社会人3年目の転職はおすすめできる?成功のコツとメリット・デメリット|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2023/12/20

第二新卒

社会人3年目の転職はおすすめできる?成功のコツとメリット・デメリット

dainishinsotsu_460.jpg

この記事のまとめ

  • 社会人3年目の人材は第二新卒に分類され、採用に力を入れている企業は少なくない。
  • 社会人3年目の方が転職を成功させるには、キャリアプランを明確に掲げ、自分が望む仕事にチャレンジできる業界・職種・企業を選ぶことが大切。
  • 社会人3年目で転職を検討しているのであれば、自分の市場価値を高めるための努力が重要。

社会人生活3年目を迎えたものの、新卒入社した企業にミスマッチを感じて転職したいと考えている方もいるのではないでしょうか。社会人3年目の人材は第二新卒として有利な条件で転職できる可能性があるため、将来のキャリアビジョンが明確であれば前向きに転職活動を進めることをおすすめします。

この記事では、社会人3年目の方が有利に転職するために意識したいコツを紹介します。企業が社会人3年目の転職者に求めるものを意識しつつ転職活動を展開することで、理想の転職を実現できるようになるでしょう。

目次

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

社会人3年目の転職者を取り巻く環境

dainishinsotsu_460_1.jpg

転職で重視される要素や市場の環境は、年代によって大きく異なります。社会人3年目の若手人材を取り巻く環境はどのようなものなのでしょうか。

社会人3年目の転職者を一般的に「第二新卒」と呼びます。ここでは、第二新卒の転職市場における評価や転職事情について見ていきましょう。

第二新卒の募集に力を入れる企業が増えている

若手人材の確保を目的として、多くの企業が第二新卒の募集に力を入れています。年齢が若く、新たな仕事になじみやすい柔軟性を備えた第二新卒には将来的な活躍が期待できるためです。また、社会人経験を通じて一定のスキルやビジネスマナーを習得していることも高く評価されるポイントのひとつです。

企業の採用担当者は第二新卒を採用するにあたり、実績やスキルよりも熱意や入社意欲を重視する傾向にあります。そのため、社会人3年目でやりたい仕事へ転職したいと思っているのであれば、積極的にチャレンジするのがおすすめです。第二新卒枠を中心に求人を探すことで、転職を成功させやすくなるでしょう。

第二新卒向けの転職サービスがある

世の中には、第二新卒をメインターゲットにした転職サービスが存在します。多くの企業が第二新卒の採用に力を入れており、転職市場において高い需要があるためです。

社会人3年目の転職では、第二新卒向けに展開されているさまざまな転職サービスを利用できます。転職エージェントなどを活用すると、より有利に転職活動を進められるでしょう。まずは自分に合った転職サービスがないか探してみることをおすすめします。

社会人3年目の転職者の3つの特徴

dainishinsotsu_460_2.jpg

社会人3年目の転職者には、3つの特徴があります。この特徴は企業側が期待している部分でもあるため、ここできちんと理解しておきましょう。転職活動においては下記で紹介する要素を理解し、積極的にアピールすることが重要です。

1. ポテンシャルが高い若手である

社会人3年目は高卒であれば21歳前後、大卒であれば25歳前後の方が該当します。社会人としての実績やスキルには乏しいものの、将来性や潜在能力などのポテンシャルが期待できる点が最大の特徴です。

企業側は社会人3年目の方に対し、実務を通じて着実にスキルアップを遂げ、将来的に自社の発展に貢献できる人材へ育ってくれることを期待しています。そのため選考に臨む際には入社意欲ややる気を示し、柔軟性をもって前向きに業務に取り組む姿勢を示すことが大切です。

2. 社会人としての基礎力がある

同職種への転職を目指している場合、転職先の仕事の進め方さえ覚えればそれほど時間をかけずに即戦力として活躍できます。

また、社会人の基礎となるビジネスマナーはすでに備わっています。そのため、未経験職種であったとしても、新卒入社したスタッフよりも少ない研修で実務に入れるといえます。

3. 実績をPRしやすい

転職活動をするうえで、これまでの実績は大きな武器のひとつです。実績は転職を希望する企業に対して自分がどのように貢献できるかを伝え、採用担当者に入社後の働きを予測してもらうために重要な役割を果たします。

