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とりあえずやってみる!FuelPHP 第3回最初にやっておきたい設定
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とりあえずやってみる!FuelPHP 第3回最初にやっておきたい設定

2017.11.07

 
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FuelPHPをインストールできたら、最初にやっておきたい設定があります。今回から実際にファイルを編集していきますが、その前にFuelPHPのディレクトリ構成をざっくり把握しておきたいと思います。

えとうさちこ

FuelPHPのディレクトリ構成

全体のディレクトリ構成

composer.json
Composerの設定ファイル
composer.lock
Composerのロックファイル
composer.phar
Composerコマンド
docs/
公式ドキュメント
fuel/
 
 |- app/
開発するアプリケーションはここに配置します
 |- core/
FuelPHPの本体
 |- packages/
FuelPHPのパッケージ
 |- vendor/
Composerのパッケージ
public/
Web公開領域
 |- assets/
CSSや画像、JavaScriptなど
 |- index.php
フロントコントローラ

docsはドキュメントなので、アプリケーションの動作には必要ありません。
Webサーバの公開ディレクトリ(ドキュメントルート)以下に配置するのは、public配下のみです。セキュリティ上、ほかのファイルやディレクトリはドキュメントルート外に配置します。

fuel/core/にFuelPHPの本体機能があります。基本的にここは触りません。アプリケーション開発ではfuel/app/内にファイルを作成したり編集したりしていくことになります。

appのディレクトリ構成

fuel/
 
 |- app/
 
   |- bootstrap.php
ブートストラップファイル
   |- cache/
キャッシュファイル
   |- classes/
 
     |-controller/
コントローラ
     |-model/
モデル
     |-presenter/
プレゼンター
   |- config/
各種設定ファイル
   |- lang/
言語ファイル
   |- logs/
ログファイル
   |- views/
ビュー

appディレクトリの中でも上図に色付きで示した5つのディレクトリが主な作業場所となります。

最初にやっておきたい設定

config.phpの設定を行います。 デフォルトは「fuel/core/config/config.php」で設定されています。 デフォルトをオーバーライドしたい場合「fuel/app/config/config.php」に記述します。変更したい個所のコメントを外して書き換える流れになります。

言語の設定

[変更前]80行目〜

// 'language'           => 'en', // Default language 
// 'language_fallback'  => 'en', // Fallback language when file isn't available for default language 
// 'locale'             => 'en_US', // PHP set_locale() setting, null to not set 

[変更後]

'language'              => ‘ja', // Default language 
// 'language_fallback'    => 'en', // Fallback language when file isn't available for default language 
'locale'                => ‘ja_JP.UTF-8', // PHP set_locale() setting, null to not set

言語設定を日本語にしています。 languageは、FuelPHPの言語ファイルのあるフォルダを指定することになります。'ja'を指定したのでfuel/app/lang/に日本語用の言語ファイルが格納されているjaディレクトリを配置する必要があります。
しかしながら、language_fallbackのデフォルトで英語が指定されているので、言語ファイルを用意しなくても動作に問題はありません。
localeはnullにするとPHPのsetlocale関数を実行しないので、ロケールの設定を変更することはありません。私の環境では‘ja_JP.UTF-8’にしました。Windowsでは’japanese’にします。PHPのロケールの設定はOSのロケール設定に依存します。Unix系のOSでは次のコマンドでOSにインストールされている正しいロケール名を調べることができます。

$locale -a

タイムゾーンの設定

[変更前]94行目

// 'default_timezone'   => null,

[変更後]

'default_timezone'   => 'Asia/Tokyo’,

タイムゾーンを日本時間に設定しました。

トークンのソルトを設定

[変更前]126行目

// 'token_salt'            => 'put your salt value here to make the token more secure',

[変更後]

'token_salt'            => 'wcVRSeZqBeneBReAIWhVenDdJFgdc0PSykda9DGW',

CSRF対策のトークンを生成するためのソルトを設定します。上記は一例です。推測されにくい文字列を任意に設定します。

その他、知っておきたいconfig.phpでの主な設定をご紹介します。

base_url
アプリケーションのベースURLです。http://あるいはhttps://で始まるフルURLを指定することもできますし、相対パスを指定することもできます。末尾は必ず「/(スラッシュ)」にする必要があります。

url_suffix
FuelPHPがURLを自動生成する際に付加する接尾辞を設定できます。「.html」など拡張子を指定する場合は「.(ドット)」も含めて指定します。

index_file
mod_rewriteを使用してURLから「index.php」を取り除くことを前提にデフォルトではfalseになっています。「index.php」を取り除かない場合は’index.php’を指定します。

encoding
文字エンコードはデフォルトでUTF-8に設定されています。

ほかにも、もっと詳しくconfig.phpの設定を知りたい場合は公式ドキュメントが参考になります。

アプリケーション設定 | 公式ドキュメント
http://fuelphp.jp/docs/1.8/general/configuration.html

ここまでは、FuelPHPをインストールしたら最初にやっておきたい設定をご紹介しました。
次回は、FuelPHPが準備してくれている環境別の設定をみていきたいと思います。

原稿: えとうさちこ
SEとしてJavaでのASP開発を経て、現在は主にPHPでのWEBアプリ開発を行うWEBエンジニア。フロントエンドもサーバサイドも好き。インフラ勉強中。今後はRubyにも手を出すつもり。PCに向かっている以外はだいたいテニスに没頭。おかげさまで肩こり知らず。ブログやってます。
http://sachips.byeto.jp

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