーが発話した内容をもとに音声の特徴を解析して最適な解答を選んで答えていきます。
Googleアシスタントには、解析能力の正確性、レスポンスの速さなど高機能なAIが搭載されているため、ストレス無く使用することができます。
また、Googleのサービスである「検索エンジン」「YouTube」「Google マップ」などのさまざまなサービスを利用できるのも大きな特徴です。
とくに検索エンジンについてはGoogleの専売特許でもあります。Google Homeなら、わざわざ文字を入力して調べなくても、検索エンジンで調べられることは全てGoogleHomeに話しかければ答えてくれます。

Google Homeの種類

国内で発売されているGoogle Homeは、「Google Home」「Google Home Mini」があります。北米ではさらに「Google Home Max」という最上位モデルの機種が発売されています。

Google HomeとGoogle Home Miniでは基本機能は変わりませんが、大きな違いとしてはスピーカーと価格になります。
Google Home Miniはスピーカーが小さい分、音質はよくありませんが、Google Homeで音楽を聞く予定がなかったり、手軽に持ち運びした場合はMiniを選択することおすすめします。

Google Homeでできること

Google Homeは音声で話しかけることにより、たとえば天気や交通状態、ニュースやスポーツなどの情報をリアルタイムで知ることができます。
話しかけるためには、例えば「OK Google 今日の天気を教えて」のように尋ねると今日の天気予報を音声で教えてくれます。
リストに買うものを音声で追加したり、音声で目覚ましをセットすることも可能です。また、Googleカレンダーに予定を登録しておけば、「OK Google 今日の予定を教えて」と尋ねるだけで、その日一日の予定を教えてくれます。

Google Homeに話しかけるだけで、テレビや照明を操作することもできます。例えば家事などで手が離せないときもテレビのスイッチを入れたり、チャンネルを変えたり、動画をストリーミングするなど、各種操作が行えます。

Google PlayやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスにも対応しており、音声でミュージシャンやアルバムを指定して音楽を聞くことができますし、ユーザーの好みや気分によって自動で曲を選択して流してくれることも可能です。

このようにGoogle Homeでできることはたくさんあり、今後さらに活用の幅が広がっていくでしょう。

Google Homeで始まる家電の未来

Google Homeは声だけで操作することができることから、幅広い分野で応用することができます。
すでにGoogle Homeを使用して家電を音声だけで操作することも可能ですので、家電ごとにリモコンを操作する必要はありません。
照明の明るさやエアコンを調節することもできますし、近い将来、冷蔵庫がIoT(モノのインターネット)によってインターネットに繋がることにより、冷蔵庫の中身をクラウド上で管理して、足りなくなったら音声で教えてくれたり、自動で注文してくれるなんてことも実現可能です。
その他にも玄関のロックやカーテンなども、「OK Google カーテンを閉めて」と伝えれば閉めてくれるなど、家電全体がGoogle Homeなどのスマートスピーカーで一元管理できるようになります。
また、カメラやセンサーが搭載されれば、体重や体脂肪、心拍数を計測して毎日健康状態を確認することも可能となり、ヘルスケアの分野でも活用が広まることが予想されます。
このようにGoogle Homeには家電を全てを管理し、利便性を高める可能性があると言えます。

スマート家電で求められるエンジニア

今後はGoogle HomeやIoTの技術によるスマート家電化で、私たちの暮らしがより便利になることは間違いありません。しかし、エンジニアとしてこのようなインターネットに繋がった家電を操作するためには、どのような技術が必要でしょうか?
例えば、Google Homeのように人の声を聞き分けて応答を返すには、音声認識の技術により、人の声の特徴を捉えて最も最適な解答を導き出す技術が必要になります。
このようなインプットされたデータから最適な答えを見つけ出すには、機械学習の技術が主に使われます。
機械学習とは人間が自然に行っている学習能力を、コンピューターで実現する技術のことで、インプットされたデータから特徴(パターン)を見つけ出して、作業を繰り返すことで学習し、より正確に求められる答えを導き出します。
機械学習は主にプログラミング言語Pythonが主流となっており、更に機械学習用のライブラリであるTensorFlowやニューラルネットワークを実装するためのChainerなどが使用されます。
機械学習の分野は既にさまざまな分野で研究・開発が進められており、需要が高まっています。

まとめ

スマートスピーカーは今後IoTの技術によって、どんどん進化していくことは間違いないでしょう。Google HomeはこれまでSFの世界でしかあり得なかったような近未来の生活を実現できる可能性を兼ね備えた、未来の家電と言っても過言ではありません。
また、このようなスマート家電の分野はこれからますます需要が高まっていきますので、家電の分野で活躍できるエンジニアを目指してみるのも、今後の方向性として有効かもしれません。

原稿:ヤマタカ
フリーランスエンジニア。ITに関わるさまざまなコンテンツの企画・制作も行う。 ITに関してはノウハウ系、ライフハック系、トレンド系など、幅広い分野の制作実績を持つ。

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