SEに求められるコミュニケーションスキルとは?~チームワーク編~
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SEに求められるコミュニケーションスキルとは?
~チームワーク編~

2014.03.20

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「対メンバー編」ではリーダー視点のコミュニケーションを述べましたが、今回はさらにチームワークの向上に特化してお話しします。

プロジェクト(以下PJ)の工期中だけの付き合いと侮ることなかれ。チームワークは作業を円滑に進めるだけでなく、メンバーのモチベーションにも大きく影響します。

システム開発の現場において、基本はそれぞれが自分の持ち分(担当箇所)をひとりで作っていきます。しかし各々の技術スキルやモチベーションの差をうまく調整できないと、誰かの遅れが結合テスト以降の進捗に影響を及ぼしたり、誰かのスキル不足によるバグ対応がシステム全体の納期遅れになってしまう恐れが。

昨今、社内SEとPGのみでチームメンバーを構成することはまれ。社内メンバーのスキル不足を補うために優秀な外注SEを多数集めるチームも珍しくありません。

リーダーはもとより、チームメンバー全員が他のメンバーのスペックを把握するためにも密な交流があれば、適材適所の担当指示ができるだけでなく、メンバーの足並みを揃えるためのフォローが円滑に行えます。

そんなチームワークを発揮するためには、どんなコミュニケーションが有効なのか、Geekroid(仮)からの提案です!
島田佳奈

■ キックオフをするとしないでは大違い

PJ発足時にキックオフ(顔合わせ)をするかしないかはPJリーダーの判断です。工期が短かったりメンバーが少数だと省略してしまうこともありますが、ここはぜひメンバー側から開催するよう提案しましょう。

キックオフは業務時間外に開催することが多いですが、仕事以外の残業はなるべくしたくないのが本音。不参加者が出ないようにするには、ランチタイムを利用するのがオススメです。お酒が飲めないメンバーもこれなら安心。
ただでさえ人見知りの多いSEやPGたち。現場を離れてざっくばらんに自己紹介する1ステップはその後のチームワークを左右します。

■ 飲みニケーションに代わる交流を

チームワークの向上には酒を酌み交わすのが一番、というのは昔の話。もちろんメンバー全員がお酒好きであればこれほど親密になれるコミュニケーションはありませんが、飲めないメンバーにとっては苦痛以外の何物でもありません。

代替案として実際に効果があるのは、オンラインゲーム。

昼休みが固定の現場であればランチ後、あるいは3時(おやつ休憩と称して)や、定時から残業前の休憩時間を利用して、メンバー全員で楽しめそうなゲームをやるのです。罰ゲームを決めておくと盛り上がること間違いなし!

ゲームは短時間で誰でもできる単純なもの(トランプやパズル系など)がベスト。この時だけは上下関係も一切ナシで楽しみましょう。
罰ゲームは、たとえば担当を決めていない雑務(共用部の片づけやデスクの拭き掃除)や缶コーヒーの提供など。ゲームで頭の切り替えをしつつ、罰ゲームで快適な環境作りやメンバーへのねぎらいができれば一石二鳥です。

■ 特性を生かしきるためのニックネーム

キックオフ時に自己紹介をしたら、その場でメンバーにニックネームをつけてみましょう。几帳面なら「キチョー」、体力自慢なら「スタミナ」など、ネーミングは属性や特性をキーにするのがポイント。ただし欠点や弱点はコンプレックスを刺激するだけなのでご法度です!

ニックネームをつけるとキャラが特化し、名前で呼ぶより親しみやすくなります。本人の自覚を増す効果もあるので、ネーミングはその人の特性を生かしたものにしましょう。

いかがでしょうか。ここに挙げたのはほんの一例。チームワークをよくするために工夫できることはたくさんあります。縁あって同じチームになったのですから、気持ちよく仕事ができるよう交流を図りたいですね。

原稿:島田佳奈
作家/女豹ライター/コラムニスト。『人のオトコを奪る方法』他著作多数。あまり知られていないが、実はキャリア8年の元SE(C/S、オープン系。専門言語はVB、Java)。SE時代は主にリーダーとSE/PG間のコミュニケーション不全を緩和する稀有なムードメーカーとして重宝される。徹夜3日、稼働月420時間(15h×28日)が限界値(女として終わっているレベル)。AllAbout恋愛、Nifty恋愛結婚、シティリビング他コラム連載多数。
公式サイト https://www.facebook.com/shimadakana.fanpage

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