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テレワーク(在宅勤務)のメリットとデメリットを探る
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テレワーク(在宅勤務)のメリットとデメリットを探る

2017.08.23

 
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エンジニアは、開発環境さえ整えば、どこでも仕事ができます。クラウドやデバイスの進化により、ノートパソコン一台あれば、カフェでも自宅でも仕事ができる時代になりました。IT業界、エンジニア職にも増えつつあるテレワーク(在宅勤務)のメリットとデメリットを探ってみます。

Misa

在宅勤務OKの会社が増えている

「就職」とは、「会社が指定する場所(職場)で働く」ことが大前提でしたが、最近では自宅で働く「在宅勤務」を導入する企業が増えています。「テレワーク」は、「tele=離れた場所」「work=働く」を組み合わせた造語で、厚生労働省が在宅勤務の呼称として使用し、社内用語として用いる企業もあります。

テレワーク(在宅勤務)は、育児や介護の支援制度として導入され始めましたが、最近ではワークスタイルのひとつとして全従業員に対して採用する企業も出てきました。
住友林業、ベネッセコーポレーション、ヒューマンシステム、パナソニック、日立製作所、トヨタ自動車、日本マクドナルド、ニチレイ、サントリーなど、業種業界を問わず、在宅勤務を導入する企業は広がっています。
IT業界でも、日本マイクロソフト、日本アイ・ビー・エム、日本ヒューレット・パッカード、日本ユニシス、日本電気、NTTデータなど、多くのITベンダーが在宅勤務を採用しています。(2017年4月現在)

テレワーク(在宅勤務)のメリット、
デメリット(リスク)

在宅勤務のメリット

会社員には、通勤や職場の付き合いなどの仕事以外のマターが存在します。在宅で仕事をすると、まず通勤の労力や時間が軽減する、就業時間を選択できる、居住地の制約がなくなるなどのメリットがあります。そのため、育児・介護との両立には適しています。また、上司や同僚との間に適度な距離が生まれるため、人間関係の難しさからも解放されやすくなります。

在宅勤務のデメリット(リスク)

勤務態度が見えづらい在宅勤務では、人事評価は「成果」重視となり、成果に表れない人物評価などのウェイトが下げられる可能性があります。また、仕事の進捗管理はもちろん、出勤などの時間にとらわれることが減少する分、生活のリズムが崩れやすくなるなどのリスクもあります。対面でのコミュニケーションが減少するので、仕事で必要な人間関係の構築や、コミュニケーション不足への配慮がより重要になります。

テレワーク(在宅勤務)は本当に定着するのか

テレワーク(在宅勤務)は、すでに定着し始めています。2011年3月の東日本大震災が契機となり、社員が出勤困難となる状況が、企業にとっての現実的なリスクとして顕在化したことが定着を後押ししたとも考えられます。しかし、テレワーク(在宅勤務)によるデメリットやアクシデントが表面化すれば、この流れが後退する可能性ももちろんあります。

上司や同僚の目が行き届かない在宅勤務では、より多くの責任や能力が個人に求められ、職場で仕事をする場合よりも、時間管理や工程管理の重要性が高まります。
テレワーク(在宅勤務)で通常勤務と同等以上のパフォーマンスを発揮するには、エンジニアとしてのスキルだけでなく、ワークスタイルに対するポリシーを持ち、自律的に仕事に取り組むことが必要でしょう。

原稿:Misa
ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。
ライターとしては、IT系以外、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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