入社後1年未満などの短期間で辞めた場合は、応募先企業に対して十分にPRできる実績を持っていないかもしれません。しかし、3年目になれば、1年目~2年目の従業員よりも責任のある仕事を任せられていることが一般的であり、アピールできる実績もあるでしょう。さらに、一定期間ひとつの企業に勤め続けてキャリアを積んだという事実があるため、継続力への評価も期待できます。

社会人3年目で転職するメリット

dainishinsotsu_460_3.jpg

第二新卒枠を活用して社会人3年目で転職することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。下記で紹介するポイントが魅力的だと思うのであれば、転職を積極的に考えるのがおすすめです。特に未経験職種への転職は年齢が高くなるほど難しくなるため、早めに行動することが大切といえます。

未経験職種への転職を実現しやすい

一般的な中途採用と比べて、社会人3年目の人材を対象にした第二新卒採用はポテンシャルを重視します。そのため、十分なスキルがなくても転職を実現しやすく、未経験職種を目指しやすいのがメリットです。

現職に将来性を感じられないなどの理由で異業種・異職種への転職を検討しているのであれば、できるだけ早く行動することをおすすめします。まずは自分が目指したい業界を明確にしたうえで、第二新卒を募集している企業を探すとよいでしょう。

年収がアップする可能性がある

年収を上げられる可能性がある点も、社会人3年目で転職するメリットのひとつです。

厚生労働省が発表している「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると、令和4年の転職者で年収が増加した方の割合は、20歳~24歳で40.5%、25歳~29歳で45.6%となっています。転職によって年収の1割以上の増加を実現した方も少なくありません。

ただし、年収が「変わらない」「減少した」と回答している転職者も一定数いる点には注意が必要です。

参照:令和4年雇用動向調査結果の概況|厚生労働省

これまでに培ったスキルをある程度活かせる

社会人3年目の方は、社会人1年目・2年目の方と比較すると社会人経験が長い分、よりビジネスマナーやコミュニケーションスキルなどの能力を身につけていることが一般的です。

これらのスキルはポータブルスキルとも呼ばれ、業界・職種を問わず活かせます。新卒で就職する方と比べて大きな強みになる部分でもあるため、選考時には積極的にアピールしましょう

社会人3年目で転職するデメリット

dainishinsotsu_460_4.jpg

社会人3年目の転職にはメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。メリットだけに注目して転職すると、予想外の事態に直面した際に後悔してしまいかねません。デメリットがあることもきちんと理解したうえで、自分にとって転職が本当に最適な選択肢といえるのかを考えましょう。

ここでは、社会人3年目で転職するデメリットを3つ紹介します。

キャリアがリセットされる

未経験職種に転職すると、これまで積み重ねてきたキャリアがリセットされます。社会人3年目とはいえ、ある程度のキャリアがあることは事実です。しかし、転職後は再び最初からキャリアを築いていく必要があります。場合によっては、キャリアのリセットにより高度な業務にチャレンジしてキャリアアップする機会を逃すこともあり得ます。

将来的にキャリアアップしてさらに活躍したいと考えているのであれば、常に努力してキャリア形成の遅れを取り戻しつつ、高度かつ希少価値が高いテクニカルスキルを習得することが欠かせません。

早期退職が選考に影響する場合がある

社会人3年目での転職には、前職を短期間で辞めたという事実があります。そのため、選考においてマイナス評価を受ける可能性があることに注意しましょう

ただし第二新卒は需要が高く、早期退職を複数回繰り返しているのでない限り過度に心配する必要はありません。「スキルアップしたい」「キャリアアップにつながる仕事がしたい」など、採用担当者が納得できる退職理由がある場合は、意欲を買われてプラス評価されることもあります。

再びミスマッチに悩むリスクがある

転職後、状況によっては再びミスマッチに悩む結果になることもあります。ミスマッチを避けるには、検討段階からきちんと転職の軸を定め、企業研究を念入りにしたうえで転職先を選ぶことが大切です。具体的な転職活動の進め方は以下のとおりです。

  • 転職したいと思った理由と転職によって実現したいことを明確にする
  • 転職目的を実現できる業界・業種を選ぶ
  • 企業研究を念入りにして納得できる転職先を選ぶ

転職目的や実現したいことをはじめとした転職の軸が定まっていないと、転職後にミスマッチに陥りやすくなります。まずは自己分析をする時間をきちんと確保し、よく考えることをおすすめします。

社会人3年目に求められていることとは?

