ITエンジニアのための勉強会・イベントレポート情報メディア

エンジニアのためのキャリアアップ転職術
skill

エンジニアのためのキャリアアップ転職術

2017.08.17

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ITの分野は発展が目覚ましく、さまざまな技術が登場し、ITは私たちの生活に欠かせないものとなっています。そんな中で、エンジニアとして「自分はこのままで良いのだろうか?」「今後もエンジニアとして働いていけるだろうか?」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、転職をエンジニアとして成長するための、キャリアアップの手段として捉え、今後エンジニアとしてどのように成長していくべきか?考えていきたいと思います。

ヤマタカ

エンジニアとして今後も働くためには

ITの分野は2020年に開催される東京オリンピックによるITの導入、AIの人工知能技術やIoTなどの技術革新、スマートフォン市場の拡大などにより、今後もエンジニアの需要が拡大すると予測されています。そのため、エンジニアが人手不足に陥る可能性もあり、政府も人手不足を解消するために、プログラミングの義務教育化やシニアエンジニアの起用など、さまざまな対策が検討されています。
しかし、現役で働いているエンジニアとして「人手不足なら今後も安泰か?」と聞かれれば一概にそうとは言い切れません。安泰の上にあぐらをかいていては、いつまでもエンジニアとして成長できませんし、中堅となっても大した技術力がなければ、簡単な仕事しか任せられません。経営難に陥れば、スキルのない中堅は簡単にリストラされてしまうことも十分ありえます。また、油断しているとオフショアによる海外勢に仕事を奪われてしまう可能性も…。今後もエンジニアとして働くためには、成長できるような職種に就くことや、効率よくスキルアップするなど、自ら考えて行動を起こしていく必要があります。これからますます厳しい競争化社会にさらされることは間違いなく、エンジニアとして具体的なキャリアアッププランを考えていく必要性があるでしょう。

キャリアアップのための転職

現状の仕事内容に満足しているエンジニアは、どれくらいいるのでしょうか?特に下請け、孫請けで大企業から仕事を受注していると、安い単価で納期が短く連日残業や徹夜、休日出勤をして乗り越えなければいけない…なんてこともあります。また、プログラミングやテストなどの下流工程ばかりで、要件定義や基本設計などの上流工程をなかなか任せてもらえず、成長したくてもできない状況となってしまいます。
安定して給料がもらえるからと、とくにやりがいも成長も感じられない仕事を、不満を抱えながらしていては、精神衛生上よくありません。将来もエンジニアとして働くことを考えているなら、現状に甘んじていることは逆にリスクであるとも言えます。
そんな現状に不満を抱えている方は、スキルアップの一環ととらえて、転職を検討してみてはいかがでしょうか?
組み込み系のエンジニアとして働いているなら、Webエンジニアを目指して転職してみるとか、より高度なネットワークエンジニアや、上流工程が経験できるマネージャーやITアーキテクトなどを目指してみるのも良いでしょう。
違う職種を経験することで、エンジニアとして視野が広がりますし、スキルアップにもつながります。
まだまだ長期雇用、終身雇用制などの日本型雇用システムが根強いですが、働き方の多様性は今後さらに広まることは間違いなく、これからの時代1つの会社にしがみついているほうが、リスクが高いとも考えられます。
また、専門性や技術力をある程度身につけているのなら、組織に属さずにフリーランスエンジニアとして働くことも、選択肢の1つとして検討してみるのもよいでしょう。
筆者もエンジニアとしてITの分野で10年働いたあとにフリーに転身しましたが、環境面・収入面で満足の得られる結果を出すことができています。

転職が有利になる資格とは?

転職を有利にするためには、エンジニアの技術力や経験を図るバロメーターとして、今まで関わってきた仕事の経歴などが重要となります。
また、それ以外にスキルを証明する手段としては、知識力を図るためにエンジニア向けの高度な資格を取得しておけば、転職はより有利となります。
エンジニア向けの資格は、国家資格・ベンダー資格でさまざまな種類がありますが、今後もエンジニアとして生き残るためには、上級者向けの資格を取得することを目標としましょう。
例えば国家資格である「プロジェクトマネージャー」「システムアーキテクト」などの資格は、上流工程を経験する上で、プロジェクトの立案や運営、管理などといった上級エンジニアを目指すために必要な知識を身につけることができます。そのため、プロジェクトに関わる必要な知識が幅広く理解できるようになるでしょう。
また、ベンダー資格では「オラクルマスター」のゴールドや「Java SE 認定資格」のゴールドなど、より高度な技術力や専門性を証明できる資格も、取得しておくことをオススメします。

身につけておきたいスキル

エンジニアとして生き残るためには、さまざまなスキルを身につけておく必要があります。プロジェクトの上流下流の工程を理解しておくことは、必須と言えます。
プロジェクトをマネジメントするスキルや、リーダーとしてチームを統率するスキル、経営者側の視点も大切です。そのため、経営面に関わる業務や、プロジェクトを企画・提案することができる、より高いレベルの仕事にも携われるように、スキルアップすることを検討しておく必要があるでしょう。
また、クライアントやプロジェクトメンバーと関わる上で、仕事を円滑に進めるためのコミュニケーション能力も重要な要素です。コミュニケーションを怠ると、ちょっとした認識違いで大きな手戻りが発生し、プロジェクトが炎上してしまう可能性も高いからです。
システム開発における納期は絶対です。プロジェクトを滞りなく進めるためには、どんな困難でも果敢に立ち向かい、仕事をやり遂げる忍耐力・行動力もなくてはならないスキルと言えます。
今後ITの分野はさらなる技術革新により、変化のスピードが速くなると予想されます。変化の波に乗るためには、常に新しい技術について勉強しておくことも大切です。
そして、新しい技術は次期システムに生かせないか、クライアントに提案できないか、など常に意識して検討することができるスキルも今後は必要になってくるでしょう。

まとめ

ここでは、転職をキャリアアップの機会ととらえ、エンジニアとして今後生き残るためにはどうすべきかを説明しました。
変化の目覚ましいIT業界は、今後もさらなる発展を遂げることは間違いないでしょう。将来に渡ってエンジニアとして働くためには、先を見据えて自分がスキルアップして成長できるような業種に就くことも大切です。そのため、現状に満足していないなら、転職も視野に入れて行動してみてはいかがでしょうか。

原稿: ヤマタカ
フリーランスエンジニア。ITに関わるさまざまなコンテンツの企画・制作も行う。ITに関してはノウハウ系、ライフハック系、トレンド系など、幅広い分野の制作実績を持つ。

エンジニアのためのキャリアアップ転職術

この記事はどうでしたか?

おすすめの記事

キャリアを考える

BACK TO TOP ∧

FOLLOW