「できる」エンジニアはココが違う!Geekのキャリア論~求められる資質とは?
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「できる」エンジニアはココが違う!Geekのキャリア論
~求められる資質とは?

2014.11.20

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できるエンジニアって、どんなヒト?使用する言語、プログラムの書き方、実装の仕方、全体のデザインや俯瞰した見方…いろいろなポイントがありそうですが、これからエンジニアを目指す人はもちろん、今まさにGeekとして働く人にも、どんな資質があれば活躍できるんでしょうか?これまで多くのエンジニアの方に出会って来られた、エンジニアとしてはベテランのフィールズ代表 津留大次郎さんに「こういう人って、できるなあ!」と感じられたポイントから、求められる資質やキャリアについて伺ってみました!(斉藤 淳郎

津留さんは、2002年より福岡にあるシステム会社に当初はアルバイトとして入社。その後社員時代を経て勤続5年、フリーランスへの憧れから退社し独立。以来7年はフリーランスとして活動して来られましたが、来月以降いよいよ法人化を予定されています!家に帰れば2児の父。コミュニティ界隈では、fukuoka.pm (fukuoka perl mongers )も主催され、福岡エリアに留まらず集まってくるPerlプログラマー達に憩いの場を提供しておられます。 (詳細はhttp://fukuoka.pm.org/も是非ご覧ください!)

■ Q:津留さんが感じる「この人、できるなあ!」というエンジニアって、どんな人?

当然かもしれませんが、OSS界隈では正直皆さん「できる」どころか「スゴイ」人たちです。特に「パラダイムシフトが発生するモジュール」を考え、実際に行動に移して普及までさせた人は、やっぱり「できる人」の要素を感じますよね。いかに「現状に満足しないか」という事だと思います。私だったり、普通のエンジニア達なら、そこはもう不可能なんだと『思考停止』してしまいがちですね。例えば、perl module(amon2、mojolicious、teng、catalyst、dbix::class、moose、template-toolkit等)、 php、node、ruby…と、有名なOSSはほとんどなのですが。やはり「誰もができる、でもそこまで普通しないだろう」ということに、敢えて取り組んでいる人たちは、魅力的だし、尊敬に値すると思うんですよね。

■ Q:「現状に満足しない」というのは、いわゆる資質として「向上心」のある人ということ?

…いや、それは「向上心」とは少し違いますね。「あくなき探究心」なのかな。仕事に向き合う上で現状に満足せず、常により良くしようとする姿勢と、実際の行動が伴っている人なのでしょうね。例えば「それ、いつの間に作ったの?」という開発ツールとかね。彼らは現状のプログラムを見て、本当は自分たちの業務領域ではなくても「わあ、面倒だな…じゃ、俺が作るか」と、手が動いている。実際は多分、本人が気持ち悪くてイライラしているなんてこともあるのでしょうけれど(笑)。

■ Q:それってやっぱり、エンジニアに求められる資質というか、向き不向きにも通じている?

「向き不向き」は問わないでしょう。結局のところ「やりたいか・やりたくないか」ということだと思うのです。プログラマーの地位って、今でこそ活躍したり著名になった方もいますけれど、世間一般的には知られていなかったり、そもそも仕事として低く見られていると感じる人も多いと思います。でも、それを信じてしまっている人は、そもそもこの道を選ばない(笑)。実際に触れてみて、プログラムで動く世界を体感した時に、面白い!楽しい!やりたい!と感じられる人なら、変な言い方ですが向いていなくてもこの仕事は出来る。そもそも向いていなかったら、面白いと感じてもやらないの?という話もありますね。資質という点で強いて言うなら、月並みでしょうが「コミュニケーション能力」ですかね…プログラムをつくる作業という点だけで言えば、それがなくても技術があればできるのでしょうが、結局は技術力にプラスして顧客や共同作業する人々とのコミュニケーションが上手であれば、やはり理に叶った、バランスの良いプログラムが出来上がるのだと思います。

■ Q:資質はもとより、キャリア・経験が重要ですか?

経験の有無は確かに大切です。ですが、ただ経験を積んでいるだけの人が「できる」エンジニアとイコールではないですね。過ごした年数の中で、実際にどういうトラブルや課題に出会い、それを解決してきたか、という「失敗を成功につなげられる人」がスキルを高め、エンジニアとして「できる人」になっていくのだと思います。そういう意味では、当初の資質というより仕事や人生に対する考え方として「良い意味でわがままな人」「全然満足しない人」「解決できると思える人」が求められるのが、エンジニアなのでしょうね。誤解を恐れずに言うならば、ラリー・ウォール(プログラミング言語Perlの開発者)の言葉の引用ですが、時には「怠惰、短気、傲慢に生きる」ということも実は大切なのかなと思います。

うーん、「できないを できると言える エンジニア」…カッコイイと思います!Geek達の培ったモノで、できることがどんどん増えていく時代を創っているのかもしれませんね。ご自身のキャリアの参考になれば幸いです!

原稿:斉藤 淳郎
フリーで活動するディレクター・ライター。キャリアカウンセラー等、二足の草鞋で活動中。

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