dainishinsotsu_460_5.jpg

社会人3年目の人材に求められている役割を知ることも、転職活動を円滑に進めるために欠かせない要素のひとつです。自らの役割を認識し、企業のニーズを満たせる人材こそ企業から求められる存在といえます。社会人3年目での転職では、以下で紹介する3つのポイントを意識しましょう。

1年目・2年目の教育

企業活動の発展と安定には、スキルやノウハウの継承が重要です。そのため、企業は社会人3年目の社員に対し、入社1年目・2年目の人材の教育を期待しています

社会人3年目になると、ビジネスパーソンとしてのあり方や基本的なスキルを習得し、仕事に対する理解と経験を積んでいます。さらに、新卒のときに抱いていた熱意もまだ持っている世代です。社会人1年目・2年目の新人の気持ちに寄り添えるため、効果的な教育ができると考えられています。

上司や先輩のサポート役

上司や先輩のサポート役を担うことも、社会人3年目の人材に寄せられる期待です。目の前の仕事や自分のことに精一杯だった社会人1年目・2年目とは異なり、社会人3年目ともなると心に余裕が生まれてくるでしょう。そのため、広い視野を持って仕事に取り組めるようになり、いままでとは異なる役割を担えるようになります。

約3年にわたって上司や先輩の働きを間近で勉強しつつ、新人の心情や立場にも理解を示せる位置にいるのが社会人3年目の特徴です。時には上司や先輩から意見を求められたり、相談を持ちかけられたりすることもあるでしょう。上司や先輩から頼られることは、一定の信頼を得ている証拠です。

自分には大したことはいえない、できないと思うこともあります。しかし、できる限りの努力を続けていくことは、ビジネスパーソンとしてのさらなる成長につながるでしょう。

自ら行動できる自主性

社会人3年目の理想の姿は、「自走できる人材」です。社会人1年目・2年目のときは、上司や先輩からの教えや指示をもらいつつ仕事を進めるのが通常です。しかし、着実に経験を積んできた社会人3年目の人材には、自ら考えて行動する自主性が求められます

自らの裁量範囲を超える重要な意思決定は上司に判断を仰ぐ必要があるものの、一般的な業務においてはいままで学んできたことや経験則を基に自ら判断し行動できるようになります。主体的に行動できるようになることは、一人前のビジネスパーソンとして欠かせない要素です。

入社後3年目までにやっておくべきこと

dainishinsotsu_460_6.jpg

転職を成功させるうえで、社会人3年目までにやっておかなければならないことは多種多様です。ここでは、普段の業務で特に意識したいことを4つ紹介します。社会人1年目・2年目までに意識してこれらに取り組むことで、3年目を有意義に過ごせるでしょう。

資格を取得する

業務に必要な資格を取得しておくことは、今後のキャリアや待遇においてプラスに働きます。社会人1年目・2年目の頃は、よほどのスキルがない限り同期の間でも成長具合や実績にさほど大きな差は生まれません。

しかし、社会人3年目を迎える頃には明確に能力や実績の差が見え始めます。したがって、なるべく早い段階で専門的なスキルを学び、資格という形で対外的に証明するのが望ましいでしょう。

取得するとよい資格は業務に直結するものです。そのような資格を取得すれば手当が支給されることもあるため、年収アップにもつながります。どのような資格が業務に欠かせないのか、手当の対象になっている資格は何かを確認し、勉強するのがおすすめです。

教えられたことは素直に受け止める

社会人3年目に入るまでは、やることのすべてが初めてだったり慣れていなかったりして、思ったように進められないことがあります。上司や先輩から指導を受ける機会も多くありますが、教えられたことは素直に受け止めるようにしましょう

内容が理解できない場合は、まず自分の頭で考えてみることが成長するために欠かせません。その結果、やはり理解できないことがあれば、自分の考察と併せて質問しましょう。

教えられたことを突き返したり否定したりするのではなく、まずは素直に受け止めてよく考えることで成長するチャンスを得られます。

できる仕事を増やす

社会人3年目までは、とにかく実務経験を積むことを意識しましょう。目の前の仕事を一生懸命こなすことを基本としつつ、「ここからさらにできることはないか」と思考するのが重要です。

また、できる仕事を増やすためには「すでにできている人」から見て学ぶことも欠かせません。疑問点があるときはすぐに質問するのではなく、まずは自分で考えて試してみることでビジネスに必要な思考力が鍛えられます。

