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Pythonとは?今こそ話題の言語を学んでみよう!
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Pythonとは?今こそ話題の言語を学んでみよう!

2017.11.20

 
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Pythonはさまざまなアプリケーションの開発や、人工知能の分野などで積極的に採用されているプログラミング言語です。

CやJavaなどのメジャーな言語に比べると、まだまだ知名度が低いですが、将来性がある言語で今後間違いなく需要が増えていくでしょう。

これからもエンジニアとしてステップアップしたい方にとってPythonの魅力やできること、Pythonの求人内容などについて紹介していきます。

目次

1.Pythonとは

2.Pythonの特徴やメリットは?

2.1.だれでも参加できるオープンソースになっている

2.2.シンプルな文法で効率的に書ける

2.3.動作を細かく確認できる

2.4.ライブラリが豊富にある

2.5.iOSやMac OSなど動かせる環境が多い

3.Python言語のデメリット

3.1.実行速度が遅い

3.2.日本語のドキュメントが少ない

4.Pythonでできること

5.Pythonでできないこと

6.Python言語はこんな人におすすめ

6.1.ウィンドウアプリケーションを作りたい人

6.2.機械学習やディープラーニングに興味がある人

6.3.データ解析・分析が好きな人

7.Pythonの求人

8.まとめ

1. Pythonとは

Python(パイソン)とは、1991年にオランダ人のグイド・ヴァンロッサムによって開発された汎用的なスプリクト型のプログラミング言語です。Pythonの名前の由来は、イギリスのテレビ局BBCが制作した番組『空飛ぶモンティ・パイソン』から来ています。

Pythonの日本での認知度はPHP・Rubyなど他のスプリクト言語と比べるとまだまだ低いですが、世界的には今最も注目を集めているプログラミング言語と言っても過言ではありません。IEEE Spectrumが発表したThe Top Programming Languages 2019では、Pythonがプログラミングランキングの総合1位を取得しています。Pythonによって作られたライブラリが豊富にあることが人気の要因の一つで、特にKerasは人工知能の分野において非常に注目されているライブラリとなっています。



https://spectrum.ieee.org/computing/software/the-top-programming-languages-2019

Pythonは、さまざまなアプリケーションの開発や機械学習、ロボットの開発、研究の分野など幅広く使われています。コードがシンプルかつ分かりやすい文法で書けるようにデザインされており、プログラミングの教育用に選択する教育機関も多く、初心者の方や他の言語にチャレンジしたいエンジニアの方にも向いているプログラミング言語と言えるでしょう。

プログラミング言語を学ぶとき、まず初めに出力する”Hello World”もPythonなら以下の1行のみの記述で可能です。

print("Hello World")

ライブラリを読み込んだりmainの関数を書いたりする必要もありません。この1行をファイルに保存して実行すれば、"Hello World”が出力されます。

2. Pythonの特徴・メリットは?

では、Pythonにはどのような特徴やメリットがあるのか、詳しく見てみましょう。

2.1. だれでも参加できるオープンソースになっている

Pythonのリリースはすべてオープンソースになっており、Python Software Foundationライセンス(PSF)として配布されています。ソースコードも無償で公開されているため、だれでも開発に参加することができます。

2.2. シンプルな文法で効率的に書ける

Pythonは、可読性を高めるためにシンプルでわかりやすい文法になっています。そのため、効率よく書くことができます。

2.3. 動作を細かく確認できる

CやJavaの場合、動作確認するためにはコード全体をコンパイルして機械語に翻訳する必要がありますが、Pythonではインタプリタがソースコードを1行ずつ翻訳しながら実行できます。動作確認したいところだけを動かして確認できるのは、Pythonならではと言えるでしょう。

