【例文あり】地方銀行の志望動機作成の流れとポイント|求人・転職エージェント

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更新日:2022/04/14

金融業界

【例文あり】地方銀行の志望動機作成の流れとポイント

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地方銀行に転職したいと考えた時の志望動機においては、その地域に興味を持った理由やその銀行でなければならない理由などを具体性に表現することが大切となります。

そこで今回は、地方銀行の志望動機作成の流れやポイントについて、具体的な例文も交えて解説します。

目次

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地方銀行への志望動機作成の流れ

地方銀行に向けて志望動機を作成する際は、次の3つのプロセスを踏まえて取り組みましょう。

志望する銀行の情報をまとめる

志望動機を作成する最初のプロセスは、志望先と自分自身とを結びつけるための情報収集です。銀行業界の基礎知識を理解したうえで、融資しているエリアや融資比率など、志望先の銀行が地域に対してどのように貢献しているのかを調べてまとめます。

また、証券会社や保険会社など金融系の他業界についてもリサーチしておき、自分が金融業界のなかでなぜ地方銀行に興味を持ったのかも整理しておくことが大切です。

自己分析をする

業界や志望先について詳しくリサーチできたら自分自身の経歴や考え方を洗い出し、強みやアピールポイントを明確にしましょう。

そのうえで、「なぜ地方銀行に関心を持ったのか」「関心を持ったきっかけは何だったか」「他行ではなく志望先でなければならない理由は何か」など、結び付けられそうな情報やエピソードを探し、自分がなぜ銀行業界を目指しているのかをはっきりと伝えられる状態を作り出します。

志望動機の文章を作成する

自分の中にある具体的な志望動機が見えたら、実際に志望動機の文章を作成します。誰でも書けるような一般的な内容ではなく実際のエピソードを織り交ぜながら自分だけのオリジナルの内容に仕上げることで、より説得力があり採用担当者に響きやすい内容にすることができます。

地方銀行の志望動機作成のポイント

志望動機の作成においては次の3つのポイントを押さえておくことが大切です。どれだけ魅力的なエピソードを持っていてもそれが相手に伝わらなければ意味がありません。文章構成は慎重におこないましょう。

結論を最初に書く

結論を最初に書くと、すっきりと伝わりやすい志望動機になります。そのうえで「なぜ金融業界を志望しているのか」「その中でもなぜ銀行なのか」「地方銀行を選んだ理由は何か」「志望先の銀行でなければならなかった理由はどこにあるのか」が説明できれば、より説得力が増した志望動機になります。

理由の説明は経験とセットにできると良い

理由の説明は自分の経験とセットにできると説得力が高まり、相手に響きやすい志望動機を作成できます。「私が銀行業界を志望している理由は〇〇です。それは△△という自身の経験がきっかけであり~」など、具体性のあるエピソードを交えて記述することがオリジナリティのある志望動機に仕上げるコツとなります。

入社後にどう貢献したいのかも書く

入社したらどのような形で貢献していきたいのかも伝えましょう。

たとえば、「これまで携わってきた〇〇という経験を活かし、貴社では△△のような業務で活躍したいと考えています」「将来的には〇〇という役職を目指したいと考えています」など、入行先の銀行で長く活躍したい意思を採用担当者に伝えることが大切です。

地方銀行を志望する際の自己PRについて

地方銀行を志望する際は次のように自己PRを書くと効果的です。自己PRが曖昧だと人物像が見えにくく、志望度が低いと判断されてしまう可能性もあります。意欲が見えやすい内容を意識しましょう。

その地域を志望する理由は必須

地方銀行を目指す場合は「なぜその地域でなければならないのか」が重要視される傾向にあります。自分の出身地であれば幼い頃からの関わりについて述べたり、出身地以外であればその地域に興味を持ったきっかけのエピソードを交えて記述したりする必要があります。採用担当者が読んだ時に納得できるような理由を提示できるよう心がけましょう。

業務に関係する経歴や資格があれば盛り込む

銀行業界に転職する際には必ずしも資格が必要となるわけではありませんが、業務に関連する経歴や資格があると転職に有利になる可能性は大いにあります。
もし自分のスキルの中に銀行業界での業務に活用できそうな経歴や資格があるなら、ぜひ志望動機の中に盛り込むようにしましょう。唐突に感じられないよう、できるだけ自然に盛り込むことが大切です。

経験に基づかない自己PRはNG

自己PRは自身の経験に基づいた内容を記述することをおすすめします。「〇〇という理由で△△の役割を担うことが多い」「〇〇という実績があり△△の分野では貴社に貢献できます」など、説得力のある自己PRを心がけます。

「〇〇という分野では貴社に貢献できると考えています」「△△という役割を任される場面が数多くあります」といった内容では、なぜそのように自負しているのか理由がわからず信頼度が低い情報となってしまいます。

地方銀行の志望動機作成に使える例文

最後に、地方銀行の志望動の作成の例文をご紹介します。

「私は銀行の仕事を通して生まれ育った神奈川の企業をサポートしていきたいと思い、貴行を志望しました。

神奈川県海老名市の出身で、幼少時から現在まで同じ土地で育ち、海老名には愛着を持っています。前職では法人を対象とした保険営業を行っておりましたが、銀行という立場で企業の成長を手助けしたいと考えるようになり、銀行を志望しています。

貴行は多彩な金融商品を扱っており、地域の企業をさまざまな観点からサポートされている点に魅力を感じました。貴行は神奈川県内の貸出金の割合が35%と非常に高く、地域の企業を支えていく姿勢に感銘を受けています。

長く暮らし続けた神奈川で貴行の一員となり地元の企業を支える業務に邁進することで、地域にも貴行に貢献したいと考えています。お客様と密接なコミュニケーションを図り、どのような場面でも信頼して頂ける人材として貴行で活躍していくのが私のビジョンです。」

まとめ

本記事では、地方銀行の志望動機作成の流れやポイント、例文などについてお伝えしてきました。地方銀行を志望するなら、経歴や資格なども交えた説得力のある自己PRを行いつつ、盛りすぎずに事実に基づいた誠実な志望動機に仕上げることが大切です。

そのためには、志望先の銀行の情報収集や、それを自らのエピソードと結びつけるための自己分析が必須となります。志望先でなければならなかった理由が明確に採用担当者に伝わるよう、熱意が伝わる志望動機を作成しましょう。

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マイナビエージェント編集部

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