ゼロからのUnity(3)Unityのアセットについて
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ゼロからのUnity(3)
Unityのアセットについて

2015.04.23

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前回はエディタ画面と用語をご紹介いたしましたが、今回からは具体的な制作内容の説明に入りたいと思います。そこで、Unityでの開発経験がある私へとバトンタッチとなりました。Unityのさまざまな機能について詳しくご紹介していきたいと思います。(賀好 昭仁

では早速本題に入りましょう。前回はUnityの基本的なUIに関して学びましたが、今回からはいよいよゲーム開発の準備に取り掛かります。
さて、ゲームといえばすぐに思い浮かぶのが、ボタン操作に合わせて飛んだり跳ねたりするプレイヤーキャラクターです。自由にキャラクターを操作できるだけでゲームっぽくなりますし、何よりちょっぴり楽しいですよね。
ただ、キャラクターの絵を描くだけでも大変ですし、ましてや3Dモデルなんてそう簡単に作れるとは思えません。(私は作れません・・・)
しかしそこは流石のUnity、誰でもゲームが簡単に作れるよう「アセット」というステキな仕組みを備えています。
今回はゲーム開発の大きな近道となる「アセット」について学んでいきましょう。

■ 「アセット」って?

簡単に言うと、「他の人が作った、ゲームの部品」です。
Unityには自分の作ったアセットを販売できるストア(その名もアセットストア。まんまですね)が組み込まれており、誰でもカンタンに利用することが出来ます。
3Dモデルやテクスチャから始まり、果てはゲームを構成するプロジェクトのサンプルやUnity本体の機能を拡張するものまで、様々なものがアセットとして提供されています。

■ アセットストアを開いてみよう

では、早速アセットストアを開いてみましょう。
まずは前回作成した空っぽのプロジェクトを開きます。
続いて、メニューの「Window」から、「Asset Store」を選択します。
何やら楽しげなウインドウが開きました。
これがアセットストアです。

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右上のプルダウンで日本語表示に切り替えられますので、切り替えておきましょう。

■ アセットをダウンロードしよう

楽しげな項目がたくさんあって目移りしてしまいますが、ひとまず2D用のキャラクター素材を探してみましょう。
アセットストア右側にあるメニューから、「テクスチャ&マテリアル」をクリック、開いたサブメニューから「2Dキャラクター」をクリックします。
楽しそうなアセットが沢山出てきました!

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多くのアセットがありますので、目的にあった項目でソートして探すとよいでしょう。
今回は、「値段」でソートして無料のアセットの中からヒヨコの絵が描かれた「Sprite Pack #1 - Tap and Fly」を選んでみます。 (これに決めた理由は、単純にカワイイからです!)

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では、早速このアセットをダウンロードしてみましょう。
アセットの詳細画面左上に「ダウンロード」ボタンがありますので、クリックします。
Asset Storeのログインウインドウが表示されますので、メール・パスワードを入力してログインしましょう。アカウントを持っていない方は、右下の「アカウント作成」ボタンから作成することができます。

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ログインすると再度アセットの詳細画面が表示されますので、もう一度「ダウンロード」ボタンを押します。
ダウンロードが実行され、パッケージのインポートウインドウが開きます。

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ダウンロードしたアセットの中から、今開いているプロジェクトにインポートするファイルを選択します。今回はデフォルトのまま(全てにチェックが付いた状態)で「Import」ボタンを押しましょう。
インポート後にProjectブラウザを見てみると、「Sprite Pack #1 - Tap and Fly」というフォルダが表示されています。
フォルダの中を見ると、ヒヨコちゃんの画像がちゃんと入っていますね。

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これでダウンロードしたアセットを使う準備が出来ました。
このように、アセットは簡単に導入することができ、ゲーム開発の大きな助けとなります。
「ゲームを作りたい」という想いと、「絵を書きたい」「3Dモデルを作りたい」「プログラミングしたい」という想いは必ずしもイコールではないと思います。以前私が趣味でゲームを作ろうとしたとき、まずは描いたこともないしないドット絵を描くところから始めました。素人感あふれたドット絵を書き終わると、それだけで全てのやる気を使い果たしていました。(笑)
アセットを使えば、そんな切ない経験をすることも無くなります。

ただし、すべてのアセットがいつでもどこでも自由に使えるわけではありません。アセットごとに様々な制約がありますので、使う際には注意が必要です。

■ アセットのライセンスについて

さて、最後にアセットのライセンスについても触れておきます。
アセットのライセンスについては、基本的にアセットストア利用規約に沿います。ちょっと長いですが、ひと通り読んでおくことをオススメします。

http://japan.unity3d.com/company/legal/as_terms

ざっくりまとめますと、
?ゲームへ組み込んだ形での配布はOK、それ以外での再配布は不可
?リバースエンジニアリングや改変不可

といった感じです。
また、アセットによっては独自のラインセンスが記載されている場合があります。(例えば以下のような形。詳細ページ左側の説明文にライセンスに関する記載があり、中央に「ライセンス」リンクが配置されています)

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独自のライセンスが記載されている場合はそちらが優先されますので、ダウンロードする前に必ず確認するようにしましょう。

■ まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したもの以外にも無料のアセットは沢山ありますので、いろいろ試してみると面白いかと思います。
次回はヒヨコちゃんの画像を使って、思い通りに操作出来るプレイヤーキャラを作ってみましょう。

原稿:賀好 昭仁
qnoteスマホアプリ開発チーム技術主任。PHP・Android・iOS・Unityなど複数のプラットフォームでの開発を行う。
しばしば7匹の先輩猫社員たちにイスを占領される。

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