社内を見渡せば、「○○のプロ」「○○が得意な人」が数多くいることでしょう。周囲の様子を観察して学び、自分のスキルに変えていくことで大きく成長できます。

積極的にチャレンジする

日々の業務に積極的に取り組むうえで、ある程度の失敗は避けられません。しかし、失敗を恐れることなくチャレンジし続けることが、ビジネスパーソンとして成長するためには不可欠です。論理的思考やリスクの考慮も重要ですが、自ら行動して多くを学ぶことはより重要といえます。

早いうちからトライアンドエラーを繰り返すことで、失敗を成功につなげる方法を学べます。上司や先輩の指導を仰げる社会人3年目のうちに、ぜひさまざまなことにチャレンジしていきましょう。

3年目の転職を成功させる5つのコツ

dainishinsotsu_460_7.jpg

社会人3年目の転職を成功に導くには、これから紹介する5つの要素が重要です。転職を目指している方は、この5つの要素を網羅できているかどうか、一度振り返ってみましょう。不足している部分が明らかになったのであれば、自ら進んで強化することが求められます。

1.転職市場における自分の価値を客観的に評価する

自分の価値を見極めることで、自分のスキルを認めてくれて、存分に能力を発揮できる企業がどこなのかを判断しやすくなります。入社後3年目を迎えた方の転職市場における客観的な価値は、どこにあるのか気になるのではないでしょうか。

これまでの社会人経験を振り返り、武器になるポイントはどこなのかを客観的に評価してみましょう。経験やスキルを一度書き出すことで強みを探しやすくなるため、この機会に取り組んでみるのがおすすめです。

志望先が決まった後は、入社してからどのように貢献できるのかを具体的に考えましょう。企業の採用担当者は、入社後にどのような活躍ができる人物なのかを知りたいと考えています。即戦力として活躍できる分野は何か、将来的にはどのような働きができるのかを考え、関連するスキルや経験をアピールしましょう。

自分自身を客観的に見て冷静に判断できれば、自己PRの書き方に悩むこともなくなります。うまく考えがまとまらない方や客観視できているかどうか不安な方は、友人や家族・転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。

2.自分自身のキャリアプランを明確にする

転職が成功するかどうかは、企業からの需要だけで決まるものではありません。企業と自分のマッチングによって成立します。「求められている企業に決める」という考えだけでは、希望する仕事に就くことはできません。

転職活動を成功させるためには、自分自身の希望やキャリアプランをはっきりさせておく必要があります。なぜ転職するのか、転職後に自分は何がしたいのか、将来どのような自分になりたいのかを考えてみてください。

転職は、望んでいる未来を実現するためのステップです。理想のキャリアプランを実現するには、自分の目指すキャリアとそこにいたる道筋を考える必要があります。キャリアプランが明確になっていなければ、どのような転職先が適しているかを判断できません。

3.業界分析と企業分析を怠らない

業界分析や企業分析は、転職活動をするうえで避けられないものです。求人へ応募する前には、業界全体の将来性や企業の経営方針、業界内での立ち位置、経営ビジョンなどを十分にチェックしましょう

上記のような企業研究は、転職後のミスマッチを防ぐことにつながります。勤める企業選びは、毎日の生活の中で多くの割合を占める時間をどこでどのように過ごすのかを選ぶことともいえるでしょう。

もちろん、選考が進む中で違和感があれば辞退できます。しかし、辞退すると求職にかかった時間と労力がすべて無駄になります。希望にそぐわないことに気づかず転職を決めた場合、またすぐに転職する羽目にもなりかねません。そのような事態に陥らないためにも、応募先の企業研究は念入りにしましょう。

4.転職理由は明確にしておく

転職理由を明確にしておくことは、後悔しない転職を実現するために欠かせません。主な理由は、より自分にマッチした企業や仕事に出会える可能性が高まるためです。

たとえば、「連日の長時間労働により体調を崩したため、ワークライフバランスを改善したい」という理由であれば、勤務時間や休日が固定化されており、時間外労働が少ない仕事に焦点を当てて探せます。転職理由を明確にするほど企業選びがスムーズになり、自分に合った仕事を選べるでしょう。

転職理由の明確化は、いざというときのよりどころの確保にもつながります。転職して仕事を続けていく中で、自信を失ったり転職したことを後悔したりするケースがあるためです。

そのとき、「自分は○○だから転職を決断した」と転職理由を明確に思い出せれば、仕事に取り組む意欲を高められます。最善の選択をしたことを確信し、勇気を出して努力し続けられるでしょう。

