イマドキのIDE事情 第5回周辺ツールでGitHubをさらに活用しよう
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イマドキのIDE事情 第5回
周辺ツールでGitHubをさらに活用しよう

2014.05.15

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オープンソースプロジェクトのホスティングサービスには、古くはSourceForge.netおよびその日本語版であるSourceForge.jpからOracleが提供するjava.net、Googleが提供するGoogleCodeなど様々なものがある。ここ数年は、GitHubが注目を集めており、多くの著名なオープンソースプロジェクトが利用している。
GitHubは、その名の通りgitリポジトリのホスティングを中心とするサービスを提供しているが、使いやすいWebインタフェースやソーシャル的な機能、手軽にコードを共有するためのgist、Webサイトのホスティングが可能なGitHub Pagesなど便利な機能を数多く提供している。
今回はこのGitHubを活用するための周辺ツールを紹介しよう。(竹添直樹

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GitHub

■ gitクライアント

itHubを使う上で欠かせないのがgitクライアントだ。コマンドラインで利用してもよいが、GUIで利用できるツールや、普段使用しているエディタやIDEから利用できるツールがあると便利だろう。たとえば、EclipseではEGitというプラグインをインストールすることでEclipse上からgitを利用することができるし、NetBeansやIntelliJなどIDEではデフォルトでgitがサポートされている。

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EGitでのヒストリ表示


Windowsであれば定番ともいえるTortoiseGitを使用することもできるし、MacであればGitHub for MacというGitHubクライアントが提供されているので、こちらを利用するのもいいだろう。

■ IssueやGistとの連携

EclipseにはMylynというタスク管理のための機能が存在するが、GitHubと連携するためのコネクタも提供されている。このコネクタをインストールし、タスク・リポジトリービューにGitHubのリポジトリを登録することで、GitHubのIssueやPull RequestをMylynで操作することが可能になる。

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GitHubのissueをMylynで操作


また、このコネクタをインストールすることでGistとの連携も可能になる。タスク・リポジトリーにGistを登録しておくことで、Eclipseのエディタで範囲選択した部分をコンテキストメニューからGistを作成することができる。

■ Markdownエディタ

GitHubではMarkdownという記法でドキュメントなどを記述することができる。MarkdownはWikiのようなシンプルな記法で、Github上ではプレビュー機能で実際の表示を確認しながら編集することが可能だが、長文を編集する場合はローカルで使用できるMarkdown用のエディタがあると便利だ。

EclipseではMarkdown Editor plugin for Eclipseをインストールすることで、Eclipse上でMarkdownファイルを編集することができる。
表示イメージのプレビューのほか、強調表示やアウトラインの表示などが可能だ。

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Markdownエディタ


また、WindowsではMarkdownPad、MacではMouKobitoといったMarkdown専用エディタがある。

Markdownはブログサービスや技術系の情報共有サイトなどでも採用されるケースが増えてきているので、Markdownを多用する場合はこれらのエディタの利用を検討するといいだろう。

■ モバイルでもgithubを活用

Githubでは公式のAndroidアプリケーションが提供されており、スマートフォンでもGithubを活用することが可能だ。このAndroidアプリケーションではニュースの閲覧やリポジトリの検索・参照、Issueの操作など、様々な操作を行うことができる。

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GithubのAndroidアプリ


AndroidアプリでWebブラウザから可能なすべての操作を行えるというわけではないが、スマートフォンのWebブラウザではGitHubのリッチなWebインタフェースは操作しづらい場合があるし、プロダクトを検索したり、ソースコードやIssueをちょっと参照したい、という場合には便利なツールだ。

■ まとめ

汎用的なgitクライアントだけでなく、GitHubの専用クライアントやEclipseとの連携、モバイル端末からの利用など、GitHubの周辺ツールは非常に充実している。それだけGitHubが開発プラットフォームとして注目を集めているということの証でもあるだろう。これらの周辺ツールを利用することでGitHubをさらに活用できるのではないだろうか。

原稿:竹添直樹
株式会社ビズリーチ所属。Scalaを愛するJVM系プログラマ。業務の傍らOSS開発や執筆活動を行っている。
https://twitter.com/takezoen

※本記事は2012年3月1日にマイナビニュースに掲載された記事を基に、一部加筆修正しています。

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