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システムエンジニアになるには?
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システムエンジニアになるには?

2017.12.21

 
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システムエンジニアの、具体的なイメージはどのようなものでしょうか。パソコンには何でも詳しくて、深夜まで黙々とパソコンに向かっていて、あまりしゃべらない?
……そんなことはありません。今回はシステムエンジニア、いわゆるSEの仕事と就職についてご紹介します。

もっさん

システムエンジニア(SE)とは?

2017年のアンケート調査で、男子中学生のなりたい職業第1位も、男子高校生のなりたい職業の第1位も、どちらもITエンジニア・プログラマーになりました。男子中学生の24%、男子高校生の20.8%が、なりたいと回答したそうです(ソニー生命調べ)。IT産業が若い世代に注目されていることがよくわかります。

SEは、そんなITエンジニアの職種のひとつで、システムのアプリケーションの開発・設計を主に担います。テクニカルエンジニア(データベースエンジニアやネットワークエンジニア)もシステムエンジニアの一部として呼ぶケースもありますが、データベースやネットワークについては専門性が必要なので、分けて考えたほうがよいでしょう。

参考文献:
ソニー生命 なりたい職業アンケート
http://www.sonylife.co.jp/company/news/29/nr_170425.html
厚生労働省 毎月勤労統計調査2016
http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/chart/html/g0003.html
JISA 2016年版情報サービス産業基本統計調査
http://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2016.pdf
IPA IT人材白書2017
https://www.ipa.go.jp/files/000059087.pdf

システムエンジニア(SE)の仕事内容

では、SEの仕事、設計とはどんな業務を指すのでしょうか。
システムは、要件定義→設計→実装・プログラムテスト→運用試験という流れで作られていきますが、ユーザーから要望を聞いてシステム全体を設計し、プログラミングするための細かい設計書やテスト仕様書を作っていくのがSEです。自分でテストをしたりコードを書いたりすることもありますが、特に大規模なシステムになると実装と呼ばれるシステムのプログラミング自体はSEではなく専門のプログラマーが行う場合が多いです。
SEはユーザーとの打ち合わせやチーム会議などが多く、コミュニケーション力が必要で、人と接する場面が多い職業です。プロジェクトをまとめるリーダー職(PL・PM)になると、スケジュールを作りチームと利益を管理することがメインの仕事になってきます。

また、システムエンジニアの仕事はかつて3K(きつい、厳しい、帰れない)と呼ばれていましたが、そんなに大変なのでしょうか。2016年の労働時間統計から毎月の労働時間を見てみましょう。

●全平均:132.9時間+所定外10.8時間
●情報通信業(※放送産業なども含む):144.6時間+所定外16.5時間
※所定外…職務規定にある勤務時間外の「残業」のこと
(厚生労働省の毎月勤労統計調査より)

このように、情報サービス産業協会(JISA)が2016年にIT企業500社ほどにアンケートをとった結果でもITエンジニアの労働時間の平均は月147.5時間+所定外23.8時間となっていました。正社員であれば皆さんこなしている量だと個人的には思います。
また、システムのリリース日前(締切前)で残業が多くなり大変な時期はあっても、フレックスタイム制や社内私服OKなど働きやすい社風の会社が多いのも特徴です。

参考文献:
2016年版 情報サービス産業 基本統計調査
http://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2016.pdf

システムエンジニアの就職先

では、システムエンジニアになりたい場合、どのような会社に応募すればよいのでしょうか。日本ではIT産業に関わる人の多くがIT企業に勤務しているため、IT企業に就職しなければSEになれないと思う人が多いのですが、実はそうではありません。業種別の人材ランキングを日米で比べると以下のようになっています。

日本:1位 IT企業72%、2位 機械器具製造7.4%、3位 サービス6.5%
米国:1位 IT企業34.6%、2位 サービス30%、3位 金融8.4%
(IPA IT人材白書2017より)

視野を広げ、ユーザー企業への就職も視野にいれることも大切です。ユーザー企業への就職の道としては、社内システム開発・運用などを担当する「社内SE」として採用されることが多いです。採用ポテンシャルとしては、IT企業の人材の過不足感は「大幅に不足している」が2016年20.3%となり、リーマン・ショック以降初めて数値を下げ前年比4%減となりました。一方ユーザー企業では、「大幅に不足している」が24.7%と数値を上げ続けている状況です。

システムエンジニアは明確な達成感があり、スキルを磨いて結果をだせば評価される仕事です。ぜひチャレンジしてシステム開発の世界に飛び込んでみてくださいね。

原稿: もっさん
業務系システムエンジニア、IT企業の営業、パートタイムのプログラマーを経て、現在は子育て中のライター。旦那様は数学の先生です。執筆ジャンルはプログラミングのハウツー、アウトドア、ファッションなどが主です。ITの仕事は、体が資本&自分磨きが基本。体を大事にし、技術を磨くお手伝いができれば幸いです。

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