IT業界で「サイバーセキュリティ」関連事業が次世代のトレンドと囁かれる4つの理由
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IT業界で「サイバーセキュリティ」関連事業が次世代の
トレンドと囁かれる4つの理由

2014.07.28

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サイバーセキュリティという言葉が、IT業界の次世代トレンドとして注目されています。
サイバーセキュリティとは、ハッカーやスパムウェアの侵入による被害を最小限に食い止めるためのインターネット世界の防御システムのこと。
なぜ、この分野が注目されているのか。その理由をご紹介します。(イワタテ

■ 理由1:アメリカの信頼が失墜し、世界はサイバーセキュリティの新たなリーダーを求めている!

2013年以降、サイバーセキュリティ大国としてのアメリカの信頼が大いに失墜しました。

国家安全保障局(NAS)の元局員であるエドワード・スノーデン氏の告発によると、NASは年間で2億5千万ドルもの予算を使って、インターネットやコンピュータの個体に意図的に自分たちだけが侵入できるバックドア(セキュリティホール)を備え付けさせていたというのです。

サイバーセキュリティ産業は、長らくアメリカの独占市場でした。

しかし、スノーデン氏の告発以降、ヨーロッパやアジアでは、アメリカのサプライヤーを避ける企業が急増しているとも言われており、アメリカ主導ではない、新たなサイバーセキュリティの標準規格を待望する声が高まっています。

■ 理由2:すでに情報は盗まれている! 国家ぐるみのハッキングに対策を講じる必要性!

スノーデン氏の告発と前後して、世界中で国家ぐるみのハッキング行為がニュースで報道されるようになりました。

たとえば、アメリカ政府が中国軍当局者5人を起訴(鉄鋼、太陽光エネルギー、原子力関連の企業や団体のシステムに侵入し、機密情報を盗み出した疑い)したのも記憶に新しい事件。

日進月歩のハッキング技術に対し、防ぐ側の対策は国家レベルの組織でも万全ではありません。

言ってみれば、サイバーセキュリティの技術はまだ未開拓のフロンティア状態。

しかし、その必要性は全世界的に認知されてきており、今後数年のうちに市場の急拡大が起こりえることは、想像に難くありません。

■ 理由3:パスワードやアンチウイルスソフトウェアに代わる技術革新にITエンジニアの需要増!?

現代の標準的なセキュリティ対策といえば、まずはパスワードや、アンチウイルスのソフトウェアが想像されるでしょう。

しかし、ハッカーの手にかかると、4桁のパスワードであれば1秒以下。10桁のパスワードでも数時間のうちに突破することが可能といわれています。

また、アンチウイルスソフトも、ウイルスの多様化速度にワクチンの開発が追いつかず、半分以上の攻撃を検知することができない状態に陥っていることが、その道の有名企業シマンテック社幹部の告白により明らかになっています。

つまり、全世界の全産業および全個人を対象としたサイバーセキュリティの対策は一新されるべきであり、代替される新たな技術の開発者であるITエンジニアの需要も高まるのは必然です。

■ 理由4:2020年の東京オリンピックに向け、日本政府が国策事業化!?

日本政府は2020年に開催予定の東京オリンピックに向け、サイバーセキュリティ戦略を一新。専任の戦略本部の設立に向けた取り組みを推進しています。

つまり、サイバーセキュリティは日本の国策事業のひとつに設定される可能性があるということ。

もともと、オリンピックのような世界的イベントは先端技術の見本市としての側面もあります。

ハッカーにとっても実力を示せる格好の舞台。

日本政府は、本腰を入れての対策を急ピッチで進めなければなりません。

新たなサイバーセキュリティの技術は、2020年までのわずか6年のうちに、日本国内で大きく発展することでしょう。

新たな技術、そして産業が創造される瞬間に立ち会いたい、関わりたいというエンジニアにとって、サイバーセキュリティは魅力的なチャレンジの場になるのではないでしょうか。

原稿:イワタテ
西東京市でコピーライター事務所をやってるイワタテです。
好きな言葉は「愛娘」。趣味は愛娘の写真撮影。
よく書くジャンルは、人材系、ビジネス系、IT系、ライフハック系、不動産系、おもしろ系……全部ですね。
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