5.転職エージェントを活用する

社会人3年目の転職を成功させる方法は多種多様です。しかし、自分で描いたキャリアプランを実現する理想的な転職を実現するうえで、ひとりでは不安を感じることもあるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、転職エージェントの活用です。たとえば、マイナビエージェントは転職業界に精通しており、人材を求める企業と転職したい求職者をつなげてくれます。

成功に導く転職活動のプロセスが体系化されていて、経験が浅い社会人3年目の人材でも着実な準備を進めることが可能です。一人ひとりの求職者に専任のキャリアアドバイザーがつき、不安や疑問をすぐに解消できるのもうれしいポイントといえます。

社会人3年目の自分がどのように企業を選定して採用選考に臨めばよいのか、プロ視点でアドバイスをもらえるため、より理想に近い転職が実現しやすくなります。マイナビエージェントの転職サポートに興味がある方は、お気軽にご相談ください。

社会人3年目の転職で陥りがちな失敗例

dainishinsotsu_460_8.jpg

最後に、社会人3年目の転職でやってしまいがちな失敗例を3つ紹介します。転職を後悔することのないよう、これらの失敗例をあらかじめ知っておきましょう。

1.勢いだけで転職先を決めてしまう

友人の話やインターネットで仕入れた知識、SNSの評判など、さまざまな情報から「この業界はおもしろそう」と思うこともあるでしょう。興味を持つのはよいことですが、一部の情報しか調べずに勢いで転職を決めると、ミスマッチが起こりやすくなります。

同様に、求人募集の条件だけで転職先を選んだり、たまたま目についた仕事を選んだりするのもおすすめできません。転職をするときは、その企業・職種のことをできる限り調べて、5年・10年と長期的に働き続けるビジョンが見えるかどうかを考えましょう。十分な企業研究をすることで、転職してから後悔するリスクを軽減できます。

2.現状から逃げ出すために転職してしまう

焦って転職をしようとすると、応募先企業の本当の姿が見えづらくなります。チャンスを逃さないことも大切ですが、それが本当に自分にとっての「チャンス」なのかは慎重に検討しなければなりません。思わぬ失敗をしないためにも、焦りは禁物です。

「転職を焦らない」とは、転職先をよく吟味するだけでなく、「本当に転職が必要なのか検討する」という意味も含んでいます。

特に、現状の嫌なことや辛いことから逃げ出すためだけの転職は、失敗を招く大きな要因となります。転職に失敗したと自覚がある人の中には、「とにかく辞めたい一心で早々に内定が出た企業に転職したものの、社風も業務内容も合わずに後悔している」と語る人も少なくありません。

転職を志す理由はさまざまですが、「いまの職場では実現できない目標がある」「いまの職場の人間関係が合わない」といったケースもあるでしょう。しかし、現状から逃げ出すために焦って転職するのはおすすめできません。

現職に対する不満は、自分が動くことで変わるケースもあります。たとえば人間関係の問題であれば、異動を希望して新しい部署に行くことで解決できるでしょう。また、現職ではできないと思っていたような仕事内容であっても、別の部署に異動すれば近い仕事ができることもあります。

仕事への取り組み方を見直すと、抱いていた不満が解決することもありがちです。転職以外の道は本当にないのか、もう一度立ち止まって検討してもよいでしょう。

3.転職先が決まる前に仕事を辞めてしまう

転職先を見つける前に退職した場合、なかなか次の転職先が見つからないために収入の問題や焦りが発生し、本当は譲れない条件を諦めて転職先を決めてしまう可能性が高くなります。

仕事を辞めてから転職活動をしたほうが、十分に時間を使えるのは事実です。しかし、リスクを減らすには、転職先が決まってから現職を退職するのがベターです。

まとめ

dainishinsotsu_460_9.jpg

社会人3年目の人材は需要が高く、好条件で異業種・異職種への転職を実現しやすいのがメリットです。しかし、転職を成功させてミスマッチを防ぐには、念入りの準備が欠かせません。

ひとりで準備するのは難しい部分もあるため、できるだけ早い段階で転職エージェントに相談するのがおすすめです。マイナビエージェントでは、各業界の最新情報を熟知した経験豊富なキャリアアドバイザーが一人ひとりの転職目的を実現するために徹底的なサポートを提供します。

第二新卒の転職にも強いため、社会人3年目での転職を検討している方は、この機会にぜひマイナビエージェントにご相談ください。

関連記事:第二新卒の転職ならマイナビエージェント

第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント第二新卒の転職をサポート マイナビエージェント

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