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SEからの転身も!「エバンジェリスト」ってどんな仕事?
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SEからの転身も!「エバンジェリスト」ってどんな仕事?

2018.01.18

 
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企業のセミナーやイベントで、「エバンジェリスト」という肩書きの方が活躍しています。求人募集でも目にする機会が増えているようです。「エバンジェリスト」という仕事についてご紹介します。

Misa

エバンジェリストって知っていますか

講演やセミナーなどでエバンジェリストと呼ばれる方が登場する機会が増えていますが、実はどんな仕事かよくわからないという人も少なくないでしょう。
エバンジェリスト(Evangelist)とは「キリスト教における伝道者」を指し、そこから転じて、ITのトレンドや最新技術について解説し、啓蒙する、IT業界の新しい職種の名称として使用されるようになりました。
海外のIT企業で生まれ、外資系IT企業の日本法人から国内のIT企業へと定着しつつある、注目の専門職です。

エバンジェリストの仕事とは

エバンジェリストの仕事は、主に講師、プレゼンテーション、デモンストレーションですが、その活躍の場はユーザー向けのイベントだけでなく、企業などへの個別のプレゼン、社内外の勉強会や啓蒙活動など、多岐にわたります。
そのためには、プレゼンやデモに必要な製品そのものの研究や資料作成はもちろん、最新技術、経済やトレンドに関する情報収集など、常に最先端の知識を吸収し、プレゼンやデモに反映していかなければなりません。エバンジェリストのなかには、必要があればデモ用のハードやソフトの自作まで手がける方もいるそうです。

「伝道者」という言葉の通り、エバンジェリストの役割は製品を紹介することではなく、その製品が生み出す新たな価値観を伝えることです。自社製品の認知度向上や販売を目指す広報や販売・営業部門と異なり、その製品がユーザーや社会にもたらす「未来」やその製品が持つ「世界観」を示し、聴き手を魅了することが、エバンジェリスト本来の役割です。エバンジェリストならば、新しい価値観を伝えるために最適であると考えれば、競合製品との連携など既存の枠組みや関係性を度外視したプレゼンテーションをする選択肢もありえます。企業間の競合や体面にとらわれないよう、組織のなかで独立したポジションに置かれていることも特徴の1つといえます。

SEからの転身も! エバンジェリストになるには

エバンジェリストにはどのような能力、資質が求められるのでしょう。まずは自社の技術や製品に加えて、各分野の先端領域に精通し、幅広い知識を備えていることが挙げられます。そうした最先端の情報を総合して、ユーザーや社会にとってのメリットや将来像に置き換えて表現する力、構想力が求められます。さらに聴き手にとってわかりやすく伝える、コミュニケーション能力、プレゼンテーション技術は必須といえるでしょう。これらの能力やスキルに加え、対象となる製品への愛着や伝えようとする情熱など、強い想いを持てる方が向いているともいわれています。

現在、活躍しているエバンジェリストの多くはシステムエンジニア(SE)などの技術系の職種を経験しています。エンジニアとして培った技術知識や経験をベースに、マーケティングの知識、コミュニケーションやプレゼンテーション技術を磨いた先に、エバンジェリストとしての可能性があります。実際に、エバンジェリストの育成に乗り出すIT企業も増えつつあります。キャリアチェンジを考えているシステムエンジニアの皆様にとっては、魅力ある選択肢ではないでしょうか。

日本マイクロソフトのエバンジェリストの著作も出版されています。興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
「エバンジェリスト養成講座 究極のプレゼンハック100」 著:西脇資哲、翔泳社
http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798125091

原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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