2.4. ライブラリが豊富にある

数値計算や画像処理など、あらゆる分野のライブラリが豊富に揃っています。ライブラリを活用することで効率的に開発をすすめることができます。

2.5. iOSやmacOSなど動かせる環境が多い

Pythonは様々な環境で動かすことができます。LinuxやWindowsはもちろん、macOSやiOS、Androidなど様々なOSやデバイスにて動作が可能です。

3. Python言語のデメリット

Pythonはとても魅力的な言語ではありますが、一方で次のようなデメリットも存在します。

3.1. 実行速度が遅い

Pythonは、インタプリタ言語の中でも特に実行速度が遅い言語だといわれています。処理速度よりもシンプルさや多様性を優先させているため、ゲームなど処理の速さが求められる開発には不向きです。

3.2. 日本語のドキュメントが少ない

Pythonは日本語のドキュメントが少なく、英語が苦手な人は苦労します。世界的には非常に人気の高いPythonですが、日本国内だけで見るといま一歩及ばない部分があるのは否めません。

4. Pythonでできること

Pythonは、データ処理・分析の自動化やWebシステムの開発といった日常的なところから、IoTや人工知能のような最先端の開発までできます。詳しくは、プログラミング言語「Python」でできることや学習方法まとめの記事で紹介しています。

5. Pythonでできないこと

Pythonは汎用的なプログラミングですが、Webデザインのようなビジュアル面を重視した開発には不向きです。Pythonは機能面には強いですが、Webデザインのような表面の実装はできません。またPythonは実行速度が遅いため、処理速度を求められるプログラムを開発することもできません。

6. Python言語はこんな人におすすめ

ここまでPythonのメリットやデメリットについて解説しましたが、それでは実際どのような方にPythonはおすすめなのか、具体的に見てみましょう。

6.1. ウィンドウアプリケーションを作りたい人

Pythonはウィンドウアプリケーション(GUIアプリケーション)を作りたい方に特におすすめです。Tkinterというライブラリが標準で備わっており、これを使うことでボタンやフォームなどのようなGUIを持つアプリケーションを手軽に作ることができるからです。

6.2. 機械学習やディープラーニングに興味がある人

機械学習やディープラーニングの分野においてPythonはよく利用されています。ライブラリが充実していることに加え関連する資料も多く、これらの分野に興味がある方には特におすすめと言えます。

6.3. データ解析・分析が好きな人

Pythonはデータ解析・分野に強いと言われています。データ解析・分析のライブラリが充実している点や、言語そのものがシンプルで書きやすい点が理由として挙げられます。環境構築に余計な手間がかからないため、データ解析や分析に集中できるのです。

7. Pythonの求人

Pythonの認知度は日本でも徐々に上がってきており、求人数も増えてきています。では実際Pythonの求人はどれくらいあるのか。またどんな仕事内容なのか。気になるところです。

大手転職エージェントのマイナビエージェントでPythonの求人を検索すると、2020年3月1日現在、759件のPythonを含む転職・求人情報が見つかりました。

求人内容としては、「システム基盤の設計、開発」「業務系アプリケーションシステムの設計・開発」などの開発案件があり、「WEBエンジニア」「ファシリティエンジニア」「システムエンジニア」などの職種で募集されています。給与も年収400〜800万円ほどの求人が多く魅力的です。昨今の認知度の上昇により今後も求人数が増えることが見込まれます。

8. まとめ

Pythonは世界的に最も有望視されていて将来性があり、魅力的な言語であることがわかりました。

CやJavaなどのプログラミング言語に比べるとまだまだ国内での認知度は低いですが、これから活躍が期待できる人工知能やロボット開発の分野では積極的に採用されています。
これからもエンジニアとして活躍していきたいと考えているのなら、ぜひ次のステップアップとしてPythonを習得してみてはいかがでしょうか?

原稿:ヤマタカ

フリーランスエンジニア。ITに関わるさまざまなコンテンツの企画・制作も行う。 ITに関してはノウハウ系、ライフハック系、トレンド系など、幅広い分野の制作実績を持つ。

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