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プロジェクトリーダーなら知っておきたい「アンガーマネジメント」
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プロジェクトリーダーなら知っておきたい「アンガーマネジメント」

2017.09.15

 
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人間は“感情の生き物”と言われますが、コントロールできない怒りの感情は、仕事上の人間関係や仕事そのものにとって大きなリスクです。プロジェクトリーダーであればなおさらのことですね。怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」を身につけることで、仕事上のリスクだけでなく、自身のストレス負担も軽減できます。

Misa

アンガーマネジメントとは「怒りの管理術」

感情的になってはいけないと理解していても、時に怒りを感じるのは人間としてはやむを得ないことです。特に、立場や経験が異なる人で構成されたプロジェクトで、認識のズレや利害関係、パーソナリティの違いなどの理由から、意見の対立や行き違いが生じるのはごく当然のことでしょう。
アンガーマネジメントは、人間に生じる“アンガー(イライラ、怒りの感情)”をマネジメントするための心理教育であり、怒りを上手くコントロールしてトラブルを避けるだけでなく、怒りを仕事へのエネルギーやモチベーションに転化していくことを目指します。言わば「怒りの管理術」です。
アンガーマネジメントでは怒りをやみくもに抑圧するのではなく、怒りの感情を自分自身が後悔しない形で昇華させることを目的とし、怒りを感じたときの思考法や対処方法が編み出されています。

アンガーマネジメント入門の第一歩は?

アンガーマネジメント入門の第一歩とも言えるポイントをご紹介します。

①自分の怒り方のクセを知り、自分なりの方法論を持つ
怒りタイプ診断で、自分の怒り方のクセを理解します。自分の怒り方を知ることで、冷静になるための自分なりの方法論を持つことができるようになります。
日本アンガーマネジメント協会(代表理事 安藤俊介氏)では、無料のアンガーマネジメント診断(https://www.angermanagement.co.jp/test)を受け付けています。
②怒りの6秒ルール
怒りがピークに達する時間はおよそ6秒。この6秒を過ぎると怒りは沈静化していくと言われています。怒りに反射しないために、この6秒をやり過ごします。怒りを感じたときに、数を数える、頭の中でイメージした思考停止ボタンを押す、手のグー・パー、足踏み、ジャンプなどの単調な動作を繰り返すなどが推奨されています。
③怒りを客観視する
怒りをコントロールするには自分の怒りを客観視する必要があります。その方法は、自分の怒りのバロメータを作成しておき、怒りを感じたときに現在の怒りがどの段階にあてはまるかを判定するというものです。バロメータを思い出せるのはある程度は冷静になれていることでもあり、怒りをコントロールしていると言えます。

アンガーマネジメントに関する書籍は多数刊行されていますので、詳しく知りたい方にはおすすめです。また、セミナーも入門講座からファシリテーター養成まで開催されています。日本アンガーマネジメント協会のホームページ(https://www.angermanagement.co.jp/)でご覧になれます。

怒りをコントロールしてプロジェクトを円滑に

アンガーマネジメントは、プロジェクト管理やパワハラ防止のためだけでなく、自分自身のメンタルヘルスケアとしても有効です。企業はもちろん、看護・介護の現場などで研修にアンガーマネジメントの講座が利用されているそうです。また、仕事以外でも役立ちます。怒りのコントロール方法を知ることで、子育てで、子どもをきつく叱りすぎてしまうといったことを避けることもできます。

原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。
ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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