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社内SEは楽ってホント?転職を決める前に確認しておきたいポイント
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社内SEは楽ってホント?転職を決める前に確認しておきたいポイント

2017.08.22

 
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IT業界の中でも特に人気の高い、社内SE。残業が少なくて仕事が楽!というイメージがありますが、本当なのでしょうか。そこで今回は、社内SEの特徴や転職を決める前に確認しておきたいポイントをご紹介していきます。

河村真里

社内SEの仕事内容とその魅力

社内SEとは、自社システムの企画や開発、運用、保守などを行う業種のことです。大規模システムの場合は、開発を外部のITベンダーに委託し、社内SEが外注管理をすることもあります。
SIerの場合はプロジェクトによって担当するシステムが頻繁に変わりますが、社内SEの場合はひとつのシステムとじっくり向き合うことができるのが魅力です。担当システムに関する深い知識が身に付き、自社システムのプロフェッショナルとして活躍することができるでしょう。
また、SIerのように納期に追われることがなく、定型業務が中心となるため、比較的残業が少ない傾向にあります。そして、ユーザーとの距離が非常に近いのも社内SEの特徴です。同じ会社で働く社員がユーザーとなりますので、自分が関わるシステムに対する意見を、直接聞くことができます。

意外と楽じゃない?社内SEのデメリット

このように、社内SEにはSIerにはない多数の魅力があるため、IT業界の中でも特に人気の高い職種となっています。しかし実際に社内SEになってみると、イメージと違って意外と大変なことも多かった…という声も。転職を決める前に、メリットだけでなくデメリットも確認しておきましょう。

社内SEはひとつのシステムに深く関わることができますが、その反面身に付くスキルの幅が狭くなりがちです。特に開発業務を外部に任せている場合は、管理業務が中心となるので、技術的なスキルを習得しにくいでしょう。
また、社内SEの業務は開発よりも運用・保守がメインとなります。システム開発に多く携わりたいという方には、あまり向いていないかもしれません。そして、社内システムにトラブルが発生した場合には、残業や休日出勤もあり得ます。社内SEに転職すれば毎日定時で帰れる!というわけではないので、注意しましょう。
さらに、ユーザーとの距離が近いので、社内のさまざまな部署の人達と頻繁にコミュニケーションをとる必要があります。コミュニケーション能力に自信がない方にとっては、これもデメリットとなるでしょう。また、社内SE はITに関する便利屋のような立ち位置で扱われることも少なくありません。パソコンに関するささいなトラブルなどで、ユーザーから呼び出されることもあるようです。

「仕事の楽さ」ではなく内容で決めよう!

社内SEだからといって、SIerよりも仕事が楽とは限りません。仕事が楽そうだから、という理由で社内SEへの転職を決めてしまうと、イメージとのギャップを感じてしまうこともあるでしょう。業務量ではなく、業務の内容で選ぶことが大切です。
社内SEは、ひとつのシステムとじっくり向き合いたい方や、ユーザーと近い場所で働きたいという方に向いている仕事です。一方、さまざまなシステムに関わりたい、最新技術にたくさん触れたい、という方には不向きかもしれません。SEとしてどのような環境で働きたいのか、よく考えてから転職先を決めましょう。

原稿: 河村真里
SEとして勤務後、ライターに転身。何でも手を出したくなる雑食系。
IT関連情報のほか、旅行、グルメ、インテリアなど幅広いジャンルを執筆しています。

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